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パートナーをずっと好きでいる方法

「なんだか最近、あの頃みたいな気持ちがないなあ」

そんなふうに思うことがある。

僕らは慣れる生き物だから、そう思って当然だ。

「あれ、もしかして好きじゃないのかも」

「これが恋から、愛に変わる瞬間なのかな」

僕たちはそんなふうに考えてしまう。恋なんて見えないものが、愛なんて見えないものに、変わったかも見えないのに。そんなふうに聞いたことがあるから、だから自分もそうなんじゃないかなと、そんなふうに思う。

恋は愛に変わるわけじゃない

恋は、恋だ。それから愛は、愛だ。

恋は愛に変わっていくわけじゃないと僕は思う。

みんなに愛情がある。親が子を思う気持ちは親子愛で、友達を思う気持ちは友愛で、何かを推す気持ちは偏愛で、自分のことが好きな気持ちは自己愛だ。

だからまぎれもなく、誰かを好きになったその好きという気持ちには、すで愛がある。愛が生まれている、愛に気づいている。

恋にはすでに愛がある。

その好きという愛が大きくなったり、小さくなったり、深くなったりしていく。そういう変化は確かにある。

だから恋が愛になっていくわけじゃない。

でも恋のカタチは、きっと変わっていく。最初のうちの新鮮な恋だとは限らない。

前にも書いたけれど、恋は変わっていくものだ。それをみんな、恋が愛に変わると表現しているにすぎなかったりする。

ドラマみたいに燃え上がって、付き合って、それで終わるのが恋じゃなくって。

それからもずっとずっと続いていくものが、本当は恋なんだと僕は思う。

恋は変わっていく、終わってはくれないんだから当たり前で。そのことをみんな知らない。みんなその先の恋の仕方を教えてはくれない。

だから僕は自分なりに恋を定義していけれたらいいと思うんだ。

恋のその先の、恋をするために

恋の仕方、デートでいいところ、魅力的に魅せるためにとか。好かれる人の特徴、仕草、言動、告白の仕方とか。

そういうものを教えてくれる人は多いのかもしれない。

でも本当に大事なことってその先で。本当に悩み続けるのはもっともっと長いんだ。

だから好きな人を好きでいるために、ずっと大事にしていきたいことがある。

それは何かというと「感謝を思い出すこと」だ。

当たり前に思うかもしれない。でもできてない人がなんと多いことか。

僕たちは恋のカタチが変わっていくように、どんなに幸せなことであっても、慣れてしまうものだ。その時はずっと忘れないと思っていても、自分の意識の中に残り続けるわけじゃない。

忘れていなくて、ちゃんと自分の中にあっても、今その瞬間を切り取ったら忘れていることがほとんどだ。

だからポイントは、感謝を”思い出す”ということ。

忘れていていいんだよ。でもときどきちゃんと思い出すんだ。

パートナーへの気持ちを忘れない方法は「感謝を思い出すこと」だよなあと。毎日話ができて、美味しいねってご飯が食べれて、出かけたり、笑ったり。どれだけ楽しい思い出ができたか。どれだけ幸せを感じられたか。慣れがあるしずっと忘れないは難しいから、定期的に"ありがとう"を思い出せるといいね。

僕は今日も思い出している。

妻さんがご飯を作ってくれたなら、「そういえば昨日も美味しいご飯を食べたよなあ」と毎日思い出す。

抱きしめて、「今日こうして抱きしめていられるのは、これまでがあったからだよなあ」と思う。

喧嘩をしてしまったとしても(最近は本当にほとんどしていない)、「違う人間だもんな。思い通りになんてならないし、感じ方も違って当然。それでも一緒にいることを選んで、一緒にいてくれてるもんなあ」と考えてみる。

有り難いなあと思う。有るのが難しいと書いて、有り難い。

たまたまこの時代に生まれて、たまたま同じ時代を生きていて、本当にたまたま出会って、何かの縁なのか好きになって、これまでも一緒に過ごしてきて、今もこうしてたまたま一緒にいる。今のところこれからも一緒にいたいと思っている。

有り難い以外の、何ものでもないね。

ずっとじゃなくていい。全部じゃなくてもいい。

1日1回でもいいんだ。1週間に1回でも、1ヶ月に1回でもいいと思う(1年に1回はちょっと少ないかな)。

そう少しでも思えたら、今したいと思う行動も変わってくるね。一緒にいられている今この時間を大事にしていきたいと思えるんじゃないかな。

好きな人を好きでいるために。

その気持ちがずっと続いていくために、あなたにはできることがある。

いつだって、自分から。

愛するから、愛が生まれるね。

好きでいよう。そのために思い出そう。感謝も、有り難さも。もし勇気が出たら、「ありがとう」と口に出して伝えてみよう。

僕は今日も愛を伝えようと思う。


好きな人とずっと一緒にいたいあなたへ

好きな人と今日もまた一緒にいたいと思う物書きより

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