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【振り返りessay250219】自分の感受性で生きていきたい
ミーニング・ノートのアンケートを実施して、結構多いコメントが、「インスピレーションに気づくようになった」「直感を大切にできるようになった」というもの。
これ、私が強く打ち出していた効果ではないので、ある意味ちょっと意外だったの。
でも、あぁ、すごくわかる。
自分のインスピレーションに従うのって、自分のことを信じるっていうことでもあるから、なんか嬉しいよね。
何が起きるんだろう〜って、ワクワクするしね。
私もインスピレーション大好物なので、気持ちがよくわかる。
そもそも、インスピレーションに従うのって、ちょっと怖い。
なんでだろう?を考えてみた。
1、理由がないから怖い
フワッと浮かんだインスピレーションって、どこから来たのか、なぜ来たのか理由がつかないことが多い。
なんだか、いいと思った。とか。
なぜだか、惹かれた。とか。
「なんだか」と「なぜか」が多い。
社会人になると、自分の行動の説明責任を求められることが多くて、説明ができないことを行動しにくくなってしまう。
2、無駄になるかもしれないから怖い
理由がないことって、無駄になるかもしれないじゃない?それが怖いってあるのかもね。
でもさ、無駄って、誰が決めるの?
自分がインスピレーションに従えたこと自体が面白かったなら、全然無駄じゃないし。他の人が無駄って言ったとしても、正直関係ないよね。あなたが決めることじゃないよって思う。
3、自分のインスピレーションなんて、大したものじゃないかもしれないから怖い
うん、大したものじゃないかもしれないよね。
でも、これも無駄理論と同じで、誰が決めるの?
センスが悪いかも?時代遅れかも?
それでよくない?
誰もそんなこと言っていないのに、自分が自分のことを罵倒して、インスピレーションを押し込めてしまうこともあるよね。
例えば、本当は無名のアーティストにすごく惹かれているのに、無名な人に惹かれる自分を信用できなくて、有名アーティストのライブの方にいっちゃった。とかね。
例えば、本当はコツコツと趣味のことをやっていて極めたいって思っているのに、いざお金をかけるってなると、楽しそうではないけれどキャリアアップになりそうな方を選ぶとかね。
無意識で、自分のインスピレーションよりも、社会的にいいと言われているものに従ってしまうことってある。
自分で決めていいのにね。
あぁ、インスピレーションに従うのはなぜ怖いのか?っていう理由を考えようと思ったのに、途中で「インスピレーションに従ってみようよ!」っていう説得になってしまった。
ミーニング・ノートを書くと、なぜインスピレーションに従えるようになるのか?
これはね、2ステップあるかなと思っています。
1、自分の素直な内なる声をよく聞こえるようになるから。
ミーニング・ノートはとにかく内なる声(思考・感情)に素直に書いてと伝えている。
おそらく、立派な社会人をやっている人ほど、心の内は明かせないことが多い。
うまく折り合いをつけながら、切った貼ったな毎日を過ごしていることと思う。
でも、それを長年続けていると、自分の素直な内なる声が聞こえなくなってしまう。
無視するのが上手になってしまいすぎて、押し込めるのが上手になりすぎて、聞こえなくなってくるのだ。
ミーニング・ノートが誰にも見せない安全な場になってくると、ノートの中だけは、ここだけは、自分をさらけ出せるようになってくる。
そうすると、徐々に自分の内なる声が聞こえてくる。
2、どんな出来事からも必ずなにかを得ることを習慣にしていると、「なにか見つかるだろう」と挑戦できるようになるから。
上で書いた「内なる声が聞こえる」というアプローチとは、また別のアプローチなのだけど、ミーニング・ノートでは、出来事だけではなく、その出来事に対して何を気づいたのか、何を学んだのか、何を決めたのかといった内なる声も書いていく。
で、それがどうつながっていくのかをみていく。
それを続けていくと、「嫌な出来事からもなにか得ていることがあるんだな」っていうことがわかってくる。
それが自分の腹から納得できるようになってくると、なにか新しいことにチャレンジしてみることが怖くなくなる。
きっと、なにか得るだろうなって思うから。
このステップ1と2が続いてくると、徐々に、自分のインスピレーションに従って挑戦するようになってくる。
ユーザーの方は、なんとなくわかってくれるのでは?
というわけで、インスピレーションをもっと大切に生きていきたい方には、
ミーニング・ノートはとてもおすすめ!
もちろん、個を消す生き方のかっこよさもある。
義で生きるとかね。
でも、私は、私の感受性を大切に生きていきたい。
これ、いい!って思った自分の感性を信じたい。
ハッとした、自分のセンサーを大切にしたい。
キラキラした対象を探すのではなく、自分の心がキラリ輝いたものを大切にしたい。
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