社員が仕事以外でやりたいことに挑戦出来るように、会社でちょっと工夫していることがあります。
僕はトライアスリートです。
人生の9割が仕事とトライアスロンで構成されていると言っても良いくらい、トライアスロンに人生を捧げています。
が、プロではありません。むしろ、仕事は有難いことに大忙しです。
フルタイムワーカーにとって、トライアスロンという競技を続けることはそう簡単な事ではありません。水泳、自転車、マラソンの3種目を同時にトレーニングしなければいけないわけです。
そしてトライアスロンは自然豊かな場所で行われることが多いですから、国外への遠征となるとそれなりに時間とお金がかかるわけですね。
しかし僕は、年々タイムを伸ばし、来年再来年を世界選手権への挑戦の年と位置付けるところまで来れました。
それもこれも、会社の制度や環境が『自分のやりたいことをやる時間をしっかり確保できる』ようになっているからだと思います。
ちょっとご紹介しますね!
①出社定時が10時~
10時が出社時間の理由は、満員電車での通勤に寄って余計なストレスを受けなくていいように、という理由がありますが、僕にとって最も有難いのは出社前にトレーニングの時間を作れることです。
6時半に起床すれば、1時間以上ランニングをする時間を毎日確保できるため、最高に有難い。
僕にとってはたまたまランニングですが、他の社員はまた違った過ごし方をしています。
弁当を作る時間にしていたり、産まれたばかりの子供との時間に当てていたり、勉強の時間に使ったりと、とにかく、『自分のやりたいことを朝から出来る』ということが非常に素晴らしいことなんです。
②休憩が1時間30分あり、それをどう使っても良い
これも最高。
ランチにゆったり1時間30分行くひともいれば、買い物に出かける人もいるし、公園に昼寝しに行く人もいます(笑)
僕はというと、昼食を最大でも30分で済ませて、1時間はトレーニングするようにしてます。
それが出来る理由は↓↓
③オフィスにジムがある
これが最高ですよねー(笑)
事務所を出たら、15秒以内にジムに行けます(笑)
この環境は、僕が時間を無駄にせずにトレーニングと仕事を両立できる最大の要因だと思いますね。
④休みを取りたいように取れる
そもそも自分の仕事に支障が無いようにということは大前提として、
午前午後の半分の休みや1日休みは自由に取れます。
また、早く来てその分早く帰ったりもOK。
これは珍しいかもしれませんが、うちは【週休1日で有給30日】と、【週休2日で有給14日】の2パターンから勤務形態を選べます。
僕は役員なのでこの制度は適用されませんが、長い休みを取ろうと思えば取れるし、半日ゆっくりしたければそれも出来ます。海外にトライアスロンに行くときも、全く支障はありません。
時間が必要な時に柔軟に作れるのは、とても生きやすいと思います。
そんな会社を経営している、僕のとある1日
6時30分:起床
7時~8時過ぎ:ランニング
~9時30分:朝食&身支度
10時:出社
13時~:バイクトレーニング
14時30分~20時:仕事
20時30分~:水泳
22時:帰宅
23時30分:就寝
会社を選ぶ際には、業務内容よりも『どんなライフスタイルを送れそうか』をよく見た方が良い
個人的な意見ですが。
多くの人にとって、人生の多くを仕事が占めます。フリーランス、個人事業主という選択も増えてはいますが、現状はまだまだ日本は会社組織が強い。仕事は、会社から提供されるわけです。
良くも悪くも、どんな会社に所属するかでそれ以外の時間の過ごし方や選択肢も変わってしまいます。
僕たちは仕事は全力で取り組みますが、人生トータルでやりたいことが出来るかどうかという点をとても大切に会社作りに取り組んでいます。
趣味でも競技でも、家族との時間でも、資格を取る為の勉強でも、何でもいい。