今年のバレンタインデー
かつて私はバレンタインデーに燃えていた。
毎年お菓子を手作りしたし
手作りお菓子か市販を友達や好きな人や同僚に渡したり
逆チョコやら友チョコやらももらった。
父親が職場でもらってきたチョコを母親と山分けしたりした。
今年は何を作ろうかなぁと悩み
ラッピングはどうしようかなぁと悩んだものだ。
かつて好きな人にチョコを渡すのがバレンタインデーだったが
時代と共に
友チョコや逆チョコの文化ができ
最近では自分へのご褒美に高級チョコを買う人が増えたらしい。
それどころか、今は推しにチョコを渡す時代だという。
歴史を感じる。
今年のバレンタインデーは給食にしもつかれと赤飯が出た。
栃木県では二月初午の日にしもつかれと赤飯を食べる風習がある。
今年の初午は2月12日だが、私の職場は12、13日が給食のない日だった為、14日の給食がこうなった。
利用者がチョコをみんなに配ったため
給食には小さなチョコが二つおまけでついた。
バレンタインデーならではだ。
前の職場は保護者からもかなりもらったが
今の職場はバレンタインデーで個人間に渡すのは禁止だし
利用者も色恋に疎く、バレンタインの話題さえなかった。
いつもの平日とそう変わらない。
もしもリーダーがチョコが大好きならば私も張り切ったかもしれない。
全同僚に配る形にして、リーダーにもさり気に渡したかもしれない。
だが、リーダーはチョコが嫌いなのだ。
甘いものなら餡子が好きなのだ。
チョコ嫌いな既婚者に何をどう渡せというのか。
おまけにバレンタインデー当日、前日はリーダーが休んでおり
バレンタインデーどころかバレンタインデーイブにリーダーに会えないという寂しいものだった。
最近、バレンタインデーで自分へのチョコに燃えてチョコ販売エリアに行って吟味している大きな理由が
今彼氏がいないことと
憧れのリーダーが既婚者でチョコ嫌いなことだろう。
話は変わるが
Xにて、平成女児チョコという言葉を知った。
平成女児チョコとは、アルミカップに溶かしたチョコを流し入れ、アラザン等で飾る手作りチョコのことで
当時平成女児だった私も作った。
初めての手作りチョコがそれだった。
令和女子がその平成女児チョコを作るのが密かなブームのようだが
令和女子は生クリームを混ぜたり、トッピングがおしゃれすぎてアレンジをかなりかけていた。
それは平成女児チョコとはいわない。
平成女児風チョコだ。普通にオシャレだ。
今は100均にもトッピングは色々売っている。
平成女児風チョコを私も作りたくなってきた。
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