日本酒イベントレポート:VintageSakeArt2023冬
VintageSakeArt2023冬のイベントに参加してきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
今年2023年4月、昨年2022年11月にも同じイベントに参加しています。
なんだか毎回イベント名が微妙に変わっているような、そうでもないような気がしますが、整理すると、
イベント運営団体が「熟成古酒の会」
イベント名は「VintageSakeArt」
ということでいいのでしょうか。
自分のnote記事でも表記ブレになってしまっていました。
そして、前売り券と当日券で値段がかなり変わっていますね。行くと決めたら前売り一択ですね。
今回の場所は、4月のイベント時と同様に今回も開場は赤煉瓦酒造工場です。
重要文化財で、日本のお酒の発展にあたっては欠かせない場所です。
イベントのコンテンツ、内容はほぼほぼ毎回同様のものとは思います。
■現地の様子、雰囲気
そんなわけでやってきましたまた赤煉瓦酒造工場。
受付後、4月と同様に会場へ。
建物に入ると醸造関係の備品や展示物があちらこちらにある中で、その合間に机をセットしてイベント用のブースとしています。
4月の時には会場の一部として使っていた廊下、奥のエリアは今回は閉鎖され、コンパクトな状況になっていました。
12月という時期的に、酒造りの本業に勤しんでいる蔵も多いでしょう。その影響かもしれません。
今回僕は第1部飲みの参加でしたが、通し券で参加すると時間を持て余しそうです。
そんなところで、気になるところから順々に回っていきます。
色味、熟成年数、ラベルなどなど、なかなかインパクトの強いものが揃います。
今回はスポイトで自分で任意の量をとれるスタイルが多かったですね。
また、今回面白かったのは「お酢」の飲み比べがあったこと。
和歌山県の丸正酢醸造元、というところのラインナップがそろっていました。
これがまた美味しい。お酢によくある鼻をつんざくような匂いはなく、まろやかでやさしい味。土佐酢、三杯酢、塩ポン酢が特においしかったですね。
施設の奥を見られる「日本酒百年貯蔵プロジェクト」の見学ツアーも途中でありました。
こちらも4月にもやっていましたので、今回は割愛。
■飲んだお酒リスト
なんだかんだ50種類、ただ、一つ一つはごく少量ですので酔っ払う感じはほぼありませんでした。
今回の強烈なインパクトは古酒で、「上澄み」「中取り」「おり」という飲み比べ。
これは初めて経験しました。あまりの味の違いに衝撃です。
また、気になるワードである「紅麹」というものを発見。
お恥ずかしながら、こちらも初めて知りました。
これまで日本酒を赤くするのであれば、赤色酵母を使うか、古代米を使うか、が多いと思っていましたが、麹で赤色にする手法があるとは。
現存の日本酒の蔵でやっているところはあるのでしょうか?気になりますね。
お馴染みのラインナップもあれば、完全初見のものまで。
毎回毎回、いい意味で得体の知れないものがでてくのがこのイベントのすごいところです。
■終わりに
次にやるのは例年だと春先あたりでしょうか。
どんなものがでてくるか、期待が膨らみます。
ではでは。