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シンプルイズベスト
「シンプルイズベスト」
昔、子どもの頃かな。よく聞く言葉だった気がする。
「ハウアーユー?」
「ナイスチュミーチュー!」
とかと同じくらい、英語ってそこまで意識しなくても、言葉としてそのまま出てくる感じがある。(僕は英語が苦手です、好きだけど話せない。話したい)
日本人は英語が話せなくて、学校で勉強はしてきていて。何度も何度も口にしてきた言葉は、そのまま出すことができる。単語が組み合わさっていても、一つの言葉として言える。(ここに英語学習の本質、すべてが詰まっているよなと思う、今は関係ないけれど)
そんな言葉の一つが、「シンプルイズベスト」で。(別に今日は英語の話がしたいんじゃないです)
シンプルイズベストって、日本語みたいに使われていて、この言葉って禅にもつながっていて、日本的な考え方なんだなと改めて感じたわけで。
それから僕たちは、結局はここに戻ってくるのかもしれないと思ったんだ。
ちょうどあのころ、生きている世界がとてもシンプルだったように。
いつの間にかこの言葉を使わなくなっていて、世の中が複雑に思えていたように。
でも改めて言葉にしてみたら、どこまでもシンプルがいいと思える。
どこまで行こうとも。何を学ぼうとも。誰と出会うとも。『シンプルイズベスト』。この言葉に立ち返るのかもしれない。
— 代筆屋けんせい (@daihituyakensei) January 13, 2023
シンプルがいいなと思う。
人間関係もシンプルがいい。大事な人が何人かいて、いつも一緒にいる人は自分のことをわかっているし、自分も相手のこともわかっている。
おはよう、を言って、おはよう、と返ってくる。
行ってきます、って行って、ただいま、って帰ってくる。
おやすみ、と手を握って、おやすみって抱きしめる。
そんなふうなシンプルさがあるといい。
でもあれもこれも求めて、あれもこれもと期待して。疲れたり、怒ったり。あのころ、ただ愛して、愛されていただけなのに、次第にシンプルじゃなくなってしまっている。
物事を複雑にしているのはいつも自分、だから…
シンプルだと思えば、シンプルにできるのも自分なんだ。
シンプルになる方法
ミニマリズムの本質
ミニマリズムという最小限のもので快適に生きていく生き方が流行った。ミニマリストという最小限のもので生活する人たちが増えた。
ものがない生活は身軽だ。単純にものがなくなれば、家は広くなるし、閉塞感もなくなる。あるものをすべて把握しているから「あれはあったっけ?」とか「ああまた物が溜まっちゃってる、処分しなくちゃ」とか、そういうことを考えなくて済む。頭の中にとっておかなくて済む。
それに本当に必要なものなんて、そんなに多くないことに気がつける。僕たちはもともと何も持たずに生まれてきて、本当は今も何一つ持っていない。
だけどこの世界は物で溢れていて、物があって生きているから、物がないと生きていけないと思ってしまう。
もちろん物は必要だ。でもそんなに必ずなくてはいけないものなんてほとんどないんだ。
かくいう僕もミニマリズムをいいと思っているし、側から見たらきっとミニマリストなんだと思う。自分だけの物だったらバックパックとスーツケース一個ずつに収まる。
だってあるものなんて、「パソコン」と「服類」と「靴」だけだ。それ以外なんて本当にほぼ持っていない。
「もの」だけじゃない。ミニマリズムの本質は、どんなものにも通じる「シンプルイズベスト」なんだ。
人間関係をシンプルにする「SNS断捨離」。
人間関係を断捨離しよう。
友達でも、職場でも、もっと言えば家族であっても。
会うのが億劫な人との関係は、きっとあなたの人生には必要のない人間関係だと思う。それを我慢する必要があるならそれもいい。
でも意外ともう会わなくてもいいか、と決めてしまえば、楽になれる。
でもわかる、そんなこと簡単にできないことを。無理だよと思ってしまうことを。
だからまずSNS断捨離をしよう。
直接のつながりの前に、SNSをやめてしまおう。僕はSNSを大学生の時に辞めてみた。きっかけはSNSをまったくやっていない先輩で、「やめてみろよ、楽だぞ」となんの気になしに言われた言葉だった。
なぜかはわからないけれど、やめてみよう。と思って、今リアルな友達やSiriいとつながっていたSNS全部やめてみた。
そしたらどうだ。何も起こらなかった。
何も起こらないんだとわかった。大事な人たちとの大事な繋がりだと思っていたけれど、別に何も変わらなかった。
連絡が来るわけでもないし、それに今までも連絡をとっていたわけでもない。みんなそれぞれがそれぞれの日常を生きているだけだった。
なんとなくSNSでつながっている人たちがいただけで、投稿を見て、元気にしているんだなと知っている気になっている人たちがいただけだったんだと気がついた。
LINEの友達リスト、LINEで同じグループに入っている人たちも同じ。
もう僕のLINEの友達リストには今連絡をとっている10人くらいしかいない。ブロックしたわけじゃない。ただ「非表示」にしただけ。
何も変わらないっちゃ変わらない。でもなんとなく、いる感じがするより、今大事な人たちを再認識することにもつながる。
今年僕は個人のLINEをやめようと思う。(代筆屋のLINEにはいつでも連絡できます)
そんなに必要ないから。大事な人たちはSNSで繋がっているし、他のやり方で連絡を取れる。あと開くと見たくもないニュースが目に入ってしまうのがいちばんの理由かもしれない。
情報の断捨離もする。
本当に大事なものを、大事にできたらそれでいい。
情報もシンプルに、「テレビも、ニュースも見ない」
テレビも見ない。ニュースも見ない。LINEをやめる理由もこれ。連絡手段のはずなのに、無駄な情報はいらない。
特に面白くなくて、必要がないから。
僕は書くことが好きで読むことが好きだから、自分で書きたい記事を書いたり、読みたい本を読んでいる方がいい。
GoogleやYouTubeがあるから、知りたい情報は自分で調べてみることができる。
テレビやニュースを気にせず見ていたら、知りたくもない情報がたくさん入ってくる。どこかで誰かが殺されてしまったり。芸能人の不倫がああだとかどうだとか。
自分の人生に必要な情報なのかどうか。ちゃんと自分で選んで、自分で決めたい。
ただ情報を受容するのはやめよう。複雑に、いろんなことが起こっていると思ってしまうだけだ。
思考もシンプルに、いつだって「これからどうするか?」
思考もできる限りシンプルにする。
だから悩まない、困らない、焦らない、迷わない。
いつだってこれからどうするか?と考えるだけでいいと思う。
だって、悩んでも悩むだけだ。
困っても困るだけだし、焦っても焦るだけで、迷っても迷うだけ。
だからいつだって、これからどうすればうまくいくか。もっと楽しくするためにはどうすればいいか?を考えるだけでいいと思う。
言葉でいうのは簡単だと思うかもしれないけれど、難しいと思うから難しくなると僕は思う。
難しいなあと思うから、難しい。難しそうだなと思うから、難しそうになる。
そう思えば、そうなっていく。
だからシンプルに今、できることを考えていけばいい。
自分はこんなだから。あの人がああだから。そんな「可哀想な私」も。「悪いあの人」も。一時的に話すのは気持ちがいいことだったり、時には吐き出すことも大事だと思うけれど、それがどうしたんだと思う。それを思って、何かが改善されていくのかと思う。
可哀想な自分がいて、悪いあの人も登場してしまえば、シンプルなものもシンプルでなくなる。
いつだって「これからどうするか?」。本当はそれを考えるだけで良かったりするのに。
考え方をシンプルにすること、心にいつだって「これからどうするか?」を。
それでもまずは「物」を捨てよう
ここまで人間関係も、SNSも、情報も、思考も、シンプルにできると書いてきた。
絶対にできる。物事はシンプルだ。だって何も持たずに生まれてきたんだから。何もなくても生きていける。少なくとも、今ほどいろんなものを持たずとも生きていけるのは確かだ。
だからまず物を捨てよう。
それが一番簡単で、一番手っ取り早くできて、一番手放す練習になって、実際に身軽になっていく感覚を体感できる。
全部じゃなくていいんだ。大事なものを大事にするために、不必要なものを取り除いていく作業でしかない。少しずつ、ひとつずつ、やっていけたらそれでいい。
手始めに、「2年間まったく使っていない物」を捨てていこう。
それができたら「1年間使っていない物」を捨てていこう。
捨てるのが惜しかったら、メルカリで売ったり、ブックオフやリサイクルに出してお金に変えるのもいいと思う。
僕はメリカリ読書を実践していて、「メルカリで読みたい本を1冊買う」→「読む」→「メルカリで売る」→「またメルカリで読みたい本を1冊買う」を繰り返している。この方法だったら、ほぼ無料でいい本を読み続けられる。
一度読んだ本は、もう読まない。少なくとも当分の間は読み返さない。だったら、一度手放してしまう。また読みたくなった時に買えばまた新鮮な気持ちで本と向かい合うことができる。
こうすることで本も溜まらないし、ちゃんと読み切って次に行ける。
それから本当に何度も読みたい本があったら、メルカリで売った後に電子書籍で購入する。
電子書籍だと買って、そんなに必要としなかった本だった時も売れないからちょっと本を買うことが億劫になってしまう。
本を気軽に買って、たくさん読むために。僕はメルカリ読書を進めたい。
ちなみに僕は本は売っているから持っていないし。電子書籍は携帯の中に入っている。だから仕事道具の「パソコン」「携帯」、今「着る服」「履く靴」しか本当に持っていない。今シーズン着なかった服や靴もメルカリで売る、それから新しいものを買うと決めている。服も靴も流行があるし、着ていれば飽きることもある。去年いいと感じていたものが、今年いいとも限らない。自分も変わっていくし、成長していくから。あとは移動のためのリュックが一つと、旅行用のバックパックを一つしか持っていない。
書類は必要があれば写真を撮る、いらなければその場で捨てる。
卒業アルバムも捨てた。メッセージとかは写真に撮って残してある。他はもうみない。見るとしても同級生と一緒に見るだけだ。それなら友達の家に行った時に見たらいいさ。
もちろん夫婦で生活しているから、家具家電は一通りある。それでも必要なものしかない。家具家電も買ったら売る。それの繰り返し。
身軽だな、と思う。
身が軽くなれれば、心も軽くなる。物はないし、物に縛られていないし、いつだってどこにだっていける感覚がある。
身軽さが、心の自由につながる。
シンプルイズベスト。
そのほうがいい。大事な物を大事にできる。大事なことを大事にできる。大事な人を大事にできる。
うん、きっとそれがいい。僕たちはそうなれるし、本当は最初からそうなんだ。
いつだって、少しずつ、ひとつずつ。
まずは物から始めてみよう。
漠然と抱えるあなたへ
物からまず身軽になった物書きより
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なんでも相談、受けています。話したいことがある人、聞きたいことがある人、話してみたい人。いつでもご連絡ください。
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代筆屋の言葉で、数秘術による自己分析も受けられます。
自分を知ることから、すべてがはじまる。
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ご質問、ご相談はメールか電話でも可能です。
Mail→ daihituyakensei@gmail.com
Tel→ 080-5010-5175
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