箱根駅伝を見て奮い立った気持ち
明けましておめでとうございます。
僕はもともと陸上部で長距離をやっていたこともあり、正月はニューイヤー駅伝と箱根駅伝を見ていることが多いです。今日は箱根駅伝往路、創価大学が優勝されましたが、見ながら思ったことを書きます。
箱根に出ている人たちはほんと凄い!!
ご存じの方がほとんどかと思いますが、箱根駅伝は、東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間を往路5区間(107.5Km)、復路5区間(109.6Km)の合計10区間(217.1Km)で競う、学生長距離界最長の駅伝競走です。
おおよそ1人あたり約20キロちょっと走るわけなんですが、速い人だと1キロ3分を切るペースで刻んでいきます。これ50m走で言えば8秒台のペースで20キロ以上を走り続けているという事です。
僕も高校大学とずっと長距離をやってきた人間なので、彼らの凄さはテレビを見ながらまじまじと感じます。
結果が生まれるのはすさまじい努力があるからこそ
高校時代、駅伝では関東大会常連の高校で競技をしていたこともあり、先輩や後輩には箱根を走っている人がたくさんいます。
彼らとご飯に行ったりしたときに聞くのは莫大な練習量。朝練と夕方の練習、本練習ではない朝の練習から当たり前のように20キロ程度走る事も。
そんな背景があるからこそ、箱根駅伝は見ている側からしても涙が出てくるようなドラマが生まれるのだと思っています。全力を尽くし仲間のいる場所に1秒でも速く襷を渡そうとする姿は本当に格好いいです。
頑張り続けるために必要なこと
知っている後輩が箱根駅伝を走っている姿を見ることは、大変刺激になると同時に、僕自身も競技をしていた時のことを思い出させてくれます。
僕が一番陸上に力を入れていたのは高校時代。自分自身でもやり切ったと思えるくらいに練習を積んでいた記憶があります。特に高校2年のときには駅伝でエース区間を任せて頂き、自分でも予想をしないタイムで走ることができました。あの時も11月の本番に向けて、夏場にとてつもない練習を積むことができました。
この記事では脳神経科学の視点から、集中する(頑張る)ために必要なことが書かれています。以下抜粋
「Neurons that Fire Together Wire Together」という原則があって、「神経細胞は、同時に発火された神経細胞がワイヤリング、結びつく」んですね。
失敗体験を失敗として、それだけでフィードバックしていてはつらい記憶のままなんですけど、成功体験をしたときに「あのときつらかったよな」という体験と結び付ける(ワイヤリング)ことで、つらかった記憶が、ポジティブな感情に書き換えが行われます。
ここでは、何かの壁にぶち当たったとき・辛い練習に取り組まなければいけない時、ここで頑張ることが結果に結びつくんだと過去の体験から脳に癖付けをさせて、ポジティブに乗り切ることができると説いています。
高校時代はこのサイクルが自分で作れていたのかなと感じています。
今日の往路を見て、以前の努力と成功体験の感覚を少し思い出すことができました。この気持ち忘れず、1月4日からの仕事も、より高いモチベーションで頑張っていけそうです。
明日は復路ですね。後輩の一人が補欠でエントリーされていて、当日のエントリー変更があるかもしれないので、早起きしてテレビを見ようと思います。