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本当にやさしい人たちへ18
自分の「火」を渡さない。
最近書いた記事と重なりますが、現代社会はエネルギーを奪われることがとても多いです。
自分の生命にあるエネルギーを「火」に例えると、火を奪われてしまうような状況ばかりです。
それは無意識に奪われてしまうことの方が多く、特に組織や会社など人が集まる場所では周りに気を遣うので、火を与えざるを得ない場面が多いです。
自分に火などのエネルギーが溢れているなら、他人に分け与えてもいいかもしれませんが、
ほとんどの現代人は「自分軸」という火が極端に不足しています。
みんながやるからとか、常識ではこうだからとか、会社のルールだからとか、人付き合いではこうした方が嫌われないから、など
こういった多くのルールを優先することによって、自分の火がとても弱くなっています。
しかし、今のようなコロナの状況になって、果たして今までのように常識だとか組織のよく分からないルールに、そこまで従う必要があるのか?という疑問が一気に出てきています。
最近のニュースでも、校則でツーブロックは禁止という何の根拠もない意味不明なルールに、学生が反論するというのが話題になっていました。
この生き方や生活を根本から変えるタイミングに、まずは自分の火を取り戻すことが大切だと思います。
好きでもないのに無理に関わっていた人間関係を整理したり、家に意味もなく何年もある古い服や本などを捨てたり、
自分の周りにある様々な雑音を消すのも、自分の火を取り戻す作業になります。
そして目にするものも、なるべく自分が好きなもの、納得できるものだけに選別することも、自分軸や自己肯定感という火が戻る手立てになります。
古来より人間は、火は太陽から与えられた神聖なものとし、火を大切にしてきた歴史があります。オリンピックの聖火なんかもその名残です、
ここでまた、自分の聖なる火を取り戻すタイミングではないでしょうか?