忘れられない思い出 胸の内に 姿も言葉も背中も またいつか きっといつか 何を願って 何を望んで 先を見据えていたの 通知のこない LINE開いて 「ありがとな」「暇な…
この世が地獄の一部なら 指す光は、何のため? 喜んで、楽しんで より深く、孤独を感じて 惑う心は、何を知らせるの? 負った業を少しずつ、すり減らして この先はどこ…
あの子はどうしているのだろう……そんな考えが過ぎったのは、鮮やかな夕焼けと、街角の歌唄いから流れてきたメロディのせいかもしれない。 いつの事だったのか、それさえ…
シトシトと雨が降る。 グラスの氷、静かに沈む。 タバコの煙が、燻り消える。 夜の闇に、差す光。 柔らかな、レモンイエロー。 手は届かずとも、欲しいと嘆く。 Cry for …
美しい人。 はっと息を飲む。 年輪を重ね、歪さと、温かさと 醜さと、柔らかさを内包させて。 貴女の姿、ただ見惚れて。 凛とした穏やかな姿の下に たくさんの哀しみを携…
暗くなった窓の外 パラパラと音が響く 運ばれてきた涼と 射した陽のひかり 洗い流された外の世界 ガヤガヤと音が聞こえる 楽しそうな笑い声と 渇き始めた雨の香り ど…
自分の良いところってなんだろう? 魅力的、と言ってくれたって それがどこなのか、分からなくて。 繕って、偽って。 それが本当の自分なのかな? 曝け出して、醜くて。 …
答えはね、もう出してるの。 だけどね、迷うし怖くて。 どれを選んでも きっと正解で。間違いで。 結局は、覚悟を持てないでいるだけ。 正しい答え なんて、ないのは分か…
欲しい言葉、もらえるあなたと 心の奥底、求めた答え投げかけるあのこ。 優しくて。厳しくて。 その温かさ、今は感じて。 流せた涙。 溢れる雫。 足元に満ちた水、漂い流…
「自分の機嫌は、自分でとるものよ」 あの人の言葉、心にしまって。 分かっててもね、できない事なんて あふれすぎてて。 どうするか、なんて。 あなたに委ねるつもりは…
あの日見た夢、追いかけて。 辿り着いたこの場所で。 輝かしい日々。 幸福のかけら、拾いあつめて。 あつめたピース、こぼれ落ちる。 最後に残った小さな光。 うまくなん…
夜は味方だって、ずっとそう思ってた。 静寂の中。 一筋の月明かり。 その静けさが、心地良くて。 陽の光はどう足掻いたって、眩し過ぎて。 立ち向かってなんて行けない。 …
紙の上に並ぶ文字列。 そこから逃げたがっているかのように、一文字ずつ浮かび、ふわふわと踊り、舞う。 こんなにも囚われて。 見知らぬ誰かに、何かを刻み、足跡を残して…
Daisy
2022年5月25日 21:27
忘れられない思い出 胸の内に姿も言葉も背中もまたいつか きっといつか何を願って 何を望んで先を見据えていたの通知のこない LINE開いて「ありがとな」「暇なら来いよ」って、、、グラス傾けて 思い出に浸って声も笑顔も記憶もまたいつか きっといつか望まない貴方が 望むあたしが何を見据えていれば良いの応えの来ない 連絡先に「悪かったって」「冗談だよ」って、、、
2022年4月8日 00:38
この世が地獄の一部なら指す光は、何のため?喜んで、楽しんでより深く、孤独を感じて惑う心は、何を知らせるの?負った業を少しずつ、すり減らしてこの先はどこに続いてどこに向かうのかその答えは煙の中。空高く、立ち昇るのか黒く、堕ちていくのかふわり、漂うのかわたしは何を望んでいるのか堕ちて朽ちても致し方ないと、それも自ら望む事なら訪れる最期の時までどうせなら 見
2021年9月29日 01:22
あの子はどうしているのだろう……そんな考えが過ぎったのは、鮮やかな夕焼けと、街角の歌唄いから流れてきたメロディのせいかもしれない。いつの事だったのか、それさえも朧気なほど昔の記憶だ。日が沈みかけてもなお、日中に蓄えた熱がアスファルトから立ち上り、じっとりと汗がにじむ。ふーーっ。亜沙子は静かに息を吐くと、紅く染まった街並みに目線を送り、届いてくる歌声に耳を傾けた。あの子に出会ったのも、たし
2021年9月9日 20:22
シトシトと雨が降る。グラスの氷、静かに沈む。タバコの煙が、燻り消える。夜の闇に、差す光。柔らかな、レモンイエロー。手は届かずとも、欲しいと嘆く。Cry for the Moonどれだけ経ってもReach for the Moon行きつきはしない。雨音に消えた言葉残して。溶けた想い、片隅に。灰色の煙を、心に仕舞う。Ask for the Moon駄々をこねてもA
2021年9月6日 21:06
美しい人。はっと息を飲む。年輪を重ね、歪さと、温かさと醜さと、柔らかさを内包させて。貴女の姿、ただ見惚れて。凛とした穏やかな姿の下にたくさんの哀しみを携えて。そんなに優しく、なんてまだまだ道のりは、はるか彼方。その横顔に、憂いを潜める儚く、強く。心に残った陰を忘れず。美しい人。遥か遠く、草原の木の下で、風に揺れるワンピースたなびく、長い髪。貴女の姿、心に残
2021年8月20日 18:51
暗くなった窓の外 パラパラと音が響く運ばれてきた涼と 射した陽のひかり洗い流された外の世界 ガヤガヤと音が聞こえる楽しそうな笑い声と 渇き始めた雨の香りどこにいたって 世界は手のひらの中想いは心の中に潜んで、巡る大丈夫、なんて意味のない音の集合体その世界創るのは 自分自身沈んでいく陽のひかりが溶けて 夜へと変わる雲が境界線になって まだ残された昼の顔灯りだした街灯 ガ
2021年8月3日 19:37
自分の良いところってなんだろう?魅力的、と言ってくれたってそれがどこなのか、分からなくて。繕って、偽って。それが本当の自分なのかな?曝け出して、醜くて。これも全部あたしなの。あなたの良いところ、あたしは知っているよ。そんなに哀しい瞳携えて。あなたのTrueclorsちゃんと見たから。繕って、偽って。それも本当のあなたの一部。曝け出して、醜くて。それがあなたの魅力なの
2021年7月31日 19:38
答えはね、もう出してるの。だけどね、迷うし怖くて。どれを選んでもきっと正解で。間違いで。結局は、覚悟を持てないでいるだけ。正しい答えなんて、ないのは分かっているよ。とった行動の後、やっと言える事だから。間違ってなかった。正しかった。だって後ろに道ができてるでしょう。選んだ答えが、作った道筋。答えなんて、どこにもないよ。だって、彷徨ってばかりで迷子中。ほら、間違っ
2021年7月29日 19:06
欲しい言葉、もらえるあなたと心の奥底、求めた答え投げかけるあのこ。優しくて。厳しくて。その温かさ、今は感じて。流せた涙。溢れる雫。足元に満ちた水、漂い流れる暗闇に照らした月が、足元に揺れる。ここから歩み、踏み出す一歩。絡められた水に足取られてもまた一歩、進めて行こう。あなたの声と、あのこの声が満たした心流されてしまう前に。立ち止まっても、しゃがみ込んでもまだ
2021年7月24日 18:38
「自分の機嫌は、自分でとるものよ」あの人の言葉、心にしまって。分かっててもね、できない事なんてあふれすぎてて。どうするか、なんて。あなたに委ねるつもりはないよ。けれど、機嫌がナナメで、あっちこっち向いちゃって。ここから。そこから。どう進んで、どこを向こうか。自分の機嫌、とるために。あなたと、あのこと、手を取り合って。ここから。あそこへ。心の在り方、探して
2021年7月22日 19:19
あの日見た夢、追いかけて。辿り着いたこの場所で。輝かしい日々。幸福のかけら、拾いあつめて。あつめたピース、こぼれ落ちる。最後に残った小さな光。うまくなんて、はなから望みはしていないのに。知ってたはず。分かってたでしょ。期待はずれ、なんて、決めつけないで。夢見たあの日、今ここにあるって、たった一つ、残ったかけら。うまくなんて、いかないさ。そんな望み、手放して。うま
2021年7月21日 19:00
夜は味方だって、ずっとそう思ってた。静寂の中。一筋の月明かり。その静けさが、心地良くて。陽の光はどう足掻いたって、眩し過ぎて。立ち向かってなんて行けない。夜が怖くなるなんて、思ってもみなかった。音のない時間。暗闇の中。誰かの声が、雑踏が恋しくて。陽の光はやっぱり眩し過ぎるけど。ねえ。あなたの声が聞こえてくるから。溶けてしまいたい。解かされてしまいたい。いつまでも謎かけ
2021年7月19日 06:59
紙の上に並ぶ文字列。そこから逃げたがっているかのように、一文字ずつ浮かび、ふわふわと踊り、舞う。こんなにも囚われて。見知らぬ誰かに、何かを刻み、足跡を残して、映像になって。綻びから飛び立った一文字の紙魚。自由を得て。それでも、行き着いた紙の上に潜む。自ら囚われの身へ。逃れられない、逃れたくない。この中で意味を見出して。それが存在意義だと、そうとしか居られないなら、と。