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【街や人を面白がる、深い学びの場をみんなでつくっていきたい】〜大ナゴヤなひと。vol.10 ヤマタク〜
大ナゴヤ大学には、多種多様なバックグラウンドのひとが運営に関わっています。noteマガジン「大ナゴヤなひと。」では、スタッフ一人ひとりにフォーカスを当てて発信しています。
▼大ナゴヤ大学noteを始める背景についての記事はこちら
https://note.com/dainagoya/n/n21812670c7fc
第10回目の今回は、2014年から大ナゴヤ大学に関わり、
2017年9月から2022年8月まで学長を務め、理事としても関わり続けている
「ヤマタク」をご紹介します。
「ヤマタク」ってこんな人
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名前:ヤマタク
職業:特定非営利活動法人 大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワーク理事
/フリーランス(コミュニティマネージャー、プロジェクトの企画・運営)
大ナゴヤへの関わり方:2014年4月〜参加。
2017年9月から大ナゴヤ大学学長を担当。
2017年9月〜2022年8月 大ナゴヤ大学学長
現在は大ナゴヤ大学の授業をつくるプレイヤーとして活動中。
大ナゴヤ大学との出会い
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社会人になった当初、東京から名古屋へ転勤となりました。転勤当初は友人もいなく、名古屋の生活を楽しむことが正直出来ませんでした。プライベートと仕事と人間関係を分けたいタイプだったので、職場の外に楽しさや活動先を見出そうとしていました。
2013年9月、現在の「やっとかめ文化祭」に繋がる「プロジェクトNAMO.」というイベントがあり、そのプロジェクトで発行された「JOURNAL NAMO.」というフリーペーパーが、とても恰好よく、どこが作っているのだろう?
と興味を惹かれたことが始まりです。このような活動をしている人たちに関われたら、名古屋の暮らしが楽しくなるだろうと思いました。
「プロジェクトNAMO.」ではボランティアを募集していると知り、応募して参加しました。その企画・運営の事務局を「大ナゴヤ大学」がしており、月1で飲み会してるから、そこに遊びにおいでよと言われ、今に至ります。
大ナゴヤ大学でやってきたこと、今の関わり方
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わたしが会社を辞めるタイミングと前学長が辞めるタイミングが重なり、2017年に学長に就任しました。
学長に就任して一番最初に行ったのは「授業をつくる」ことでした。
学長に就任するまで、ボラスタとしてイベントに関わったことや授業に参加したことがなく、それまでずっと「みんなの飲み友達」として過ごしていました。「大ナゴヤ大学」以外の場所で名古屋に来てから知り合った気の合う仲間とイベントをつくっていた経験をうまく生かせないかと思っていました。
就任当初は、自分が「大ナゴヤ大学でやれることって何だろう?」と思い、様々なコンテンツを打ち続けていました。その中で「大ナゴヤ大学」として授業をつくることの難しさや楽しさを感じながら「大ナゴヤ大学」のことをより深く考えるようになっていきました。
現在は毎月第2土曜日に開催される「大ナゴヤの日」の企画・運営をしています。
元々「大ナゴヤの日」というものは無く、いろいろな日に「授業」をしていたのですが
「大ナゴヤ大学」の創立10周年のタイミングに「大ナゴヤの日」の構想が生まれ、体制の仕切り直しをしました。
これから大ナゴヤ大学でやっていきたいこと
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大ナゴヤ大学は「様々な学びの場の入口をつくっている」とわたしは考えています。
しかし、入口をつくった後、私たちは導線をつくっていないと思っています。入口をつくることによって、いろいろな人や街のファンになってもらったり、暮らしを楽しむ視野を広げたりすることは出来たと思っていますが、それだけではまだ「大学」を名乗るにはまだ足りていないと思っています。
専門領域を増やし、「深い学びの場」をつくることで、みなさんにもっと街を楽しんでもらうような仕組みを作り、より良い「大ナゴヤ大学」の姿を目指していきたいと思っています。
具体的には、わたしはクリエイターやプロフェッショナルの「何かを極める・学び続けていく」という姿勢がとても素敵だと思っていて、その場所に一緒に居させてもらう事でプロフェッショナルの疑似体験をさせてもらえたり、その人達の突き詰めたい何かを一緒に見つけていったりする場を作りたいと思っています。
そのひとつに、既存の「大ナゴヤの日」のように1回で完結する授業の方法だけでなく、一定期間内に連続で開催する授業を作っていくことを考えています。
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取材の中で「わたしの役割は大ナゴヤ大学の可能性を広げていくことで、わたしなりのやり方で今まで大ナゴヤ大学に関わっていなかった人に大ナゴヤ大学を届けたい。また、大ナゴヤ大学のリソースをうまく使って、より社会と大ナゴヤ大学との接点を作っていきたい。」と語ってくれたヤマタク。
何年先も、ここに居れば楽しいことに出会わせてくれると感じた一言でした。そんなヤマタクが居る大ナゴヤ大学から今後も目が離せません。
大ナゴヤ大学には、それぞれの「やってみたい!」カタチにできる場があります。一緒に始めてみませんか?
「あなたがいれば、カタチが変わる」
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