「どこでも誰とでも働ける」(尾原和啓)読了(前編)

長かったGWも今日で終わりですね
沢山リフレッシュして、沢山アウトプットができたでしょうか?

私も沢山お休みをいただいて、多くのインプットができました。
今日は課題図書の一冊、「どこでも誰とでも働ける」(尾原和啓)(リンク付)のご紹介です。

尾原さんって誰?という方へ
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京都大学大学院工学研究科を修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入りNTTドコモの「iモード」立ち上げを支援。その後、リクルートに転じ、ネットベンチャーのケイ・ラボラトリー(現:KLab、取締役)、サイバード、オプト、Google、楽天の執行役員を経て現職。 楽天が11回目、 Fringe81(フリンジ81)が12回目の転職になる[4]。人と企業が信頼関係を築きながら仕事に応じて雇用関係を結ぶ新しい働き方を実践[1]。 ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」にも従事
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名だたる大手で短期間で多くのアウトプットをされてきた方です。
私自身転職回数が多いので、ロールモデルとして参考にしています。

非常に面白い本でした。
今っぽい生き方だなあと思う所、参考になった所、抜粋してご紹介します。
文章は本文のママではなく、私の解釈を含むこと、ご容赦下さい。

1.主体的にアウトプットし与える
「自分からギブする」「持っている知識はオープンにする」「20人に知識をギブし、オープンにすることで、自らも20人の視点をもつ」など、人に与えることを第一に記されています。
個人的に驚いたのは「20人」という人数。尾原さんの人脈でいうと横並びの方であっても上場企業の役員の方レベル。日本経済・世界経済のキーマンもいらっしゃるでしょう。
その人たちは、世界の最先端の情報・知識知恵を圧倒的に持っています。その中で「ギブする」のは並大抵の努力ではできません。
本の内容は「どうやってアウトプットするためのインプットをするか?」に続きます。

2.Googleが壁打ち相手の友
尾原さんはGoogle、GoogleAlert(ニュースアラート)、GoogleTrend(急上昇ワード)、Google Scholar(学術論文検索)を駆使して、ご自身の研究テーマを突き詰めるとのこと。
私自身、「まず自分が思いついたこと・知りたいことは徹頭徹尾ググる」を徹底しています。大体誰かが何かまとめてくれていますし、出会うべき人、学ぶべき本もわんさかでてきます。
1点。「Google Scholar」がなぜ必要か不思議に思う方もいるかもしれません。私なりの答えとしては「人が信じるものは『真理(地球は丸い)』『定量的な事実』『専門家の研究結果(茂木健一郎さんがこう言ってた)』の3通りである」と考えます。自分の考えを組み立てる中で、専門家の先行研究や事例を知ることは非常に重要です。
では考えたことを、どう実践していくのでしょうか。

3.DCPAで試行回数を増やし経験を積む
尾原さんは本の中で、PDCAではなく、DCPA(Do->Check->Plan->Action)というプロセスを提唱されています。まずはやってみよう、というアプローチです。事業家は、「いいからやれ」と言いますが、「熟慮を重ねよ」とは言いません(いたらぜひ教えて下さい)

閑話休題:いいからやりなさい系の格言
「やってみなはれ」(サントリー創業者鳥井信治郎)
”Just do it”(Nike創業者フィル・ナイト)
”Done is better than perfect”(facebook創業者マーク・ザッカーバーグ)

では、やる時に、何を信じてやればいいのでしょうか。
本はアウトプット、インプットの奥に潜む、マインドセットに言及します。
続きはまた今度。

読んでみたい方はこちらをどうぞ!
「どこでも誰とでも働ける」(尾原和啓)


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