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2025年1月に読み終わった本

7冊読了。
アシストリーダー機能を使うようになってから、Kindle本の読書ペースが速くなった。


『近代ヨーロッパへの道』成瀬治 講談社学術文庫

Kindleセールで購入。
コンスタンティノープル陥落以後から19世紀までのヨーロッパの歩みを中心にあつかう。
政治史が中心だが、宗教、経済、身分制度なども取り扱っている。EU4プレイヤーにおすすめの書。


『黄金の世界史』増田義郎 講談社学術文庫

Kindleセールで購入。
金(ゴールド)を軸に書かれた歴史のはなし。
銀も頻繁に登場する。


『鉄道のドイツ史 帝国の形成からナチス時代、そして東西統一へ』鴋澤歩 中公新書

鉄道そのものの話ではない。
19世紀から現代にむかってドイツ圏の経済、社会、政治を語る。その語りの中心に鉄道がある。某所のレビューに「読みにくい」とあるが、そんなことはないと思う。


『自己矛盾劇場 ―「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する』細谷功 dZERO

Kindleセールで購入。
それは大げさじゃない?と思う箇所もあったが、全体としてはそうですねというかんじ。
ハウツー本ではなく、○○に気づいてね?という内容。
さらっと読める。


『イシューからはじめよ[改訂版]―知的生産の「シンプルな本質」』安宅和人 英治出版

Kindleセールで購入。
知的生産を効率化する方法の本なので、すべての人に当てはまる本ではないと思う。自分も対象読者ではない。
しかし、印象に残って何度も思い出す文がいくつかあった。それらの文がじんわりと自分に変化をもたらしてくれると思う。


『紋章学入門』森護 ちくま学芸文庫

主にヨーロッパで使用される紋章について説明する本。紋章を構成する要素ひとつひとつに名前がつけられ、分類されている。
それぞれにルールやパターンが存在しているのが面白い。


『数学Ⅰ・A 入門問題精講 改訂版』池田洋介 旺文社

高校の数学Ⅰ・Aの参考書で、教科書レベルの問題が解けるようになるための本。公式の導出から考え方まで丁寧に解説している。
とにかくわかりやすい本で、高校のときによくわからなかったところも理解できた。

放送大学の微分積分を履修した際、高校数学の基本ができていないことを痛感したので、簡単なところから復習しよう、という理由で買った。
思っていたより抜け漏れがあったし、なんとなく形だけ覚えていたこともしっかり学べてよかった。

役に立つか否かということを抜きにして、数学の問題を手を動かして解く楽しさが気軽に味わえるのが良い。勉強ではなく娯楽。
おすすめの一冊。
高校受験が終わって入学前の準備がしたい中学生にもおすすめ。


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