よくないことに引っ張られてしまうけれど、それでも大事なものがちゃんとある。
嫌なことがあると、まるでそれが世界のすべてかのように、その事柄とか、出来事とか、悩みとかにすべてを引っ張られてしまう。
たった一つ、嫌なことがあると、全部がよくないみたいになってしまう。
でも、本当はそんなことないよと思う。
確かに、悩む。
きっと、苦しむ。
困って、どうしようもなくなって。辛くて、泣いてしまうこともあるかもしれない。
逃げなくてもいい。立ち向かってもいい。乗り越えるために、できる限りのすることがいいこともある。
でも逃げてもいいし、立ち向かわなくてもいいし、乗り越えなくてもいい。
それももうできる限りのことをしているとも思うから。
見渡してみる。手のひらを広げて、眺めてみる。
目の前にもっと、大事なものはないだろうか。
嫌なこともあるかもしれないけれど、ちゃんとあるものがあるんじゃないかな。
好きな人がいる。話ができる友達がいる。家族もいる。やることがあって、仕事がある。
新しくやってみたいことがきっとあって、これから実現したい未来もある。
あるものがある。
ないものはなくても。
そう思って、広げた手のひらを握れたら。
きっと大事にできる。
いいことに目を向けられる。
それは逃げてもいないし、立ち向かっていなくもないし、乗り越えたことにもなるんじゃないかな。
よくないことに引っ張られてしまうけれど、それでも大事なものがちゃんとある。
ないものはないけれど、あるものがあるね。
あとんす!きっとうまくいく