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今年読んで「ほぉ〜!」と うなった10冊
今年読んだ本の中で「ほぉ〜!」とうなった10冊、うなりポイントと一緒に書いてみました!
忘却の整理学
「最近忘れっぽいな・・・」と忘れることにネガティブなイメージがあるけど、忘れることをポジティブにとらえていて新鮮。私たちは記憶するのに努力が必要だけど、忘れることは自動的。もしもこれが逆で、常に記憶され続け、それを忘れるのには努力が必要という世界だったら・・・うむ「忘れる」よ、ありがとう。
暇と退屈の倫理学
「わかる」とはなんだろう。何かがわかるとき、自分にとって「わかる」とはどういうことかを理解する。「これがわかるということなのか」を実感する。人それぞれわかる順序や速度が違うから、自分の「わかり方」を見つけて行く必要がある。大切なのは理解する過程である。1ページ目から読み進めて、最後の結びにうなりました。
愛するということ
冒頭の「愛は技術である」に驚く。そんな風に愛をとらえたことがなかったから。この本で書かれている愛することを、全然できてないことを実感する。そうそう愛するということから、ちょっとずれるけど、自分の読書メモにはこんな1文もあった「目標達成のために自分の力に頼ろうとする勇気を獲得する」
レオナルド・ダ・ヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチが描く人間の輪郭はぼやけている。科学と芸術の境界、空想と技術の境界、現実と空想の境界、すべての境界をぼかす能力が創造力の源泉となっている。観察力が想像力の糧になる。挿絵のように挿入されている作品にもうなる。6歳息子がつぶやいていました「この人、うますぎる」
あなたの知らない脳
脳は自分自身のことでもあるから好奇心がかきたてられる。現実とは主観的なもの。脳によって受動的に記憶されるものではなく、脳によって能動的に構築されるもの。目の前で起こっている出来事は、自分の脳が作り出した現象であって真実ではないと。かつてない視点で目の前の出来事を見るようになりますね。
神は妄想である
生まれた場所や時代、家庭によって、信じるものが異なることに違和感を覚えたという著者の視点に「確かに」とうなった。子どもを教化しない。子どもには自分で考える方法や、証拠を評価する方法、親に異議を唱える方法を教える。私もそうありたい。
方法序説
問題を解決するための方法は、もうこれ一冊で良いのはと思うくらいに集約されていると思う。1.注意深く速断と偏見をさけ、2.問題を小部分にわけ、3.最も単純で最も認識しやすいところからはじめ、4.最後に見直す。デカルト先輩、残しておいてくれてありがとう。
暴力って、なに?
子ども哲学。子ども向けに買った本。暴力についていろいろなテーマで読者に問いかけ、さまざまな答えが載っている。ときに相反する答えが隣り合わせだったりもする。暴力というある種、小さい子どもにとっては身近なテーマ。答えのない問いに一緒に向き合う。
時間は存在しない
はじめに告白しておくと、私にはよく理解できませんでした(苦笑)正直、タイトルに惹かれたジャゲ買いってやつです。はじめの方は「おおっ?!なるほど〜」とわかるような気がしていましたが気のせいでした(笑)でも、理解できないなりに楽しめた。とりあえず数年、寝かせてまた読んでみようかと。
未来をつくる言葉
最近読んだ本。この本にかかれていた「遺書を書く」に感銘を受け、書いてみようと思った。年に1度。年末年始の恒例にしようと思う。毎年更新する遺書だから力を抜いて書こうと思います!
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