明日、11/9(土)より藤原ヒロミツさんの個展を開催致します。
うつわの外側は焼締めで、内側には施釉してあるこのタイプ。
僕が数年使っているカップかこちら。
内側に貫入が入ってきていますが、焼物をたくさん扱ってきて思うのがこの綺麗な貫入の入り方です。
難しい工程や高価で希少な素材ということに縛られず、
必ずしもそう言った難解な条件が美しい経年変化を及ぼすとは言えません。
この藤原さんのカップはとても綺麗な経年変化であると思います。
外面も時間を経た石膏のような雰囲気。
画家予備軍の学生がスケッチの練習に、キャンバスの先にみる彫刻のような雰囲気です。
個体差はあるかと思いますが、このような作品こそ日々使い込んで、白ではない白へ変化させてみてください。
今回はこのような、古い言い方をすれば焼物の”立ちもの”、の作品も多数ご用意しています。
Instagramの動画でも話しましたが、今壁面に飾っているベルナール・ビュッフェの連作のリトグラフと非常に相性が良いです。
ぜひ両方お楽しみ頂けたらと思います。
オンラインストアは明日の初日、11/9 正午12:00ごろをアップ予定としています。
ご遠方の方はぜひオンラインの方もご覧下さい。
藤原ヒロミツ 展
Hiromitsu Fujiwara Exhibition
会期 2024.11.9(土)-17(日)
作家在廊日 11/9(土)
会場 ラパンアートギャラリー
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町26-1
セルリアンタワー東急ホテルロビーフロア
営業時間: 10:00-19:00
【藤原ヒロミツ プロフィール】
1978 日本に生まれる
2003 陶芸を始める
2007 静岡にてスタジオを設立する
2011 黒田泰蔵氏に師事する
2019 福岡の糸島にて現在の拠点を構える