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ドアーズ "Break On Through (To the Other Side)" 〜 歌詞和訳

これって 1年ほど前に note 投稿したことがあるんだけど, 何気に, あらためて投稿することにした。前に自分で書いた「周辺」テキストも部分的に転載して, それに少し加筆するといった些か横着なやり方で。

前説

この曲はドアーズの 1967年1月リリースのデビュー・アルバム, その名も "The Doors" のオープニング・トラックにして同アルバムからの最初のシングル, つまりは彼らのデビュー・シングル曲。同年4月に同じアルバムからシングル・リリースされて同7月には Billboard Hot 100 で 3週間 1位となる大ヒットとなった "Light My Fire" とは対照的に, この "Break On Through (To the Other Side)" はチャート 100位にすら入っていない。にもかかわらず, というか初っ端に大衆受けしたかどうかなどとは関係なく, あるいはこういう言い方も出来るかもしれない, ヒット・チャートなど嘲笑うかのように, その後のドアーズのライヴの定番曲となったのが, この曲である。

1960年生まれの筆者にはこの曲に関するリアルタイムの体験がないので(*1), 程なくしてなのか, 後年, それもだいぶ後になってからなのか, その辺はググってでも調べてみないと分からないが, 兎にも角にも後にはドアーズの代表曲の一つとなって, 当然ファンにもかなり気に入られている曲の一つだと思われる。

*1 「洋楽」の入り口で聴いたのはショッキング・ブルーとかサイモンとガーファンクルとかだった(両者には何の繋がりもないなぁ)。その後の自分の「音楽がなければ, 人生はただの間違いだろう」(*2)の日々に影響を与え続けているのは後者というかポール・サイモンだけど(*3), 以下の note ではショッキング・ブルーのことを主に取り上げた(ような気がする, 他にもいいろ書いているのだ; 笑)。

1960年生まれの自分が「洋楽」を聴き始めた時って、どんな「洋楽」、どんな曲・歌を聴いていたんだろうか。思い出そうとすると真っ先に浮かんでくるのは「マンダム」(実際には「マンダム」というタイトルの歌ではなくマンダムのテレビ・コマーシャルで流れた歌, 邦題「男の世界」)、ショッキング・ブルーの邦題「悲しき鉄道員」、そしてサイモンとガーファンクルの非常に沢山の曲・歌・歌詞
中でもその後の「音楽人生」(才能も無かったしプロの音楽家になどなったことはないけれども下手くそギタリストながらバンドをやってた時期はあったしリスナーという立場で言えば音楽は人生の傍らにあった「ほぼ」常に [*2], そんな意味合いでの「音楽人生」)に与えた影響ということにおいて最も重要な存在はサイモンとガーファンクル, 「洋楽」の世界に入るその扉を開けてくれたのは サイモンとガーファンクル, そして、その殆どの歌の作詞・作曲者である ポール・サイモン だった。

上掲リンク note の第1章 「洋楽」の入り口, 「洋楽」(の世界)の扉 の2段落目と3段落目を上に引用したけれど, 3段落目の中の [*1] は, ここが今日の本 note の第1章の *1 なので紛らわしくなるから, 上では [*2] に変えた(上掲リンク note の上で既に付した *2 に当たる)。

*2 「音楽がなければ, 人生はただの間違いだろう」は ニーチェ の言葉だけど, しかし, かと言って, 当然ながら, 音楽は常に人を癒してくれたり, まして常に救ってくれたりするものではない。「深夜食堂」でオダギリジョー演じる片桐が言ってたよね, 「人生舐めんなよ」。

いいなぁ(哀)(笑)。

*3 ポール・サイモン note 2点。

ポール・サイモンの東京ドーム・ライヴを妻と観た 1991年10月12日 〜 というわけで 30周年

ポール・サイモン 80歳の誕生日に 〜 ポール・サイモンの歌, 歌詞和訳とアルバム・レヴュー

さてさて, 

話が ドアーズ "Break On Through (To the Other Side)" からだいぶ離れてしまった。本題に近づけます。

ロック早逝3大巨星 〜 ジミヘン, ジャニス, ジム・モリソン

ところで, どうしてもこういう話題になってしまうけれど, ドアーズと言えばジム・モリソン。ジム・モリソンと言えば早逝の人。

ロック早逝の巨人, 巨星と言えば, なんとなんと, この世に生を受けた順で言っても, 逝ってしまった順で言っても同じ, ジミヘン, ジャニス, ジム・モリソン, そのうえ亡くなった時の歳は皆同じ, 27歳。

もう一つ共通項を挙げるなら, 3人とも, それぞれバンドを率いて音楽活動をしながら, 当人のみが飛び抜けて注目され, 名がロック史に残り, バンドのメンバー達は彼らほどの「有名」人ではないということ。バンド自体に注目した類のファンでなければ, 個々のバンド・メンバーの固有名詞を言える人はそう多くないと思う。この辺, 例えばバンドの名の方で語るとクリーム, ビートルズ, ストーンズなど, 各バンド・メンバーも皆ビッグな存在として認知・認識されたような例と比べると, だいぶ事情が異なると言える。それがどうした?と言われても, ここではそれ以上深入りしないけれど(どんどん文が長くなりそうで)。

とにかく, それぞれ希有の存在で, 早逝の人だった 〜 Jimi Hendrix (November 27, 1942 – September 18, 1970), Janis Joplin (January 19, 1943 – October 4, 1970), Jim Morrison (December 8, 1943 – July 3, 1971) 〜 合掌(まぁ筆者は仏教徒ではないけれど, RIP より合掌って感じかな, どういうわけか)。

Break On Through (To the Other Side) 〜 「表現の自由」制限ヴァージョン?(歌詞和訳)

当時何が「いけない」とされたのか, そのつまらん理由は大体分かるものの, 制限・制約の合理性とか正当性という意味では信じがたい, 歌詞の中の "She gets high" の "high" がいかん, 遺憾, 「いけない」とされてアレの時に「イケ」なくされたような感じ(笑)。

ライヴでは当然 "high" 歌いまくって, 言いまくっていたんだろうけど, レコード発売の上で "high" 部分が消去されてしまったという, リリース当時のヴァージョン。

因みに今の時代だって, 例えば Facebook(社名は最近 Meta Platforms に変えたかと)のマーク君とかもいろんな制限が好き。筆者の経験では, 時にはイスラエルの政策批判といった政治ネタの投稿も削除されてしまう。下のは政治ネタとは関係ありません, 見ての通りで。

まぁ ドアーズ "Break On Through (To the Other Side)" リリース当時の検閲を絵で表わすと大体こんな感じ(笑)。「この紋所ならぬ Fuck, いや Facebook の F 十字が目に入らぬか。ここにおわす御方をどなたと心得る。こちらにおわすは先の副将軍, 水戸光圀公ならぬ, 現代の SNS 将軍にして Facebook 界の帝王, Mark Suckerberg 公であらせられるぞ。Facebook の検閲に文句を言うユーザーども, 頭が高い。控えおろう」の Mark Zuckerberg 君。あくまで風刺だよ, 真面目に怒りませんよう!

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さてさて, 

話を戻して,

以下は, 「向こう側へ突き抜けるんだ」という歌をリリースしながら, 結果的にはレコード会社(なのかもっと権力的に上?の存在なのか)の自主規制によって, 歌詞の一部が制限されてしまったという, この曲のリリース当時のヴァージョン。

筆者がこの歌の歌詞を和訳したのは, (当時 Facebook に投稿していたので) Facebook 上の投稿を検索してみたところ, 2017年3月23日。以前, 自分のホームページ上に自分で訳した英語の歌の和訳歌詞を載せていた時は, 殆どの場合, その日の日記も同じ日にホームページにアップしていたので, 後者を見るとその歌を訳そうと思った切っ掛けとか動機のようなものが自分で分かるんだけれど, この歌の歌詞を訳した時期はそのホームページ更新を止めて既に何年か経過していた時で, (今から 4年ほど前だからそれほど昔でもないものの)当時どうしてこの歌の歌詞を和訳してみようと思ったのか, それが思い出せない。まぁ自分で記憶に残すほど大した理由ではなかったのかもしれない。

Break On Through (To the Other Side) 〜 from The Doors' 1967 self-titled debut album ♫

You know the day destroys the night
Night divides the day
Tried to run
Tried to hide
Break on through to the other side
Break on through to the other side
Break on through to the other side, yeah

分かるかい、昼は夜を破壊するんだ
夜は昼を切り裂くんだ
逃げな
隠れな
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けろ

We chased our pleasures here
Dug our treasures there
But can you still recall
The time we cried
Break on through to the other side
Break on through to the other side
Yeah!
C'mon, yeah

おれ達はここで快楽を追い求めた
あそこで宝物を掘った
だがお前はまだ思い出せるか?
おれ達が泣いたあの時のことを
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けろ

Everybody loves my baby
Everybody loves my baby
She get(s high)
She get(s high)
She get(s high)
She get(s high)

みんながおれの彼女を愛してる
誰もがおれの恋人を愛してる
彼女はハイになってるんだ
彼女はハイになってる
彼女はハイになってる
彼女はハイになってるんだ

I found an island in your arms
Country in your eyes
Arms that chain
Eyes that lie
Break on through to the other side
Break on through to the other side
Break on through, oww!
Oh, yeah!

おれはお前の腕の中に島をみつけた
瞳の中には国をみつけたぜ
おれに鎖をかける腕
おれに嘘をつく偽りの瞳
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けるんだ
突き抜けるんだ

Made the scene
Week to week
Day to day
Hour to hour
The gate is straight
Deep and wide
Break on through to the other side
Break on through to the other side
Break on through
Break on through
Break on through
Break on through
Yeah, yeah, yeah, yeah
Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah

いままで華々しく活躍したもんだな
毎週毎週
毎日毎日
刻一刻と
扉の向こうはまっすぐだぜ
だが深くて広い
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けるんだ
突き抜けるんだ
突き抜けろ
突き抜けろ
突き抜けろ ...

Break On Through (To the Other Side) 〜 歌詞和訳

って, ほぼ前章に載せてるんだけど。

その前章に書いた通りなんだけど, 歌詞は 2017年3月23日に訳した。以前, 自分のホームページ上に自分で訳した英語の歌の和訳歌詞を載せていた時は, 殆どの場合, その日の日記も同じ日にホームページにアップしていたので, 後者を見るとその歌を訳そうと思った切っ掛けとか動機のようなものが自分で分かるんだけれども, この歌の歌詞を訳した時期はそのホームページ更新を止めて既に何年か経過していた時で, (4年ほど前だからそれほど昔でもないものの)当時どうしてこの歌の歌詞を和訳してみようと思ったのか, それが思い出せない。

まぁ自分で記憶に残すほど大した理由ではなかったのかもしれない ... たぶん! ... ってか, これ前章で書いたことの繰り返し。ぜんぜん Break On Through してない。ちょっと意味違うか(笑)。

ではでは, 以下のスタジオ・ヴァージョンと歌詞と筆者による和訳歌詞の下に, ジム・モリソンが動いている(生きていた時だから当たり前だけど), 貴重な, でも YouTube に上がっていたから簡単に見られる, ライヴ・ヴァージョンの方も付します。

前章で, リリース当時は消去されてしまった "high" に関して, 「ライヴでは当然 "high" 歌いまくって, 言いまくっていたんだろうけど」と書いたんだけれど, しかしこの下の(歌詞と和訳歌詞の更に下に掲げる)ライヴ・ヴァージョンでは, ジム・モリソン Jim Morrsion 自身はその箇所で "She gets, she gets.." としか歌っていない。ただ, 彼とは別に, キーボード・プレイヤーのレイ・マンザレク Ray Manzarek が, マイクに向かって "Higher" とか "Higher, baby", "Higher", "High" などと, 何度も繰り返して加えているのが分かる。はっきり聞こえ, オーディエンスにも十分聞こえていたのではないかと思う。それがリリース当時, 制限されて消された部分だからなのか, このライヴの時の単なる演出なのかはよく分からないけれど。当時のライヴ, たくさん音源チェックして聴き比べたら何か分かるかもしれないのだが, ま, いいや, そこまでは。

Break On Through (To the Other Side) 〜 originally from The Doors' 1967 self-titled debut album ♫

You know the day destroys the night
Night divides the day
Tried to run
Tried to hide
Break on through to the other side
Break on through to the other side
Break on through to the other side, yeah

分かるかい、昼は夜を破壊するんだ
夜は昼を切り裂くんだ
逃げな
隠れな
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けろ

We chased our pleasures here
Dug our treasures there
But can you still recall
The time we cried
Break on through to the other side
Break on through to the other side
Yeah!
C'mon, yeah

おれ達はここで快楽を追い求めた
あそこで宝物を掘った
だがお前はまだ思い出せるか?
おれ達が泣いたあの時のことを
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けろ

Everybody loves my baby
Everybody loves my baby
She gets high
She gets high
She gets high
She gets high

みんながおれの彼女を愛してる
誰もがおれの恋人を愛してる
彼女はハイになってるんだ
彼女はハイになってる
彼女はハイになってる
彼女はハイになってるんだ

I found an island in your arms
Country in your eyes
Arms that chain
Eyes that lie
Break on through to the other side
Break on through to the other side
Break on through, oww!
Oh, yeah!

おれはお前の腕の中に島をみつけた
瞳の中には国をみつけたぜ
おれに鎖をかける腕
おれに嘘をつく偽りの瞳
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けるんだ
突き抜けるんだ

Made the scene
Week to week
Day to day
Hour to hour
The gate is straight
Deep and wide
Break on through to the other side
Break on through to the other side
Break on through
Break on through
Break on through
Break on through
Yeah, yeah, yeah, yeah
Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah

いままで華々しく活躍したもんだな
毎週毎週
毎日毎日
刻一刻と
扉の向こうはまっすぐだぜ
だが深くて広い
向こう側へ突き抜けるんだ
向こう側へ突き抜けるんだ
突き抜けるんだ
突き抜けろ
突き抜けろ
突き抜けろ ...

Break On Through (To the Other Side) 〜 The Doors LIVE at The Isle Of Wight Festival 1970 ♫

さて, 

"Break On Through (To the Other Side)" とは, 何を歌った歌だったのか?

分からない。色々考えられて, はっきりしない。でも本人もあまり具体的な何かのカタチをイメージしたのではないのかもしれない。ジム・モリソン自身は, Other Side というのは sub-consciousness, 潜在意識の世界のことだと言ったとかって話だけど, 彼が「意識」したのもそこまでで, それ以上の具体的なイメージがない抽象的な概念だったのかもしれないなと。とにかく, 分からない。

そういう極めて抽象的なコンセプトだったのか, あるいは,

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例えば, 何か恐れ・畏れを抱くものとか, その種の「意識」を超えた向こう側に突き抜けろというようなことだったのか, あるいは,

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案外, セックスのことを歌っていたのか?

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分からないけれど, まぁよいよね, 時にはそこまで分からなくても。

結局, リスナーはある程度のところまでは好きに解釈してよいのだ(「ある程度」以上に好きに解釈したって基本的には誰も止められないが)。とにかく, 全てのアートは受け手の手元, 耳元, 目元, 脳元に届いた時, 受け手のもの「にも」なる。著作権云々かんぬんカンヌ映画祭の話でなく(あれ?), アートの解釈に関する一定の「自由」についての話。要するに, 当然と言えば当然だけれど, リスナーの側で色んな解釈をしてよいと。

というような考えは筆者自身, いつも持っているのだけれど, 今日ピックアップしたドアーズの "Break On Through (To the Other Side)" も色んな受け取り方ができる歌で, かつ, "Break On Through .. " の場合は, あんまり具体的なレベルに深入りせずに, 様々な解釈の余地を残しながら聴く, そんな聴き方が相応しい曲だという気がしているのだった。

相応しいというような「カタ」に嵌める言い方をすると, そこで何か, 自分自身以外のリスナーに向かって解釈の自由を逆に制限しようとしているように聞こえかねない表現にもなってしまい, それは勿論そういうことでなくて, つまり自分自身に向かって言っているようなものなのだが。理屈っぽい(笑)。

というわけで, "Break On Through (To the Other Side)" の話はこのくらいにして,

bonus track 1) 〜 Light My Fire

ドアーズが残した曲は好きな曲だらけだけど, 一番好きな曲はやはり "The End" か "Light My Fire", あるいは "Riders on the Storm" かも。"Break On Through (To the Other Side)" ももちろん気に入っている曲だけれど。他には例えば "L.A. Woman" ♫ それは bonus track 2) にて。

Light My Fire 〜 from The Doors' eponymous debut album, released on January 4, 1967 ♫

You know that it would be untrue
You know that I would be a liar
If I was to say to you
Girl, we couldn't get much higher

Come on baby, light my fire
Come on baby, light my fire
Try to set the night on fire

The time to hesitate is through
No time to wallow in the mire
Try now we can only lose
And our love become a funeral pyre

Come on baby, light my fire
Come on baby, light my fire
Try to set the night on fire, yeah

The time to hesitate is through
No time to wallow in the mire
Try now we can only lose
And our love become a funeral pyre

Come on baby, light my fire
Come on baby, light my fire
Try to set the night on fire, yeah

You know that it would be untrue
You know that I would be a liar
If I was to say to you
Girl, we couldn't get much higher

Come on baby, light my fire
Come on baby, light my fire
Try to set the night on fire
Try to set the night on fire
Try to set the night on fire
Try to set the night on fire

bonus track 2) 〜 L.A. Woman

この曲は, ジム・モリソンを擁したドアーズ最後のアルバム "L.A. Woman" のタイトル・トラック。

L.A. Woman 〜 the title track of The Doors' last album with Jim Morrison (December 8, 1943 – July 3, 1971), released on April 19, 1971 ♫

Well, I just got into town about an hour ago
Took a look around, see which way the wind blow
Where the little girls in their Hollywood bungalows

Are you a lucky little lady in the City of Light
Or just another lost angel?
City of Night, City of Night,
City of Night, City of Night, woo, c'mon

L.A. Woman, L.A. Woman
L.A. Woman Sunday afternoon
L.A. Woman Sunday afternoon
L.A. Woman Sunday afternoon
Drive through your suburbs
Into your blues, into your blues, yeah
Into your blue-blue Blues
Into your blues, oh, yeah

I see your hair is burnin'
Hills are filled with fire
If they say I never loved you
You know they are a liar
Drivin' down your freeway
Midnight alleys roam
Cops in cars,
The topless bars
Never saw a woman...
So alone, so alone
So alone, so alone

Motel, money, murder, madness
Let's change the mood from glad to sadness

Mr. Mojo Risin', Mr. Mojo Risin'
Mr. Mojo Risin', Mr. Mojo Risin'
Got to keep on risin'
Mr. Mojo Risin', Mr. Mojo Risin'
Mojo Risin', gotta Mojo Risin'
Mr. Mojo Risin', gotta keep on risin'
Risin', risin'
Gone risin', risin'
I'm gone risin', risin'
I gotta risin', risin'
Well, risin', risin'
I gotta, wooo, yeah, risin'
Whoa, oh yeah

Well, I just got into town about an hour ago
Took a look around, see which way the wind blow
Where the little girls in their Hollywood bungalows

Are you a lucky little lady in the City of Light
Or just another lost angel?
City of Night, City of Night,
City of Night, City of Night, whoa, c'mon

L.A. Woman, L.A. Woman
L.A. Woman, you're my woman
Little L.A. Woman, Little L.A. Woman
L.A. L.A. Woman Woman
L.A. Woman c'mon

bonus track 3) 〜 Riders on the Storm

Riders on the Storm 〜 from The Doors' last album with Jim Morrison (December 8, 1943 – July 3, 1971), released on April 19, 1971 ♫

Riders on the storm
Riders on the storm
Into this house we're born
Into this world we're thrown
Like a dog without a bone
An actor out on loan
Riders on the storm

There's a killer on the road
His brain is squirmin' like a toad
Take a long holiday
Let your children play
If you give this man a ride
Sweet family will die
Killer on the road, yeah

Girl, you gotta love your man
Girl, you gotta love your man
Take him by the hand
Make him understand
The world on you depends
Our life will never end
Gotta love your man, yeah

Riders on the storm
Riders on the storm
Into this house we're born
Into this world we're thrown
Like a dog without a bone
An actor out on loan.
Riders on the storm

Riders on the storm
Riders on the storm
Riders on the storm
Riders on the storm
Riders on the storm

bonus track 4) 〜 The End

本 note 「前説」の注釈に幾つかの関連 note リンクを付したけれど, サイモンとガーファンクルやオランダのロック・バンド, ショッキング・ブルー「悲しき鉄道員」などを小4の頃に聴いて「洋楽」と言われていた音楽の世界に嵌まるようになり, その後は Cream(ももう解散していたけれど, Cream を聴いた中学入学時辺りから, 頭の中でアーティストの名前などがカタカナだったりアルファベットだったりになっていったような気がする)や Pink Floyd 他, さらに Buddy Guy 等の Blues など色んな音楽を聴くようになった拙者(筆者!)だけど, The Doors を聴くようになったのは遅い。 

初めてドアーズ, The Doors というバンドを意識して聴いたのは, 学生時代に観たコッポラの映画「地獄の黙示録」, "Apocalypse Now" に使われていたこの曲、"The End" を聴いた時だと思う。

「終わり」というタイトルの曲だけど, 彼らのデビュー・アルバムに収められていた曲だった。ドアーズの最初のアルバム, その最後に収録された曲。

荘厳なメロディとサウンド, 難解な歌詞, インドのシタールを想わせるような音を奏でるギター, さらに独特なリズムで彩られた「終わり」の世界, この曲のリリースから 4年半後に, ジム・モリソンの人生, 生は, 「終わり」を迎えてしまった。

THE END 〜 from The Doors' eponymous debut album, released on January 4, 1967

THIS IS THE END
Beautiful friend

THIS IS THE END
My only friend, the end

Of our elaborate plans, the end
Of everything that stands, the end
No safety or surprise, the end
I'll never look into your eyes again

Can you picture what will be?
So limitless and free
Desperately in need
Of some stranger's hand
In a desperate land

Lost in a Roman wilderness of pain
And all the children are insane
All the children are insane
Waiting for the summer rain, yeah

There's danger on the edge of town
Ride the King's Highway, baby
Weird scenes inside the gold mine
Ride the highway west, baby
Ride the snake, ride the snake
To the lake, the ancient lake, baby
The snake, he's long, seven miles
Ride the snake
He's old and his skin is cold
The west is the best
The west is the best
Get here and we'll do the rest
The blue bus is calling us
The blue bus is calling us
Driver, where you taking us?

The killer awoke before dawn
He put his boots on
He took a face from the ancient gallery
And he walked on down the hall
He went into the room where his sister lived, and then he
Paid a visit to his brother, and then he
He walked on down the hall, and
And he came to a door
And he looked inside
"Father?" "Yes, son?" "I want to kill you"
"Mother? I want to..."

Come on baby, take a chance with us
Come on baby, take a chance with us
Come on baby, take a chance with us
And meet me at the back of the blue bus
Of the blue bus, on the blue bus, on the blue bus
Come on yeah
Fuck, fuck
Fuck fuck, fuck, fuck
Come on baby, fuck me baby yeah
Fuck fuck fuck fuck fuck
Come on baby, fuck me baby
Fuck fuck fuck fuck fuck
Come on
Fuck fuck
Alright
Fuck fuck
Kill, kill, kill, kill

This is the end
Beautiful friend
This is the end
My only friend, the end

It hurts to set you free
But you'll never follow me
The end of laughter and soft lies
The end of nights we tried to die

THIS IS THE END

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