人生は短いんだ。テンションの上がらねえことにパワー使っている場合じゃねえ!
宇宙兄弟11巻より引用。
11巻も名言だらけです。
キャンサットの打ち上げ大会への参加することになった六太含むアスキャンメンバー6名の指導者の名前はピコ。
指導者という立場にありながらピコは言う。
いつ終わってもおかしくない人生の中でテンションの上がらねえことにエネルギーを使いたくないぜ。
そう言って全く手伝うことのなく、酒とゲームに興じるピコ。
そのピコの幼なじみがビンセントボールド(ビンス)だ。
乗るのか乗らないのか早く決めてください。
人生は短いんです。
ビンスは、冷酷なほどに常に時間にシビアだ。
質問も冗談も笑顔も話すヒマも与えないほど。
ピコとビンスとリックの誓い
「本気の失敗には価値がある」
ピコとビンスにはもう一人仲間がいた。それがリックだ。
同級生3人は、本気で宇宙を目指していた。
ただ、進路の岐路に立った時、親や教師の猛反発に合い、迷う二人。
それに対して、自分の意思を貫き通したのがリックだった。
その後、ピコとビンスに人生の転機が訪れる。
迷っているヒマなんてない!人生は短いんだ。テンションの上がらねえことにパワー使っている場合じゃねえ!
表面的にはグータラで酒飲みピコと冷酷で人間味がないビンス。
ただ、その背景にはリックがいた。
あの日からの二人の覚悟からあの発言がある。と思って、過去を読み返すと彼らの人柄が違う印象に変わる。
決めつけずに腹を割って話すこと
みなさんの周りにピコみたいな人、ビンスみたいな人いませんか?
とっつきにくいと思って、遠ざけてませんか?
もしそう言う人がいたら、噂や又聞きで判断するのではなく、本人と腹を割って話す機会をつくること。
その人にとっての"リック"がいるかもしれません。
宇宙兄弟11巻を読んで、勇気ある一声を。
山下大輔