2024年1月に読み終わった本
8冊読了。
前月から手を動かして読んでいた本たちが次々に終わり、積読の山を少し崩せた。
『日本語リテラシー』(滝浦真人)
『情報学へのとびら』(加藤浩、大西仁)
『より良い思考の技法』(菊池聡)
上記3冊の感想は下記リンクで書いてます。
『基礎から学ぶ統計学』(中原治)羊土社
初学者向けの統計学入門書です。
学ぶ順番、意味、理解するコツ、覚えておくべきこと/覚えなくてもいいこと、など細かく書かれています。
演習問題の解答は、解説と本書の内容で十分理解可能です。
著者が統計学初学者をよく理解していて、その解像度の高さがにじみ出てて溢れてくる本です。他のジャンルの入門書と比べても、この本より良い入門書を読んだことがありません。
『これからはじめる Python入門講座——文法から機械学習までの基本を理解』(鶴長鎮一)技術評論社
環境構築から基本的な文法までを解説し、後半はwebアプリ開発、機械学習、ディープラーニングをさらっと紹介する本。
webアプリ開発の部分は読んでいません。
Pythonの基本的な文法はすでに使っているものがありましたが、新たに知ったこともあるのでまあまあ役にたちました。
『初めから学べる線形代数キャンパス・ゼミ』(馬場敬之)マセマ出版社
『初めから学べる微分積分キャンパス・ゼミ』(馬場敬之)マセマ出版社
数ⅢCが未履修で数ⅡBもほとんど覚えてないので、高校数学のおさらいが含まれている旧大学数学基礎シリーズを選びました。
わかりやすいと評判の本書にも既知のこととして省略されている部分が当然あり、ネットで調べて補完する必要があります。演習問題の解説は他の参考書のほうが好みです。
演習量は繰り返しやらないともの足りないと思います。
『老子』岩波書店
事前に『道教思想10講』を読んでいたためさらっと流し読み。
この本を積んだ当時は興味があったけれど、今はあまり興味をもてず半分くらいで読了。