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腰痛サポーターデビュー

私は高校時代に体育の授業で倒立前転に失敗してから
ちょっとした衝撃で骨が左方向に曲がりやすかった。

この状態になると、腰の左位置が痛い。
足腰が痛い。
寝返りもクシャミもしゃがむこともキツい。

一旦こうなると、元の位置に戻るまで
いつも三ヶ月かかった。

時間さえあればひたすらに電気治療と牽引に通うのだ。

 
 
今年7月、人生四回目の腰痛となり、レントゲンを撮ると見慣れた骨の位置になっていた。

また三ヶ月通院かぁ。

そう思ったが、10月になっても11月になっても腰痛は治らず、ついに12月に突入した。

 
考えてみれば、今までは週3~4日は通院していたが
今回は月2、3回しか通院できていないし
当時は10~20代だったが
今はギリギリ30代の、もうすぐ40代突入時期だ。
治りは悪いだろう。

更に、仕事中私は腰を使う業務が多い。
職場に事情は話してあるが
それでも自分が頑張らねばならない時はよくあるし
腰に優しくないことをしていることは自覚していた。

 
医師からは腰用サポーターをすすめられていたが、夏場は蒸れそうだから遠慮していた。
湿布はかぶれにくいものを指定したが、汗ですぐにかぶれ
一度かぶれるとなかなか治りは悪かった。
アンメルツヨコヨコはかぶれないが、ジンジンし、カァーッと熱くなりがちだった。

 
 
季節は巡り、11月も後半になり、ようやく朝夕は気温が5度程度になってきた。
日中は相変わらず最高気温が15~20度と高めだが、今ならばサポーターができるかもしれない。

なかなか通院に行けないため、Amazonで評判のサポーターを購入したら
重いし、痛いしでひどい目にあった。
私の体にまるで合っていなかった。

病院でサポーターを買おうと決意した瞬間だ。

 
 
通院した際、湿布の追加とサポーター購入を医師に話すと、別室に通された。
サイズを合わせるらしい。

「真咲さん、ウエスト細いからなー。Sサイズかな?子供用サイズ。」

 
「S!?」

 
「いつもスタイルいいなぁ~って思ってた。お腹も全然出てないじゃない。」

 
 
予想外だった。
まさか腰痛がしんどくてサポーター購入をしようとしたら、スタイルを褒められるとは思わなかった。

確かに私は下半身は太いが、ウエストは細いし、お腹は出ていない自信がある。
身長166cmなことも首の長さや肌の白さも私の数少ない容姿の利点だ。

 
先日、カラーをした時にうなじをめちゃくちゃ褒められたのも嬉しかったが
こうして家族以外に容姿を褒められるのは嬉しいことだ。
私は容姿を褒められることは少ない。

  
 
サポーターは保険適用らしく思ったよりずっと安く、軽く、しめつけもAmazonで買ったものよりマシだった。
最初から病院で買うべきだった。

なるほど、サポーターをつけているとだいぶ楽だ。
ただ、お腹がスースーするし、しめつけにより食欲がわかない。


 
 
 
年末は旅行に行く予定だ。
それまでに腰痛をもう少しマシにしたい。



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