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相思相愛

自然と調和した住まいをご提案させていただいている加藤建築。

代表は本当に木に敬意を持って大事に使い、できる限り無駄にしません♡
そのなかで、どうしても使えない木には“ありがとう”を込めながら我が家の薪ストーブの燃料として活躍してもらっています。

しかし、
木の加工以外の工程に取り掛かり始めると、木材の端材がほとんど無い!という状態にもなるのです。

そして、今がまさにその状態。笑


こんなに「寒波」を連呼されている新潟の冬ですが我が家には【薪不足】も到来です。
このタイミングでです。ぴえん

めちゃくちゃ寒がりなわたしは、ついつい「さむーい」と言ってしまいがち。
我慢できるのに、つい口から出ちゃうのです。なんか喋っていないと落ち着かないんですかね?笑

別に訴えているつもりもないのだけれど、優しい代表はたぶんこの言葉を気にしてくれて
「まだまだ使い道があるだろう。だがしかし、それがいつ、どこで、何になるかはまだ決まっていない」的な位置付けで、大事にしまっていた木たちを
作業場から連れて帰ってきてくれました。


でも、この木たちをみている代表の顔が、なんとも悲しそうで。
まだ使えるんだよなぁオーラしか出ていませんでした。

「いいよ!日中はわたししか居ないんだから、薪ストーブはつけなくていいし、この子達まだ燃やす前に出来ることがあるよ!燃やさないでーー!」と、言わずにはいられなかった。笑

わたしにこんな感性を教えてくれた代表はすごいなぁと思います。

庶務になり、県内外たくさんの方の話を見聞きしていると、大工さん全員がそういう考えでないということも知ってしまったので
わたしが木だったら、そこまで大事にしてもらえるなんて、とっても嬉しい♡
(わたしにはそうではありません。何故なのでしょうか。木になってもいいですか?)


代表自身が技術力はもちろんだけれど、そうやってひとつひとつ、隅々まで木の個性を読み取って会話して、大事に大事に扱っているから、木たちもそれに応えてくれるのでしょうね。

技術やセンスは大事だと思うけど、それを後押しして、さらにどんどん流れに乗せてくれるのは、手間暇を惜しまず(それどころか手間暇こそ喜んでよだれ出ちゃうレベルで楽しんでいる)木と会話して、お客様の想いをのせていくからなんだろうなと
公私共に身近でみていて思います。

代表が上司だったら絶対に嫌だけど(そもそもわたしは職人気質ではないから雑すぎて怒られてばっかりなだけか笑)、代表が設計してくれたり作ってくれたりするなら安心して全てを任せられます⭐︎

榊に花が咲いた♡可愛い♡


そんなこんなで、わりと薪ストーブは控えめに過ごしている我が家ではありますが
やっぱり土壁の蓄熱作用は素晴らしいと思います。

断熱材なしなのに、以前暮らしていた家よりも寒くないんだもの。

断熱材なし、暖房器具はたまにつける薪ストーブと遠くに設置してあるエコウィンのみなのに真冬にこんな体感を得られているってすごくないですか?

全部がシンプルで良いと、経済が回らないのかもしれないけど、
地球は回りやすくなる気がします♡♡♡


薪不足を知って、仲間の大工さんが木を運んできてくれることも最高にありがたいです!!

寒い中、お仕事しているだけでもすごいし、早く帰って休みたいだろうに、わざわざトラックに積んで持ってきてくれるなんて神!

代表をはじめ、周りの職人さんたちも、誰かのために率先して動く人ばかりで、わたしも自分にできることを頑張りたいなと自然と思うようになりました。
こんな風に、良い気持ちが循環していく心地よさもとっても好き。


越後姫の季節♡


大企業が大量に仕入れて安く売るようなシステムには到底敵わない!!
家を建てたり直したりするにはそれなりの金額がかかるから価格だけを見て安い方を選ぶという選択の仕方ももちろんアリだと思います。

だけど、こうやって顔と顔どころか、その人の生き方までもを感じられる距離感で、
暮らしを支える「家」という場所を作り上げていく安心感や安定感や言葉にできない深みみたいなものは負ける気がしません♡

そこからずっと、家が歳をとる姿をお客様と同じ目線で見守り続け、木のココロと両立しながら、その時々のライフスタイルや経済状況やタイミングを考えて、みんなが一番嬉しいポイントを見つけて提案していけるのも、加藤建築の良いところだと思います♡

小物も作っています♡

なんか書きたいことがありすぎて全然まとまらないので今日の庶務の呟きはこの辺で終わります。

SNSはカナリゆっくりペースですが見ていただけて嬉しいです。
いつもありがとうございます♡

ではまた!









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