戦争犯罪に巻き込まれないために~ニュースを見て考えなければいけないこと~(後編)
こんにちは。時事問題を解説している北海道大学(北大)の玉井です。
前回の続きとなっておりますので前編をお読みでない方は以下より一度目を通していただいてからこちらの記事を見ることをお勧め致します。
https://pando.life/article/123998(Pando)
https://note.com/daiki1008/n/n673b96c1df97(note)
さて、前回はイスラエルとハマスの戦争がなぜ起こったのかについて解説しましたね。
今回はその戦争が
日本も戦争に参加させられてしまうこと
になってしまう理由について解説していきます。
前提知識として知っておいてほしいのが、
イスラエルにはアメリカの支援がある、つまり後ろ盾
についています。
なぜならアメリカの政治家を支援するお金持ちの多くはユダヤの方たちですからね。
そして、アメリカは案の定、この戦争についてイスラエルを庇うような立場を取り、支援の表明をしています。
しかし、アメリカは今実は他国を支援している場合ではないのです。
というのもアメリカは冷戦終結後から
ワールドポリス
としての役割を務めあげ、疲れてしまっているのです。世界の警察とは世界のもめごとはアメリカがすべて解決するという、
アメリカがワールドリーダーだ
という考えから生まれた概念ですね。
しかし、湾岸戦争やベトナム戦争、イスラム国への対応等で最近のアメリカ国民の世論は世界のことに介入せず、自国の利益を優先したいという意見が目立ちます。そんな中で2022年に起こったのがロシアウクライナ戦争です。アメリカからすれば「また他国でトラブルかあ、おれらが仲介して支援するのめんどくさいなあ」となっています。
初めのころはアメリカ中心の西側諸国は協調してウクライナ支援を掲げていましたが、最近は足並みの乱れが目立ちます。
そしてそんなへとへとなアメリカのもとに今回、中東問題が出現したのです。もう支援はしたくない、でもイスラエルを怒らせると次の選挙で自分に支援をしてくれなくなるかもしれない、そんな思いでイヤイヤ支援をしています。
そうなるともう遠い他国で起きた問題に、これ以上、アメリカが介入し、解決したいと思うことは容易ではありません。
実は、そうなったとき、
これをチャンスと思う国
が実は存在します。
それは
中国
です。
中国は台湾を自国の一部と言い張り譲りません。
そんな中国にアメリカは今は牽制球をたくさん投げていますが、今後中国はへとへとなアメリカを見て「今しかない」と思い、台湾に侵攻するでしょう。(40年代には中華人民共和国100周年などのイベントがあることも関係している)
そうなれば、
日本の米国軍事基地から
台湾で戦うため米兵が出動します。その結果として中国は米兵殺害目的で、日本の米軍基地を叩きに来るでしょう。
もうそうなれば後は想像に難くないでしょう。
日本政府は本国への攻撃から日本を守ると称し、
戦争を開始します
。
80年ぶりの戦争開始です。
では、このシナリオを実現させないためには何が必要なのでしょうか?
次回は、今日からできる対策方法について解説していきますのでお楽しみにしてください!