2024年10月に読み終わった本
6冊読了。
『英語独習法』今井むつみ 岩波新書
熟達・学習についての本。英語をより深いレベルで使うためテクニックが書かれた本でもある。
各章の文量がほどよく短いため、隙間時間にキリよく読める。
文自体も適温のお茶漬けのようにサラサラ読める文で読みやすい。
『港の世界史』高見玄一郎 講談社学術文庫
港を軸に世界史を眺めていく本。
ぼんやり読んでいたら読み終わってしまった。
面白い本だったという印象は残っているけれど、なにがよかったかと聞かれると答えに困る。
『徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第3版』株式会社スキルアップNeXt 小縣信也 他7名 インプレス
G検定の問題集。
試験対策に使用しており、現在3周目。
本の内容について特に不満は感じないが、現時点ではG検定を受験していないので本番とのレベル差はわからず。
『日経業界地図 2025年版』日本経済新聞社 編 日本経済新聞出版
各業界についてざっくり理解するのに使った。
同じ業界内で営業利益率が高め/低めの企業を探すのに便利。
見開きで同じ業界の企業がまとまっているので、企業を横並びに調べる足がかりとして利用している(四季報は業界がバラバラ&重すぎるので×)。
『画像処理』柳沼良知 放送大学教育振興会
放送大学の印刷教材。
本のタイトルのとおり、画像処理について学ぶ本。
コンピュータでは画像がどういうデータとして存在しているか、といった基礎知識からスタートし、簡単なプログラムを示しながら画像処理手法についてひととおり解説する。
最終章ではディープラーニングのしくみを概説する。
少ないページで非常にシンプルに、かつわかりやすくまとまっており、読んでいて困ったことが一度もなかった。
放送大学の当科目のラジオ放送では、印刷教材に記載されていない情報も少し語られているのであわせて聴くと○。
『「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック』IPUSIRON 増井敏克 翔泳社
タイトルどおりの本。ではあるが、内容は技術書だけに限定されているわけではない。
内容は3つのパートに分かれていて、1.本選び、2.読み方、3.アウトプットという構成になっている。
ふたりの著者が書いた文はどちらの文もサラサラ読める。お茶漬け級。
私が読書について困っていることは、積読が全く減らないことだけなので、特別な問題意識があってこの本を買ったわけではない。
しかし、思いのほか役立つことがたくさん書かれていたのでためになった。
すぐに実行したのは、目標時間を決めて本を読むこと。
例えば、仕事の休憩時間にひとつの節を読む、電子レンジのチンまでに段落をふたつ読む、といったぐあいに、こま切れの時間に合わせて目標を設定して読書している。
時間を区切ることで、ダラダラ読んでしまったり途中で思考が違うところに飛んだりすることを抑えることができた。
時間に追われて読書しても、内容が頭に入っていることに気がついた。
最後に本のサイズについて。四六判サイズがこの本の気軽さにマッチしていてとてもよい。