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公開から45年『原子力潜水艦浮上せず 』貨物船と衝突して沈没、浸水と酸素不足ロニー・コックス狂乱チャールトン・ヘストン主演ユニヴァーサル超大作


#映画感想文

原子力潜水艦浮上せず








UNIVERSAL


AN MCA COMPANY
















ユニヴァーサル





ユニヴァーサル・スタジオ










ユニヴァーサル・ピクチャーズ


















チャールトン・ヘストン

















デヴィッド・キャラダイン





ステイシー・キーチ





ネッド・ビーティ





ロニー・コックス





スティーブン・マックハッティ




マイケル・オキーフ




チャールズ・シオフィ



ドリアン・ヘアウッド




ジャック・レイダー





クリストファー・リーヴ








音楽 

ジェリー・フィールディング







原作 

デヴィッド・ラバリー





脚本 

ジェームズ・ホイッテイカー

ハワード・サックラー





撮影 
スティーヴン・ラーナー







製作 

ウォルター・ミリッシュ





監督 

デヴィッド・グリーン








濃霧のコネチカット州ニュー・ロンドン沖100kmの地点で浮上航行していた原子力潜水艦ネプチューン。


艦長のブランチャードは潜水艦勤務を辞めることにし、副官のサミュエルソンを艦長に推薦したと言った。

サミュエルソンは誠実に感謝の気持ちをブランチャードにしめし、潜水艦は和やかなムードになっていた。




そこにレーダーの故障したノルウェーの貨物船が現れ原子力潜水艦ネプチューンと衝突、原子力潜水艦は海底に沈没した。


浸水が激しく、酸素発生装置も壊れ酸素はわずかしかなかった。


かろうじて海底に着底していた原子力潜水艦だったが、そこは海溝につながる海底で地盤もゆるく、いつ海溝に飲み込まれてもおかしくはなかった。


ヴァージニア州ノーフォークでは対策本部がおかれ本部長ベネット大佐はDSRVによる救出を決断する。

DSRVを操縦するのはゲイツ大佐だった。





原子力潜水艦内では多数のけが人、薄れゆく酸素、海水の浸水が続くなか、サミュエルソンは狂乱し、艦長ブランチャードの責任を追及、ブランチャードを糾弾し始めた。


薄れゆく酸素のなか、ただ一人サミュエルソンは激怒、興奮する。







超大物チャールトン・ヘストン主演、失敗する主演。


チャールトン・ヘストンはこのころ、『エア・ポート75』、『大地震』、『ミッドウェイ』、『パニック・イン・スタジアム』とユニヴァーサル・ピクチャーズの超大作に出演しまくっている。




優しく穏やかそうなロニー・コックスが生命の危機をきっかけに性格が豹変。

上官のチャールトン・ヘストンに激怒、糾弾する異常狂気の人間となる。

『ロボコップ』、『トータル・リコール』での悪役演技はすでに出来上がっていた。

男が野人にレイプされる快作怪作『脱出』でデビューしたロニー・コックス、同じく『脱出』でデビューしたネッド・ビーティとまた共演している。

いい人そうなネッド・ビーティ、70年代にデブ俳優として人気があった。





『探偵マイク・ハマー』のステイシー・キーチが傲岸不遜、偉そうなエリート海軍士官を演じている。



伝説の俳優デヴィッド・キャラダインがヒーローを演じる。






蒸し暑い夜に雨戸を閉めてエアコンをつけずに観るのに向いている。

ユニヴァーサル・ピクチャーズの苦悶映画、USJ苦悶苦闘アトラクションに最適である。



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