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初めての帯状疱疹

 初めてなった帯状疱疹の備忘録です。それにしても35歳を過ぎると、色々症状が出てきますね。

予兆 区民プールで

 水曜日、朝からクライアントからクレームに近い要望を受け、社内で緊急ミーティング。20時に仕事を終え区民プールへ。平日に行くのがすっかり習慣となってきた。この日は調子が良くいつも1kmをノルマとしているが、それを250mくらい余分に泳ぐ。ペースも早い。翌日の木曜日も20時に仕事が終わり、またプールへ。でもこの日は少し身体に疲れを感じていた。これが全ての始まりだったかも。

1日目 渋谷

 金曜日。営業同行した後の帰り道。用賀から一旦渋谷に出て、久々に一人で過ごす。PARCO、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS。その後、ローソンで僕ビール君ビールを1缶買い、Abemaのビルへ。前庭からDJブースを横目に、小説を書き始める。1時間ほど書いて、立ち上がったら背中が痛い。肩凝りの酷い版で、肩甲骨の間が固まった感じ。夜、寝づらい。

2日目 横浜トリエンナーレ

 翌日、疲れを感じ朝はゆっくり。昼、中華街。そこから山下公園へ行く道で雨に降られる。氷川丸見学後、水上バスでみなとみらい。マークイズ、横浜美術館、プロット48。そこから新高島駅まで歩き、電車で帰宅。娘を肩車したせいか、肩凝りが酷い。夜何度か痛みで目が覚める。

3日目 中目黒

 朝から痛い。肩甲骨の間の背中が凝ってる感じ。肩車のし過ぎか。この日は近所を散歩。ベビーカーは無しで肩車オンリー。疲れたので帰りは中目黒から電車。夜、痛みが増す。何度も起きる。

4日目 膵炎か?

 痛みがひかない。背中の肩甲骨の間の痛みは無くなったけれど、左側の肩甲骨下が痛い。内側に刺すような感じ。膵炎か?出社前にシャワーをすると劇的に改善。冷えからくるものか?出社すると再燃。やはり痛い。サロンパスも効いていない。

5日目 左へ左へ

 はっきりと痛みが身体の左へ寄ってきた。左の脇腹、特に背中側の一点が鈍くじんわり痛い。シャワーをしてもあまり改善しない。出社しても同じ。夕方会議後軽く飲みに行っても、痛くて2杯目に行けず退散。痛みは改善されない。

6日目 診断

 朝、シャワーに入るとき身体の前部分に赤い発疹があることに気づく。典型的な帯状疱疹。痛みは左側の肋骨全体で、昨日の鈍痛から、ピリピリしたものも加わってきた。病院に行くと、瞬時に帯状疱疹といわれ、1週間分の薬を処方される。鎮痛剤ももらったので早速飲むが効果は微妙。寧ろ徐々に症状が進んでる印象。背中側もまだ痛い。

7日目 静岡出張

 この日は静岡出張。ピリピリした痛みへどんどんシフトし、脇の近くも痛くなる。赤い発疹はミミズ腫れみたくなり、やや周りが痒い。薬が効いている感じはしていなかったが、切れたら痛いので、効いているのかもしれない。夜、前日まで鈍く痛かった背中側の一点が、痒い。見るとやや赤い。蕁麻疹っぽい。痛みは身体の前にまで来ている。脇の下と腕が当たるところも当たるたび、新たに痛い。寝づらいながら、夜中目を覚まさず、朝は5時半にしかし痛みで目が覚めた。そしてこのnoteを書いている。もう8日目。ピリピリした神経痛がメインで良くなる兆しを感じない朝。

今回の一冊

畑野栄三監修
日本のお守り

 京都の祖父母の家に遊びに行くと、寝泊まりする部屋に飾り棚があり、日本各地の民藝品が並んでいた。毎回見ているので特段楽しみでも無いのだが、いつも見入っていたのはその素朴な魅力に幼いながらに魅せられていたのかもしれない。祖父が亡くなり、数年前101歳の祖母が亡くなったとき、ふとあの民芸品の人形たちが気になった。従姉妹に聞くと捨てるところだったとのこと。いくつか譲り受け、今は東京の自宅に飾られています。このころSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSで出会ったのが今回の一冊。日本各地のお守りがならぶ、神様のガイドブックは、日本がいかにおおらかな文化を持つ国かを雄弁に語っています。いずれこの本を片手に日本中を旅したいものです。しかし、帯状疱疹の神様はいないようですね…。



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Connecting the Books
Connecting the Booksは、これまで培ってきたクリエイティブディレクター、コピーライター、編集者としてのノウハウを公開するとともに、そのバックグラウンドである「本」のレビューを同時に行うという新たな試みです。