投資感覚を身に付ける。
事業をするに当たって絶対持っておいた方が良い感覚っていくつかある。
そのうちの一つが今日書いていく「投資感覚」だ。
「そもそも投資というものをしたことないよ」って人も多いと思います。が、投資だと思っていない投資って意外とみんなしていて。
例えば、塾に通う。というのは投資。自分や学校だけで足りない部分を塾を使って補ったり、志望校に合格するために自分の脳みそに投資している状態だ。
高校に通う。っていうのも投資かもしれない。そもそも義務教育が終わっているから行かなくても良い。でも大半の人は将来のために、って勉強したり、学位というものを取りに行ったりする。
ダイエットをするためにジムに通うのも、身体の健康のためにヨガに通うのも、オーガニックなものを買うのも見方によっては投資だろう。
お金の使い方の種類。
そもそもお金の使い方にも種類があって、「消費」「浪費」「投資」「投機」ほ4種類。
消費:(金・物・労力などを)使ってなくすこと。
浪費:金銭・物・精力などをむだに使うこと。むだづかい。
投資:利益を得る目的で事業などに資金を出すこと。比喩的に、将来の利益のために多額の金銭を投入すること。
投機:不確実だが当たれば利益の大きい事をねらってする行為。
生きている中で、この「浪費」「投機」を無くし、いかにして「消費」を減らして、「投資」に回せるかによって、人生の豊かさは変わってくる。
事業でいう投資はなんとなくわかるだろう。でも、その他先ほど例に出した”将来の利益”のためっていうのも投資に入ります。
その場で自分にリターンがないですし、目に見えた変化が起こるのがだいぶ先になるので、なかなか投資にお金を回せる人も少ないですが、少ないからこそ、そこにお金を回して、将来を見据えることができたら勝ちゲー。
あくまでオススメは自分の持っているリソース(時間・労力・お金・人脈など)をフルベットして、やりたいことに向かって、一点突破すること。何もないからこそ、自分を尖らせて、何かをできるようにできるようにする感覚が大事です。
投資は自分に返ってくるので、積極的にできると良いですね。
失敗することもあるかもしれませんが、失って初めて気付くこともあるので。
投資される人間になる。
投資はするだけじゃなく、されるようにも意識できないといけません。
ビジネスだけでなく、生きてたら何においても誰かの助けが必要になってきます。一人でできることには限界があります。だからこそ、誰かの力を借りれる、「こいつに投資しても良いな」って思ってもらえる人になることが重要で。
大きいことをしようとすればするほど、周りをエンロールしないといけません。
その時に考えなくてはいけないのは、
「自分は果たして投資される価値があるのだろうか?」
ということです。
例えば、去年のソフトバンクの孫さんはwe workの投資で大きな損失を出してしまいました。が、その時に、資金調達で自社株を売却することによってその穴を補填して、次の解決策を出して、株主たちに「まだ株を持っててくれ」と根拠を力説し、これからの事業計画をプレゼンしたからこそ、額面ほどの損失が出ずに済みました。
この時、孫さんがなんの解決策もなく、無策で「大丈夫大丈夫」と笑って済ませていたら、こうはならなかったでしょう。迅速な対応と、投資をされるほどの人徳があったからこその結果です。
ふさわしいと思われるところにお金や人は集まります。
人間臆病なもので、「俺についてこい!」と言ってくれる、リードしてくれる指導者についていきます。みんな安心したいんです。
そんな社会という大海原でかっこよく舵を取れる船長をみんな探し求めています。ルフィーのような。
全部自分でやる必要はありません。役割があります。その中で進むべき道を示せるようになれば、色んな人をエンロールしながらでっかく生きることができるんじゃないかな。
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