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能登半島震災にて何ができるか。

1月1日、ガネーシャとして初めての試みである大将軍大泉店のお正月営業に気合いいれてちょうど長くなった髪をまとめているところだった。

いきなりの強い揺れ、かなり揺れてるなぁと感じながらも作業を続けた。
なぜなら富山で生きてきて地震でめちゃくちゃ揺れたことがないからだ。今回もそんな感じかと思っていたら2回目の本震の際、歩けなくなるぐらいの強い揺れに。

「やばい!マンション倒壊して死ぬかも」と足がすくんでしまい、

水とポテチとリュックを抱えて、毛布にくるまった。

2022年心臓病になったときに九死に一生を経験したせいか、自分の生命に危険が迫った時に人の何倍も恐怖が押し寄せるようになってしまった自分は、本当にびびってしまう。

「生き返ったのに、また死ぬのかも」

倒れまくる家具、そして引き出しから物が出てきて、冷蔵庫が空きまくった。

たぶん数十秒だったが、すごく長く感じた。途方もなく長く。


能登には何度も旅を、そして大好きなご飯を食べに行った。小さいころには家族でよく船で民宿にいくのも恒例だった。

スマホに映る、土砂崩れ、火事の様子、津波、を見て心臓が握る潰されるような恐怖とそして、被災された方のどうにもならない悲しさが押し寄せてくる。

すぐに動きたい。

EAT IS LIFE .
食べることは人生だ
食べることは生きることだ。
という理念を持つ弊社、ガネーシャでできることを探してみた。

自分達の得意な食の領域でチャレンジしようと思った。

当たり前だけど、みんなまた自粛になるだろう。絶対に自粛なんてしちゃだめだ、自分たち自身で経済の首を絞め、結果的に石川に影響がいくからだ。
なんとしてでも、今は経済を止めたくない。

そんな風に思ったら

大将軍でお肉を食べにきてくれる富山の皆さんが自粛活動にならないように、食べたら全額募金になるメニューを作ろう!


SHOGUN BURGERは全国で、そして都内に多く展開しているブランドで東京の人たちにも募金を身近にできるようにしよう!ステッカー募金。

色々とスピード感をもって実行した。
ただ、そして何をやっても、自分の無力さも感じてしまう。

僕たちがやれることは小さなことかもしれないけれど、こうやって発信を続けて、支援の輪を広げたい。

おかげさまでたくさんの飲食の社長さんたちから何かできることがないか?と連絡がきて、弊社にいろいろな食材が明日以降届くだろう。

こちらをを石川に運び、炊き出しをしている料理人の皆さんにシェアをしたり、自分達の得意な避難地区の方達が、こんな辛いときだけれど、mテンションが上がるような焼肉弁当をもっていこう。

みなさまのおかげで、どんどん豪華で美味しい焼肉弁当になって行くと思います。

食は未来だし、食は元気だ。

自分達ができることをやっていこう。

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