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hiilagram
専門性って何だろう?
専門性の怖いのは、良かれと思ってしていると、専門分化し縄張り争いになること。
誰と、どこに向かっているのか。周りを見ると、自分だけしかいない。そんな専門性は、要注意。
臓器別医療や縦割り行政然り。
専門性は、前面に発揮するのではなく、必要とされる場面でのみ発揮するべき。
その専門性を最も一般化すると何か。
それが、相手にとって最も分かりやすいこと。
もし、それが出来ないなら、そんな専門性はない方が良い。
かえって迷惑でしかなく、相手や周りを混乱させるから。
専門文化の行きつく先は、その専門以外無関心ではなく、何があっても助けるよと言える社会。
だから、専門性は究極的には、誰もが普段から知っている、していることになった方が良い
医療やリハビリテーションも、無くなり全ての人が無意識的に実施できる方が良い。
その方が、結果的に暮らしやすい社会になる。
ということで、僕の専門性は、医療や介護や福祉やリハビリテーションを知らない人が、必要に応じてその現象に対応できるように、知識や情報、技術を提供すること。
とはいえ、そんなに簡単に実現できるものではないので、その人のできるだけ近くで、いざという時に声をかけて貰える関係性と距離感を持つ。
知識だけの健康教育で効果があるのであれば、既に十分出ているはずだから。
困った時に相談できる人を知っているかいないかで、その人の人生は大きく変わる。
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