わたしとリドリー・スコット
先日買いそこねてしまった『リドリー・スコットの全仕事』をゲットしました!ジャジャン!
分厚くて、小さい字でビッシリ書いてあるので、しばらく読み終わることはないと思うんですが、少しずつ進めたいと思います。
なので内容についてはまだ言うことないんですが。表紙のリドリー・スコット監督、かっこいいですね。作品は好きであれこれ観ているのですが、お顔をじっくり見ることってあまりありませんでした。
インタビュー記事なんかを見ても、「話している様子」のカットだったりして。こんな正面きって向き合う(?)こと、なかなかない。
なんか…かっこいいな………
はじめの頃、あまり監督の名前を気にせず映画を観ていました。
まず『エイリアン』をみて、シリーズの流れで『プロメテウス』『コヴェナント』もみて、『オデッセイ』『ブレードランナー』をみて、『ブラック・レイン』もみて…そのあたりで『最期の決闘裁判』が公開になり、映画館で鑑賞してかなり衝撃を受けました。打ちのめされて、家に帰るまでの間、もう……人間、全員嫌い!!!!!!!!!!になった。そういう、特に女性の身からすると、かなりいろんなことを考えさせられる作品なのですが、あれを撮ったのが80代の男性だというのがすごいなと思いました。いつかまた見直して感想を書きたいけど、ちょっと書くのが怖いくらい、ほんとにいろいろ考える作品。
そのあとに『テルマ&ルイーズ』を観たんですが、これも大好き。このあたりで私はリドリー・スコットのファンなんだ…と認めることになりました。この人の映画、どれ観ても面白いじゃん…!
そのあとに、『グラディエーター』『ハウス・オブ・グッチ』『ブラックホーク・ダウン』『アメリカン・ギャングスター』『デュエリスト』『ナポレオン』…と観て2024年秋に『グラディエーターⅡ』を観たのが私のリドリー・スコット鑑賞歴。
でも、他の監督の作品と比べて何が私に刺さっているのか、いまでも言葉にできないんです。
すごく面白い。観てよかったと感じる。気持ちを激しく揺さぶられる。それが何でなのか、上手く伝えられない。
監督がどんな考え方で、何を大切にして作品を作っているのかを知れたら、私の中でも答えが見つかるかもしれないな…と思って、この本を買いました。
まだ観ていない作品もあるので、まずは知っている作品のところから読んでみようかな。
リドリー・スコット監督、元気で長生きしてあと300本映画を撮ってくれますように…!(←私がリドリー・スコット監督の話をするとき必ず差し込んでしまう文章)