ノルウェー, 「憲法記念日」(独立記念日)見聞 〜 1983年5月17日, 写真27枚 ♫
オスロで会った G・ラヴ と フレディ・マーキュリー
.. みたいな男のことを書く。1983年4月26日に横浜港でフェリーに乗船、ユーラシア大陸「ほぼ」一周旅行をするつもりで日本を発った筆者は、当時のソ連、フィンランド、スウェーデンに続いて(スウェーデンでは 首都ストックホルムに 5月13日から15日まで 2泊3日)、
1983年5月16日朝、ノルウェーを訪れた(5月15日夜にストックホルム駅を発ち、夜行列車でノルウェーの首都オスロへ)。
次の次の章で触れるけれど、翌 5月17日はノルウェーの憲法記念日(独立記念日に近い意味合い)。賑やかなパレードがあったり、輪になって踊る人々がいたり、街はとにかく凄い人出だった。この日はノルウェーの民族衣装を着る人も多く、みんな陽気な雰囲気で街に繰り出し、朝から夜までお祭り騒ぎ。ストリート・ミュージシャンも大勢いた。
1983年5月17日に オスロで撮った以下の 3枚の写真の彼らも, 実に楽しそうに演奏し歌っていたが、彼らはノルウェー人ではなく、(章見出しに「オスロで会った」と書いたものの)実は既にストックホルムからオスロまでの列車の中で会っていたスウェーデン人。
彼ら(特にフロントマンの彼)の写真を見ると, 何となく G. Love & Special Sauce (彼は G. Love だね) を思い出すのだが、
G. Love だけでなく、Queen も思い出す。Queen というより、Freddie Mercury, ちょっと意外に思われるかもしれないが、単なる Freddie Mercury ではなく、ライヴで Crazy Little Thing Called Love を歌う Freddie Mercury .. というわけで、下にそれぞれの YouTube リンク(3曲分!)を付しておきます ♫
Crazy Little Thing Called Love 〜 Queen LIVE
スウェーデンの彼も, 相当イケてたと思うよ ♫
Cold Beverage 〜 G. Love & Special Sauce ♫
Kiss And Tell 〜 G. Love & Special Sauce ♫ これ, 最高!
前日, 1983年5月16日(写真3枚)
オスロに着いた日の写真, 3枚。ノルウェーは正式名称は英語で書くと Kingdom of Norway, つまりノルウェー王国(立憲君主制国家, 彼らの母語・母国語・公用語はもちろんノルウェー語)。
以下の写真 3枚は、街をぶらり散歩した際、王宮の衛兵交代を見物した時に撮ったもの。筆者, 個人的に, 王制も自分の国の天皇制も好かんのだが、
外国の王制についてはそりゃもう、彼らが決めることです、当然ながら。筆者の印象だけ書いておくと、ノルウェーでは王制や王族に対する否定的な考えはそれほどポピュラーではないんじゃないかと思う(かなり大雑把な推測, しかも 38年も前の印象!)。それぞれの歴史的経緯のもと, それぞれの国民感情が形成されるという, 至極あったり前の背景がそれぞれの国にあるのだった .. ってななわけで、この日については, あとは写真を載せておしまい。
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ノルウェー「憲法記念日」(独立記念日) 見聞 〜 1983年5月17日(写真24枚)
5月17日はノルウェーの憲法記念日。ノルウェーは数百年間にわたりデンマークの従属国だったけれど, 1814年にデンマークからスウェーデンに割譲され, ノルウェーはスウェーデンの支配下にありながらノルウェー独自の憲法を制定した。それが 1814年5月17日。その際、独立も試みたのだが, スウェーデン王国の軍に屈して独立は得られなかった。しかしそれでも、スウェーデンの立憲君主制のもとでノルウェー独自の憲法、政府、議会を持つことは認められたわけで、事実上、あらためてノルウェーという国が認められたことを意味すると考えられるためか、この独自憲法が制定された日、すなわち「憲法記念日」が、ノルウェーにとって実質的に「独立記念日」と見做されたりもするらしい(ただしノルウェーが国民投票での圧倒的賛成とスウェーデンとの交渉により完全な独立を果たしたのは 1905年)。
実際、「ノルウェー, 独立記念日」あるいは "Norway, Independence day" でググってみると、"May 17, 1814" あるいは(今年だと)"Monday, May 17. Constitution Day 2021 in Norway" と出たりするのだ。
以下は、1983年5月17日付の筆者の旅日記の一部、そして当日撮った写真からちょっと選んで 24枚。
以下は、ノルウェーが早くから高度福祉社会を実現させた北欧の国であることを示す記述。
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9) 吾が輩は王様であ〜る。
10) 我々は王族である。私達, 王族なんだってば!(多分みんなじゃないよ, 笑)
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18) 吾が輩は「極東の島国」日本国から来た, 22歳の旅人であ〜る(左端!)。
19) 輪になって踊ろう ♫
20) 胸を見よ。ボブ・マーリー! ... 因みにノルウェー, 移民わりと多い ♫
One Love 〜 Bob Marley ♫
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22) ここから 3枚、冒頭の章で掲載した, スウェーデンからやって来た(スウェーデン人の)ストリート・ミュージシャンたちの写真を再び, そしてまた G. Love の曲を歌詞とともに ♫
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もういっちょ G. Love いこう, Just Fine ♫
*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.8.31 加筆/削除/編集)。
もちろん! 〜 ムンク美術館にも行った(1983年5月18日)
世界的に著名なノルウェーの画家ムンク(エドヴァルド・ムンク, Edvard Munch; 1863年12月12日 - 1944年1月23日)の「叫び」、あの絵を見たことない日本人っているだろうか。少なくとも 1960年生まれの筆者の世代もしくはその前後世代は、少なくとも(あ, また書いた「少なくとも」)学校の教科書で見ているはず。たぶん近頃の教科書にだって載ってるよなぁ。載っててくれ!
まぁしかし、あの絵のモノホン(あ, 本物!)を直に, 生で見たことがある日本人はそう多くいまい.. えへん!
なんつって筆者はただ旅でオスロを訪れたから当然のように美術館に行って見ただけのことなのだが(笑)。でもあの絵って, 中学生の頃とかけっこう好きだったな(今もまぁ好きだけど)。
ムンク美術館に行ったのは, 憲法記念日(独立記念日)の翌日, 1983年5月18日。以下はネットから拝借した画像ですぞ。そして, その下は .. おお何と!
以下の写真、この人はもちろん筆者ではなくて、筆者が当時つき合っていたノルウェー人の彼女 ♫ https://youtu.be/867Fl8WH3nk ♫ (Guns N' Roses)
ではでは、今日の note はこれにて。みなさん, ごきげんよう, オレンジ色の部屋 から, さようなら ♫
Orange Room 〜 Jack Johnson, Donavon Frankenreiter and G-Love ♫