日本酒イベントレポート:若手の夜明け2023AUTUMN
若手の夜明け2023AUTUMNに参加してきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
春は3月17日(金)-19日(日)で、さいたまけやきひろばでした。
その時のレポートはこちら。
大手町での実施は、ちょうど一年前の2022年9月でしたね。
その時のレポートはこちら。
「コインを買って、枚数設定されたお酒と引き換える」というのは2023年春のシステムを踏襲されていますね。
細かい費用などは、Makuakeさんのサイトに集約されています。そちらをご参照ください。
クラウドファンディングでチケットの前売り、および、余剰分は蔵の方達のの宿泊費などにもあてられたようです。
忘れがちですが、蔵の方達はさんは東京に遠征しているわけですから、交通費や宿泊費も当然かかっているわけです。
出品されるお酒の情報なども、SNSを使って適宜発信されていました。
今回僕が購入したのは、4000円の入場券+おちょこ+コイン22枚のセットです。
コインの追加購入はキリがないですし、富豪のような遊びはできませんので、この22枚をいかにやりくりするかで楽しもうと思います。
はたして今回はどんな感じになるのでしょうか。
■現地の様子、雰囲気
SNS上ではすでに参加した人たちの感想がいろいろとみえており、なかなか盛況なようです。
・平日夜でもかなりの参加者だったよう
・水の販売がなかったから持参推奨 →運営側が2日目以降は準備した
・欲しいお酒のボトルは先に買うべし
・暑い
・吐器はない
などが投稿されていました
最終日の9/16土曜日は非常に混雑することが容易に想像できます。
公式さんもこんな投稿が。
また、今回初の試みとして、「スペシャリストが案内する「若手の夜明け」ツアー」というのがありました。
タイミングがあわず今回は参加できませんでしたが、どんな感じだったのかは気になるところ。一部の知人からは「なんでお客なんですか?働かないんですか?」「ツアーやればいいじゃん」と言われました。お声がかかるなら満更ではないですが。
12時に受付開始で少し早めにつきましたが、受付前にはすでに行列が。
お酒の物販は受付不要であり、先に買う人も大勢いらっしゃいました。
確かに正しいかもしれません。
前日分が売り切れても、その日の朝には補充されていたようでしたから、「連日参戦し、味を確認し目星をつけておいて翌日に購入」というのもありでしょうね。
さて受付を済ませました。
22枚を余らせないようになんとなく計算しつつ、友人知人に会った時には挨拶しつつ、周囲の人たちの会話に耳を傾けつつふらふらとまわって気になったものをチョイスしていきます。
キッチンカーも物色。
赤ねこさんの煮込みと唐揚げ。
以前、別のイベントの際に食べて絶品でしたので、次に見つけたら絶対買おうと思っていました。
煮込みはとろっとろ、しょうゆと味噌系の絶妙な塩梅が白米でも日本酒もすすむすすむ。
唐揚げは酒粕で漬け込まれているようでこちらもかなりジューシー。ころおはサクサク系です。
いつものバルーン型のモニュメント。
行列ができているところもありましたね。特に圧倒的な人気はぷくぷく醸造さん。
「なんでこんなに人気なの?」と通りすがったお客さんがつぶやいていましたが、改めて言われると答えに窮しました。これを説明できる人は果たしているのでしょうか。
生演奏もやってました。
ベースボーカル素敵。
出展しているブースの酒瓶の羅列
圧巻ですね。
オリジナルグッズの販売もあります。
毎回、いつか使えるのでは、とエプロンはちょっと悩むのですよね。
■飲んだお酒リスト
今回の一番の収穫は兵庫県のQA(クエ)ですね。
これを醸す三宅酒造さんがある加西という場所は、九会(くえ)という元々の地名があったそうです。
その地域の水、米などから作られるお酒に対してどう答えていくか。
そのQ&Aの意味も重ねられているそう。
日本酒のスペックの「せめ」でありがちな雑味の由来は、酵母を圧迫させたときにでるアミノ酸ですが、こちらは手で搾るため圧迫されすぎない、いわば「せめきれない」のだそう。
なるほど、それでこの口当たりができるのですね。納得。
「これを好き、とおっしゃる人はみな呑兵衛ですね〜」とずばり言われてしまいました。はい、おっしゃるとおりです。笑
■終わりに
昨今の日本酒のイベントの中でもかなり大規模で人を集めた会だったのではないでしょうか。
また、参加するお客さんも、日本酒のエンジョイ層からガチ層までほどほどなバランスだったような気がします。
このイベントをきっかけに日本酒を飲む人が少しでも広がればいいかなと願います。
ではでは。
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