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自己紹介をします。これが私の履歴書です。
はじめまして。
20代の転職をサポートする、おむすびと申します。
1990年生まれ、2025年1月時点で34歳です。
現在は、とある会社で人事として主に新卒・中途の採用を行っていますが、最初から人事としてキャリアを積み上げてきたわけではありません。
私はこれまで4回の転職経験があり、そのうち3回は未経験職種へ転職をしています。そもそもの私のキャリアは保育士からスタートをしました。
正直に言うと、保育士時代を含め、私は20代という貴重な時期のキャリアを棒に振りました。自分では「あの時、あんな経験しておいて良かったな」と、ポジティブに考えてはいますが、客観的に見た時には、もっとうまい立ち回りがあっただろうにと未だに悔やむこともあります。
4回の転職の内、20代では一度だけ転職をしています。保育士から法人営業に。
恐らく、この時に今の転職知識があれば全く異なる立ち回りでキャリア形成できていただろうと思います。何でうまく立ち回れなかったのかを考えた時に思い浮かぶことは、私が転職弱者だったということです。
もっと嚙み砕いて言うと、転職について何も知らなかったし、何も考えていなかった。
転職活動を始めるとき、私は単純に「今の職場がつらいから辞めたい」「違うことをやってみたい」という気持ちだけで動いてしまっていたように思います。
保育士から法人営業に転職する際、キャリアの方向性や自分の強み、将来どうなりたいかというビジョンが曖昧であり、きっとあの時の転職はただの「逃げ」だったのかもしれません。いや、間違いなくそうです。
結果的に、法人営業は同じ会社で5年間経験をしましたが、仕事のやり方や向き合い方などを振り返っても、「今の仕事のベースになっている」と感じる経験はほとんどないです。
最初は新鮮で挑戦しがいがありましたが、目の前の仕事をこなすだけで目標や目指すものなんて考えていなくて、毎日給料日を待つだけのルーティンでした。
じゃあ何で5年も続けたのかというと、会社の人たちが優しかったことと、転職する勇気が無かった。なんて格好いいものではないかもしれないです。その環境に甘えていたんです。
結果を出なくても怒られないし、人は優しいし。
「このままでいいのか」と思いながらも、将来のビジョンもなければ、「これが自分のやりたいことだ!」という実感も持てず。
そんな時、私のキャリアの転機になったのがコロナの流行です。
当時在籍していた会社もコロナの影響で売上が激減。仕事も減り、当然賞与は出ず、コロナが明ける気配も無い中、30歳を迎えようとした時に、「このままではダメだ」と、ようやく目が覚めました。
転職経験を知識に
法人営業を辞め、キャリアアドバイザーになったのは、それまでの転職経験を踏まえて「自分と同じ失敗をしてほしくない」と強く思ったからです。そこで初めて、「転職」をもっと広い視点で捉えるようになり、私は自分の経験を活かして、多くの人に転職の知識を伝えたいと思うようになったのです。
それと同時に、冒頭で述べた「棒に振った20代」という過去を、経験に変えることができた瞬間でもありました。
キャリアアドバイザーとして1年間、多くの人の転職をサポートして感じたのは、初めての転職、特に20代での転職がいかに大切かということです。
初めての転職は、単なる一歩ではなく、その後のキャリアの方向性を大きく左右する重要な岐路です。そして、2社目に入る会社は、その後の働き方やキャリアの基盤を作る場所となります。だからこそ、しっかりと準備をして、自己分析や市場の知識を持った上での「戦略的な転職」を目指すべきだと思っています。
キャリアアドバイザーの傍ら、その会社で自社社員の採用にも携わるようになり、その後人事部へ志願し異動。ここで私の人事としてのキャリアがスタートし、心から楽しいと思える仕事に出会うことになりました。
人事という仕事に出会うまで8年。だいぶ遠回りをしたと思います。
キャリアアドバイザーも人事も、他人の人生の一部に入り込むようなそんな仕事ですが、20代での経験があるからこそ、迷っている人や悩んでいる人の気持ちが多少ではあるものの理解できてるのは、私の強みだと思っています。
転職は「目的」ではない
転職を重ねる中で、大きな教訓を得ることができました。それは、転職は人生を劇的に変える魔法ではないということです。会社や仕事が変わったからといって、いきなり自分のスキルは自動的に上がらない。
結局はどこにいたって何をしていたって、キャリアの階段を昇るか昇らないかは自分次第です。
その内の一つとして転職活動があり、転職はあくまで手段です。転職することが目的となった瞬間に、その転職活動は失敗します。
転職活動では、自分がどんな未来を描き、どう生きていくかを明確にさせることが最も大切です。
何を成し遂げたいのか、どう自分を成長させたいのか、そういったビジョンがなければ、どれだけ会社や仕事を変えても心から満足するキャリアにはつながらないのです。
私は30歳を過ぎてからようやく自分のキャリアを真剣に考えられるようになりました。そして、これまでの遠回りをした経験こそが、私が20代に得た唯一の経験です。
だからこそ、20代の貴重な時間を無駄にせず、しっかりとしたキャリアを築けるようにサポートしたい。私の経験が少しでも役に立つなら、これ以上の喜びはないと思っています。
最後に
あなたのキャリアをむすびたい。
「おむすび」という、一見ふざけたような名前には、そんな思いを込めています。
もし、今の職場に悩んでいたり、次のキャリアステップを迷っているなら、ぜひ一度、私に話を聞かせてください。私はただの「転職をさせる人」ではなく、あなたが30代、40代、その先に続く長いキャリアをどう描いていくかを一緒に考えたいと思っています。
転職は、終わりではなく始まりです。その始まりが、あなたにとって「これで良かった」と思えるものになるように、全力でサポートします。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
・未経験で転職できるか不安
・初めての転職で何もわからない
・自分に合った仕事が見つからない
・そもそも転職するかどうかを迷っている
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まずは私のポストを少しだけのぞいてみてください!!
職務経歴書の自己PRで1ページくらい使ってる人。申し訳ないけど全部読まないんだ。書類選考するにあたってそこはあまり重要ではない。自己PRって自分目線なんだ。だから言葉悪いけど信用できない。相手が何を求めているか。相手目線。相手の求めてることをイメージして書く。媚びるわけではないよ。
— おむすび@20代の転職サポーター (@daijobchange) September 14, 2023
中途の場合「志望動機」よりも圧倒的に「転職(退職)理由」を聞かれる。逆を言えば今までの転職理由や今回の退職理由に、一貫性やストーリー性があれば面接官が勝手に自社への志望動機を作ってくれる。ちなみに一貫性やストーリー性は後付けで大丈夫。キャリア形成なんて偶然の要素が多いから。
— おむすび@20代の転職サポーター (@daijobchange) September 28, 2023
本気でキャリアを変えたい20代へ。実績も肩書もスキルも無い?いや、若さがあるだろう。若さは武器だ。20代は年齢が武器になる。若さが強みなのに、その価値に気づいてない人が多すぎる。失敗を恐れるよりも、今行動することで大きく未来が変わる。成長の機会を逃すな。チャンスは目の前にある。
— おむすび@20代の転職サポーター (@daijobchange) January 6, 2025