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PICO4 Ultraを買ってみた

一旦セットアップが終わったPICO4 Ultra

■今回の記事の経緯(動機)

VRChatスタート:2023年8月
HMDデビュー:同年9月に中古のQuest2を入手(メルカリで4万円くらい)

ハイスペ機は高価すぎて手だ出ないので、ミドルスペック帯をどうしようかと考えていた所、PICO4 ultraを目にし、たまたまXで「Amazon、ヨドバシ、ビックカメラの先行予約にてpico motion trackerが実質無料で手に入るクーポンが貰える」というのを予約開始日当日の3時間前位に見かけてしまったのが運の尽き。

仕事しながらAmazonの予約ページに張り付いて、時間と同時に予約を完了させました。

と、言う訳で晴れて9/21に我が家に最新ミドルスペックの二代巨塔が内の一つ、PICO4 Ultraが到着し、この連休でセットアップ、使用感、良い点、悪い点をざっくりレビューしてみようと思います。

ちなみにpico motion trackerはクーポンが届いたのが9/23へ日付が変わってからで、その時Amazonでは在庫切れで配達予定が10/22とかでした(うーん、早まってくれると嬉しい)。

⬛︎購入動機
・Quest2から二世代くらい後の機種を買いたかった
・フルトラを体験してみたかった
 → そこに登場PICO4 Ultra、本体価格分でフルトラ用装備が付いてくるなら人柱でも良いと思った(最悪売る)

■長所と短所

■個人的に良い所
・噂に違わず軽い、前後バランスは秀逸
・PCとの接続に使う「PICO Connect」がとても動作が軽い
・初のカラーパススルーには感動する(確かにQuest2のモノクロガビガビパススルーには戻れない)
・焦点距離の調整が柔軟(ハードウェア的には範囲内での無段階調整+ソフトウェアでの調整)

■個人的に悪い所
・コントローラーリングが無くなった(日本の狭い住環境だとリアルコライダーダメージが入りやすい、怖い)
・コントローラー意外に重い(片手単三電池2本、リングありのQuest2より重い)
・HMDのフロントがツルツルテンでリアルコライダーダメージが怖い(早く正式な保護フィルムかプロテクター欲しい、コントローラーにも)
・イヤホンジャックが無い(あるうぇ?事前情報間違ってた・・・ある物かと思ってた)
・Quest2と比べるとクッキリはっきりなんですが、慣れるまで「あれ?結構エッジがきつく感じる・・・」と思いました。
・視野角、解像度がスペック数値的には上がっているけど、そこまで劇的な向上を感じなかった(これはQuest2の完成度が高いということなのか・・・?)

■個人的にVRC内の挙動で気になる所(改善されると良いなぁ・・・)
・スティックTOPのタッチセンサーを含む操作ができない
 ・タバコギミック系で人差し指、中指のトリガー+スティックTOPのタッチセンサーという3点を使う動作などが使えません。
 ・とりあえずPICO4(Ultra?)のコントローラーはジェスチャー系に問題がある、らしいので有志のマッピングを導入したりすることでタッチセンサーをスティック押し込みに置き換えて無理くり動作させることができましたが、うーん?
  ・以下のXのポスト情報を頂いて、そこでの解説動画道理に設定を行った所、スティックのタッチが有効になりました。情報提供本当に助かった・・・

・コントローラーの反応が一瞬遅れる?
 ・特に私の環境で顕著なのがこちらもタッチセンサーで人差し指のタッチセンサーの反応がQuest2に比べて分かる程度に遅いです。
 ・使っているアバターのまばたきを人差し指のタッチの有無で動かすのですが、初めてPICOのコントローラーでやった時に「え?まじ?」くらいに差があってこれだけで「売ろう」と凹みました。
  ・魂の器(入れ込んでいるアバター)への影響は性能を度外視してしまう
  ・慣れたら「うーん、まぁ改善されるっしょ」と気持ちは落ち着いた

■総評

と言う訳でざっくり賛否を並べてみました。

ちょっと気になる所が多いですが、2日間使ってみると数値上のスペックの差異が体感として馴染むようで概ね満足な感じです。

■イヤホンジャックの対策

VRChat以外にもHMDではBeat Saberをプレイするのでイヤホンジャックが無いことは結構致命的でしたが、Xの情報でアクセサリを使うことで3.5インチのイヤホンジャックとUSB-Cを分岐できるということで国産~中華製と色々ありましたが、まずは国産のサンワサプライのMPA-C35PDBKという音声変換アダプタと中華製のUSB-CのL字中間プラグという組み合わせでテスト。

USB-C端子の二股アダプタは中華製だと千円切る

▼2024/09/26検証結果を修正
結果として、この装備の場合の私のPCおよびPICO4 Ultraの環境下では、
・イヤホンジャックからの音声出力はOK
・その状態でUSB-C端子接続は給電はできるが、有線接続(データ転送)はPICO Connectが認識しないので、無線接続を余儀なくされる
という状態になりました。

なので「Beat Saber」や「VRC」を遊ぶ際は
1)USB-C端子の二股アダプタを用いてイヤホンジャックを使い、有線接続は給電で、無線プレイ
2)イヤホンジャックを使わず、有線給電プレイ
の二択になりました。

あと同じような千円を切る中華製USB-C端子の二股アダプタを買ってワンチャン試しましたが同じ状態でした。

購入時799円だった中華製USB-C端子の二股アダプタ

https://amzn.asia/d/fAoKSSj

今回はPICO4 Ultraにpico motion trackerが無料で付いてくる、に釣られる形で購入しましたが、その後にQuest3Sが約4.5万円で発売される、それも10月中旬くらいからという情報を届いたその日に知ったので、かなり揺らぎましたね。

正直フルトラで何かしたいわけでは無いのですが、pico motion trackerを試して、そんなに必要じゃないなぁ・・・と思ったらQuest3Sも買ってみて使いやすい方を残す、ということもやってみようと思っています。

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