本質を捉える
今日書こうと思っていた内容に絡めて、良いタイミングで面白い記事があったのでシェアします。
要約すると、緊急事態宣言の「20時閉店」を実施し、さらに店内での私語を禁止にしたお店の紹介です。
この店主によると感染防止のため
“20時までなら今まで通りでOK”と時間で決めるのは違う。おしゃべりをすれば飛沫感染のリスクが増すので、そのおしゃべりの方を禁止すべき
と考えて実施したとのこと。
お客さんの中には「話せないと困る」と言って帰る人もいたとのことですが、最初の緊急事態宣言での学びを活かした、まさに本質を捉えての経営判断ですね。
さらにこの店主はこう続けます。
「飲食店ばかりが取り上げられているが、実際に苦労してるのは飲食店の取引先である。個人店では国からの協力金で十分成り立つところもあるが、その仕入先は店の休業や営業時間短縮の影響をモロに受けてしまう」
「まさに仰るとおり!」と言いたくなるくらい正論ですね。
現在は飲食店の時間短縮営業の協力金として、「時短営業した日数×6万円」1店舗あたり最大162万円を交付することになっています。
ここで疑問になるのが
■店舗の営業時間、営業スタイル
■店舗規模および運営に必要な人数
に対する項目が全く無いということです。
感染リスクを抑えながら経済をまわすために、工夫を凝らしながら営業スタイルを模索するお店は多いです。客である私たちも可能な範囲でできることをしていくのはもちろんですが、本質を捉えた行動基準、補助基準を意識する必要がありますね。