旬のかき氷
夏になるとかき氷が作りたくなります。
かき氷の氷🧊1つとっても、奥深いお話しがいっぱいあるんです。
今は亡き、大変お世話になっていた姉と慕っていた料理研究家がいました。
引き出しの多い方で
3552食堂のかき氷の師匠でもあります。
10年前くらいかなぁ、梅雨明けくらいにお店で何かイベントをやりたいなぁと師匠に相談していた所
『かき氷、やろうよ!』
と言ってくる師匠。
かき氷というと、食べると頭の先まで冷えてキーンとするものを想像しがちですが、姉さん曰く
『かき氷は、奥が深いのよ..…』
とニンマリ😏
実は師匠、かき氷の修行に日光まで行かれていた事があるようで、日光はかき氷、超有名ですよね。
氷も温度帯によって、削った氷の質が変わるのです。見た目だけでなく、口に入れた時の口溶け具合だけでなく、外気温で溶けずらいし柔らかい!!
コレ、びっくりでした。
実際に、師匠にかき氷を作ってもらいましたが
今までのかき氷って何だったんだろうというのが正直な感想。ビックリでした。
氷の表面のくもり加減や水滴などを目視しながら、1番ベストな状態を見極めて削るのです。
氷がベストで状態、限界値に達する前に、次の氷をベストコンディションに整えておき、削り途中でチェンジ‼️1つのかき氷でも外気温や環境により、チェンジして削っていくのです。
まさに職人としか言えない妙技でした。
シロップも自家製で作ってくれ下さり、ホント今では、3552食堂の原点でもあります。
そんな旬のかき氷のレシピを提案🍧
桃が出始めですよね。高いけど😅
フランス料理では、桃とミントは定番の組み合わせです。コレをアレンジしてシンプルですが、極みのかき氷を作ってみたいと思います。
まずはコンデンスミルクとシロップを用意します。お店では、四つ葉🍀の牛乳と種子島の粗糖を使って弱火でゆっくり時間をかけて煮詰め作っています。
それではレシピ🌈
◼️コンデンスミルク
牛乳500cc
砂糖100g
弱火で鍋底と鍋縁をかき混ぜながら1/3量になるまで煮詰めて完成。
◼️シロップ
砂糖129g
水100g
材料を鍋に入れ砂糖が溶けたらok👌
かき氷の器を冷凍庫で冷やしておきます。熟した桃の皮をむき、半割にし種を取ります。ボールに半分桃を入れフォークで潰しながらコンデンスミルクと合わせます。刻んだミントと合わせソースとします。(桃シロップ)
残り半分はクシ切りににてトッピングにします。
冷やした器に完成形の半分の氷を削る。シロップを全体にかけ、桃シロップとトッピングの桃を乗せる🍑
ココが第一層となります。
同じように氷を削り高さをだし、たっぷりのシロップと桃シロップをかけ桃を飾り、仕上げにコンデンスミルクをかけ、ミントを飾り完成です💕
かき氷を2層にして、各層たっぷりのシロップと桃シロップをかけるのが美味しいポイント。是非お試しくださいね🍀
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