「書肆山田」の造本、装幀、活版文字の美を全身で味わう

東京在住の友人が「書肆山田の本」展のチラシ、封筒、そしておそらくその会場で購入したのであろう、『書下ろしによる叢書　草子５　三好豊一郎　老練な医師』（書肆山田、昭和49年11月25日）を送ってくれた。近くだったらぜひとも覗きたかった展示。感謝です。

「書肆山田の本」展
http://shoshiyamada.jp/nabesan.html

#書肆山田 Instagram Posts
https://www.picuki.com/tag/書肆山田

39×54cm大の紙を三度折って16ページの冊子にしている。綴じはない。城所祥の木版画が５点、挿画として配置されている。書肆山田サイトによると、この装幀は瀧口修造の手になるもののようだ。叢書としては８冊が刊行された。

● 星と砂と　日録抄　　書下ろしによる叢書〈草子〉1　　瀧口　修造　
● 「評伝オルフェ」の試み　書下ろしによる叢書〈草子〉2　　天沢　退二郎　
● 異霊祭　書下ろしによる叢書〈草子〉3　　吉岡　実　
● ゴヤを見るまで　書下ろしによる叢書〈草子〉4　　飯島　耕一　
● 老練な医師　書下ろしによる叢書〈草子〉5　　三好　豊一郎　
● レッスン・プログラム　書下ろしによる叢書〈草子〉6　　岩成　達也　
● 巨人伝説　書下ろしによる叢書〈草子〉7　　高橋　睦郎　
● 質問集　書下ろしによる叢書〈草子〉8　　谷川　俊太郎　

クロカル超人の版元考　再び書肆山田のこと
https://crocul.cocolog-nifty.com/callsay/2022/07/post-798b6f.html

丸善 京都本店
【今こそ詩を！】「書肆山田フェア」を開催中です！
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