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日本酒イベントレポート:かながわ13蔵元 秋の感謝祭

かながわ13蔵元秋の感謝祭に参加してきました。
今回はその様子をレポートします。

■イベント概要

開催日 2023年9月18日(月・祝)
会場 神奈川中小企業センタービル14階 多目的ホール
神奈川県横浜市中区尾上町5-80
開催時間 第1部 11時00分~13時00分 (受付開始10時45分から)
第2部 14時00分~16時00分 (受付開始13時45分から)
*最終受付は1部・2部共に終了時間の30分前まで
定員 各部200名
入場料 入場券事前購入制 3,000円(特典!金券1,000円付き)
特典の金券は、有料試飲・おつまみ・お酒の購入にご利用いただけます。
前売券 e+にて8月9日より発売開始 *当日券の販売はありません。
主催・協力 主催:神奈川県酒造組合
協力:小田急電鉄株式会社・神奈川トヨタ自動車株式会社
出展予定銘柄、他
曽我の誉(石井醸造)
箱根山(井上酒造)
松美酉(中沢酒造)
丹沢山(川西屋酒造店)
セトイチ(瀬戸酒造店)
雨降(吉川醸造)
白笹鼓(金井酒造店)
残草蓬莱(大矢孝酒造)
盛升(黄金井酒造)
巌乃泉(清水酒造)
相模灘(久保田酒造)
いづみ橋(泉橋酒造)
天青(熊澤酒造)
2023MissSAKEグランプリ 山田琴子さん

上記リンクより

各部200名でかなり少なめ、早めにチケットも売り切れたようです。
日本酒イベントとしても比較的人数少なめです。自然と「選ばれしもの」の状態なのでしょうか。
また、値段が3000円というのもかなり良心的。しかも金券つき。
金券のシステムは、過日の一都三県蔵元との交流会と同じですね。

このような、都道府県単位の酒造組合=その都道府県のお酒へがっつり向き合うイベントが例年9−10月あたりには多く開催されます。

出展予定の情報をみると、聞いたことある蔵、知っている銘柄ももちろんですが、知らないものもちらほらあります。
まだまだ勉強不足の身として、貴重な機会を活用いたします。


■現地の様子、雰囲気

まだまだ夏の雰囲気が抜けない炎天下のもと、桜木町駅から会場まで歩きます。

酒蔵も中小企業、か。
本日はこの建物でやっているのはこのイベントのみのよう

受付でお水と本日のお酒のリストもらいます。

受付の様子
今回のリスト
こちらは有料試飲一覧
金券は250円単位

今回はおちょこなどは配られず、ブースにプラカップがセットされ試飲の都度使い捨てでした。

吐器もあり、飲みきれない場合はそちらを利用。
ご挨拶が終わり、イベントスタート。
今回のイベントは3年半ぶりの実施だそう。
お客さんはざっとみたところ、40、50代くらいの男性の方が多いでしょうか。

会場がほどほどな広さなので、お客同士もそれなりに密集しています。
イベントが2時間、13蔵、一つの蔵でお酒が3-4種類程度なので、自身のお酒のキャパシティや、種類をしぼれば十分に全蔵回れる状況でした。

お酒には最近多い、甘味・酸味を強調するタイプのお酒もあれば、かなりクラシックな味わいのものもあり、面白さでもあり難しくもありました。
改めて飲んでみると、同じ県内でも随分と雰囲気が違う、…というか、県全体で何か日本酒について統一するようなテーマなど(例えば“こういう味を目指しましょう、とか”)は自分の中では感じ取れませんでした。
蔵それぞれが自身たちで模索している感じなのでしょうか。

■飲んだお酒リスト

相模灘 純米吟醸 美山錦
相模灘 純米吟醸 雄町
相模灘 秋あがり
巖乃泉 本醸造
巖乃泉 吟醸純米
巖乃泉 吟醸辛口
天青 雄町 白麹仕込み
天青 愛山 活性酒
天青 秋 純米おりがらみ 吟望
いづみ橋 秋とんぼ  楽風舞 純米吟醸
盛升 純米 ひやおろし
盛升 特別純米 原酒 宮ヶ瀬ダム貯蔵
昇龍蓬莱 純米吟醸 ひやおろし
昇龍蓬莱 きもと純米生原酒
残草蓬莱 純米吟醸 ひやおろし
残草蓬莱 純米吟醸 おりんご生原酒 
白笹鼓(しらささつづみ) ササノメグリ 碧笹 純米酒
白笹鼓(しらささつづみ) 秋あがり
白笹鼓(しらささつづみ) 純米大吟醸
雨降 水酛仕込 純米酒
雨降 純米 山廃仕込 雄町
菊勇 季節限定 純米ひやおろし18(eighteen)
セトウチ Fly To The Moon  純米吟醸 愛山
セトウチ あしがり郷 零号∞
丹澤山 純米吟醸 露涼し
丹澤山 吟醸純米 ひやおろし
丹澤山 山廃純米酒 凛峰 2022
松みどり 純米吟醸 ひやおろし
松みどり 純米吟醸 秋上がり
夢高尾 純米酒
箱根山 純米吟醸 五百万石
箱根山 純米吟醸 ブルーボトル
曽我の誉 純米吟醸 ひやおろし
曽我の誉 純米酒
天青 雨過 純米大吟醸
白笹鼓(しらささつづみ) モーツァルト 大吟醸 天下のハーモニー

一つ頭抜けていると印象に残ったのは感じたのは、やはり雨降とセトイチでしょうか。
雨降を醸す吉川醸造はいままさに商標登録の件で噂になっております。今後どうなるのでしょう。
つくるお酒はとても世界観が確立していますし、蔵も素敵な場所でしたので、願わくば平和的な解決ができると良いと思いますが。
蔵見学をした際の様子はこちら↓

■終わりに

久々に割とストイックに味と向き合っていたイベントだったような気がします。
一つの県にフォーカスをあてていろいろと飲んでみるのもなかなか勉強になりますね。

ではでは。

晩酌のお供にした炒飯弁当。シウマイ弁当よりも炒飯弁当派です。

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