2024年6月に読み終わった本
4冊読了。
毎日数学を学習して、疲れたら人文系の本で癒されるというサイクルで読書しました。
『ディープラーニングを支える技術——「正解」を導くメカニズム[技術基礎]』岡野原大輔 技術評論社
機械学習のしくみとディープラーニングの理論的な基礎を解説した本。
一般書とは違い基礎的な用語の解説は少なく、ある程度既知である前提になっています。
数式が出てきますがきちんと追いかけていけばついていけるとは思います。
本書のAppendixに数学の解説もあります。
頭から精読するよりも、速めのスピードで読んでしまって、詳しい話はより詳しい本に任せたほうがいいのかなとも思いました。
軽い本ではないですが、紙とペンを用意して取り組む本というかんじではないです。
『入門微分積分』石崎克也
難しい。
いったん読み終わりましたが、演習問題も半分くらい残っているしまだ全然理解できていません。
後半はガンガンすっ飛ばして読みました。
周回前提にして読んだほうがいいと感じました。
7月の単位認定試験にむけて復習します。
『入門線型代数』隈部正博
わかりやすい本だと思いました。
まず具体例をいくつか示してから一般の形の説明に移るので、頭にスッと入ります。
そのおかげで、一般の形を説明されなくても具体例から一般の形がなんとなくわかるところがいいです。
演習問題は少なめなので別の本で補う必要があると思います。
一部わかりにくいところもあったので、ほかの本や動画で補いました。
『カール・シュミット ナチスと例外状況の政治学』蔭山宏 中公新書
発売直後に買ってしばらく積んでいた本。
興味があって買ったわけなのですが、今の自分には退屈に感じたので流し読みして終わりました。
これは数少ない積読の弊害です。
少し前提知識が必要な本だと思います。