全人代で起きた中国の”改悪”とは⁉
こんにちは。
時事ニュースの解説をしている北海道大学(北大)、札幌在住の玉井大貴です。
今回は、先日に行われた中国全人代で起きた歴史を変えてしまいかねない出来事についてお話をしていきます。
この出来事によって日本をはじめ世界はより一層、地政学リスクを抱えることになります。
是非最後までお読みいただき今のリスクについて正しくとらえましょう。
さて、結論ですが、そのリスクとは中国の政府が機能しなくなることです。
どういうことかを説明するためにまずは中国の政府機関の概要からお話をしていきましょう。
中国は従来は、政府と共産党は独立した組織でした。政府は行政の様々な執行権限を持ち、比較的に自由に意思決定をする機関で、共産党は中国の権力者たちの集団といった認識でした。
つまり、政府と共産党は互いにある程度独立していたのですが、今回、習主席はこの独立性を壊して政府を完全に共産党の支配下に置いてしまったのです。
これは大きな事件です。
毛沢東時代の中国に逆戻りしてしまったわけです。
そうなれば、中国はますます外交面で言うことを聞かなくなり独裁化していく恐れがあります。
正直、我々が今、この状況を解決する手立てはありませんが、まずはこのような危機的状況に世界があることを知ってもらいたいと考えています。
是非、他人事と思わず今後の動向に注目していってください!
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