VintagesakeArt2022秋 日本酒の熟成古酒イベントに参加してきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
こちらも過去一度だけ参加したことありましたが、御多分に漏れずこのご時世で中止していました。
夏頃でしたでしょうか、どこからともなく「またやるらしい」と情報をキャッチ。ただ、あまり情報が一覧でまとまっているような場所がなく、e plusの申し込みページ頼りでした。
他の日本酒のイベントと比べても、かなりコアな会なのは間違いなしになります。
■現地の様子、雰囲気
自分が詳細をよく見ていなかったのがいけなかったのですが、第一部は結構しっかりめに勉強でした。
銘柄が伏せられた状態でのテイスティングで、その色、香り、味わいなどをノートに記載、そしてそれを提出するというスタイル。
時間は1時間ほど、種類はトータル30を超えるくらいでしょうか。
リストは頂きましたが、そのリストも、番号が抜けていたり、逆に追加になっていたりと、結果として整合性があわないものになっていました。
せめて正解が最後にわかるようにしてほしかった、と思います。
また、スポイトでプラカップにお酒を取る→そのままお酒の前に陣取ってしまう人が多数で、次の人がお酒を取れない、という状況も散見。まぁ、夢中になる気持ちはわかりますけども。
「珍しい経験ができた」、という感覚よりは、「一連の作業の億劫さ」が強くなってしまいました。
こんな乱雑にテイスティングしたものを「参考にしますので・・・!!」と回収されても、かえってこちらが困惑してしまいます。
そんなモヤモヤを抱えながら第二部へ。
酒蔵ブースごとに、出品されたものをフリーに楽しめるスタイル。
これが従来の姿、というか、イベント参加する気持ちを固めた時点で、この形を想定していました。
会場に訪れている方の割合は、圧倒的に男性が多く、かつ、年齢層は高め。
僕ぐらいの年齢の人間はむしろ物珍しいぐらいの世代です。
年月の経ったお酒を楽しむのに実年齢は関係ないのにな、と思いつつも、実際は比例してしまうのでしょうか。
ウイスキーやワインではそんなことは起こらないのでしょう。
なぜ日本酒はそうなってしまうんでしょうね。
■飲んだお酒リスト
こちらはすべて二部に利いたものです。
一言で古酒、といっても、千差万別。
古い、というより、やはり熟成、といった方がニュアンスは正しいのかも。
ただ、年月がたっても、「熟」という感じがないやつもありますがね。
■終わりに
日本酒のイベントの中でもコアなイベントなのは間違い無いでしょう。
しかし、この魅力に気づいてしまったら、参加しない理由がありません。
唯一無二。その言葉がとてもぴったりなイベントです。
ではでは。