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ビーンバッグ製作記 25日目 お祭りと旅のお供

今日はお昼頃に発送へ。午後にはオーストラリアから荷物がまだ届かないとの連絡をもらう。オーストラリアにはEMSが送れない状態なので、追跡番号がない航空便で送っている。申し訳ないけれど待ってもらうしかなくて、今更ではあるけど、海外への発送は落ち着くまでやめてもいいのかもしれない、と思いはじめる。でも、相手の方から「大丈夫だよ!」というようなメールが戻ってくると、こういうのがいいんだよな、とも・・・

長崎に行くのに、なにかお供が欲しいと思って、やはりここは、ビーンバッグをつくって持っていくことにする。いま振り返れば、ビーンバッグは今年の大きなテーマだった。それをつくるということもそうだし、それで練習する、ということもそうだった。できれば年内に、外に開きたいなと思う。出かけるためにこしらえるって、なんだかおにぎりみたいだなと思いつつ、でもこれまでも、こうしてイベントのたびに、なにか道具をつくってきた。JJFやEJCの出店のために、あるいはなにかの公演や本番のために。そういうときのいわば「お祭り前」の道具づくりは、いつもアドレナリンが出ていた。そして結局、そういう締め切りがあるときに、あたらしいものを完成としていた。自分にとって道具は、ジャグリングのなにかに参加するためのパスポートのようなものだから、ちょっと必死になるのだ。その感覚がなつかしい。外に出る、っていうのはこういうことだった。

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