見出し画像

アナログの逆襲に感化され。

いつだったろうか。それはあまり覚えてない、2ヶ月前ぐらいか?
場所は赤坂、ものすごい飲食の先輩方との会食の2軒目での時だった。

頭を自動販売機でぶん殴られたようなそんな感じの衝撃を受けた。

彼の名は 大久保 伸隆 

あの塚田農場、APカンパニーの元副社長で何千人もの部下を従えていたスーパーエリート。まさに飲食業界のフリーザである。

アルバイトをやる気にさせる実績などはカンブリア宮殿にも。てかリアルタイムで色々テレビにも出てるすごい人。

実はなぜかプライベートで昔から仲良くして頂いている。


この先輩がコロナの前半の時から

「DX化とかうちはしないし、アナログの逆襲だよ」

「アナログ最強、うちはこれでいく」

「立ち食い蕎麦屋の券売機が一番最強だったりする」

など数々の名言を言っていたのを思い出した。
さりげなく大事なことを言っていく大久保さんと話しているとどんな本より、どんなセミナーより一気にアップデートされる。これはまじで。なんか心臓が立ち上げるような衝撃をいつも与えてくれる。

さらにいつもツンツンしてるのに、俺が入院したら「俺が好きな本送るよ、ちょうど時間もあるし読んでみて」なんて言ってたくさんの本を差し入れしてくれた。

ツンデレかよ。


今回の赤坂でもそうだ。

衝撃を受けたと同時に、もやもやしていたものが晴れた。

なぜなら、弊社ガネーシャではDX化をこのコロナ禍の中、積極的に行ってきた。すごい金額とすごい時間をかけて、いろんな業態でシステムを入れまくった。

□スマホで注文するシステム
□評価システム(HR)
□LINE公式で動かすBOT
□キャッシュレス自動販売機
□動画コミュニケーションツール
□クラウドを使ったマニュアル
□数々のテイクアウトアプリ

などなど、、、

念のために言うが、
うちが使いこなせなかっただけで、使いこなせている会社さんや相性ばっちりの業態はあるだろう。

ガネーシャではこれ全部、軒並み失敗してしまったからだ。すごい赤字を食った。
今は解約して販売管理費の圧縮をしていっている段階。

2、3個成功したものがあるが、これは今日の記事では紹介するのはやめておこう。

大久保さんは至ってシンプルに飲食店では人が魅力的であれば必ずお客さまはリピートする。アナログこそ最強だと。


接客×商品×空間がいいものであれば絶対にお客さまはリピートする。
ってことを再認識した。

そして特に接客を圧倒的に磨き込む。魅力的な人間を採用すること。これに尽きる。

そして
採用で理想的な人財が採用できていれば、教育がいらない。

という最強の名言も、スーパー人事に教えてもらった。確かに。
うちもほとんど教育してないもんな。優秀な子って。

たしかになぁ。このスーパーな先輩たちの言ってることはもう納得するところが多すぎる。


日本政府がDX化やキャッシュレスを推進しまくっていたが、あれはIT業界にカツアゲされていただけだし、手数料ビジネスに利益を持ってかれ過ぎた。

キャッシュレスで毎月、多額の利益がなくなってしまった。

自分は完全に効率化のために色々進めてきたが、結果的に言うと全部裏目に出てしまった。まぁでも意味がなかったわけではないし、高い買い物になったけど勉強にはなったかなと(涙)こんだけやり尽くしたからこそ見える景色がある。

今日の話がどんどん逸脱していったと見せかけて実はしていない。

「アナログの逆襲」が始まっているのである。

もう俺はIT化も過度な仕組み化も辞めた!!!!!!

SHOGUN BURGERではどんどんお客さまとのタッチポイントを増やしていくし、大将軍や牛宮城でももっともっとお客さまとの距離を近づけられる魅力的なスタッフ教育やオペレーションを組んでいこうと思う。

熱狂的なファンを生んでいくために、熱狂的なファンでガネーシャを盛り上げてもらうために、自分達のアイデンティティを固めていこう。


そうだ、シンプルにいこう。なんかシンプルなほうが壊れづらいんだろうな。

昔のようにバキバキのサービスマン集団に戻ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?