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ランニングで気づいた不思議とうまくできている人体の構造についてって話。

ランニング中に気付いたこと。気付いたことというか、「あ、そうなってるのか」って実感したっていう。

腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉がある。画像の通り、この筋肉は背骨のちょうどみぞおちの辺りから骨盤を通り抜けて大腿骨に繋がるいくつかの種類の筋肉の総称だ。

腸腰筋が上半身と下半身を繋ぐ。したがって、脚は股下ではなく股関節でもなく、みぞおちから伸びていると言っても過言ではない。そして、実際、この腸腰筋をうまく使えるかどうかが重要なんだそうだ。

そういうことは知識としては知っていたのだけど、どうすればいいのかはあまりよくわからなくてなんとなく「脚はみぞおちから伸びてんだぞ」という意識くらいしかすることがない。

でも、ひょんなことで骨盤を少し前傾させてみたところ、脚の可動域が少し変わった気がして、「あーこういうことかも」となんか腑に落ちた。

んで、骨盤を前傾させるにはどういう姿勢が自然だろうか?と考えてみると、大事なのは腹筋だとわかる。

腹筋をちゃんと伸ばすことで骨盤のお腹側が少し下がって、腹筋と逆に動く背筋(僧帽筋かな?ちょっとわかんない)が骨盤の背中側を少し引っ張る。

そうなると自然と胸を張る姿勢になって、頭の位置も固定される。

そうやって上半身が固まったら、何故か脚がとてもよく動くのがわかった。腰・お尻・ハムストリングス・ふくらはぎがなんか気持ちよく連動してるのが感じられて気持ちよかった。

そのせいかどうかわからないが、ケイデンス(足の回転数)が伸びて、タイムが少し縮まった。いつもは平均ケイデンス158くらいなのが165になり、タイムが6分台になってる。

別にそうしようと思ったわけじゃないのにケイデンスもタイムも変化しててびっくり。

腰の位置ひとつで身体全体の動きがこんなに変わるんだーと自覚して、人体の神秘を感じたわけでありました。

発見の多いランニングです。

んじゃね!

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浅沼大樹
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