日本酒イベントレポート:若手の夜明け-SAKE JUMP-
若手の夜明け-SAKE JUMP-に参加してきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
初めて参加したのは2015年の渋谷で行われた会。以前の体制の1st stageの頃です。
今思い返せばずいぶんと豪華な酒蔵が参加していました。
若手の夜明けで数多くの銘柄を知り、日本酒の幅広さを感じたのでした。
(お酒飲み放題系のイベントのノウハウもいろいろと学びました。)
個人的には、「日本酒のイベントといえば」と聞かれた時には上位で名前の上がるイベントです。
今年より運営が参加蔵自身が行う形から変更になり、また、イベントの開催場所も変更になりました。
6月の3331 Arts Chiyodaで行われた「終わり(FINAL)と未来(FUTURE) 2つのF」回にはうかがえませんでしたが、今回は都合もついたので参戦。
どんな感じになるのでしょうか。期待です。
■現地の様子、雰囲気
持ち帰りOKなお猪口は磁器と思われます。
Aoyama sake freaでも同じサイズのお猪口が提供されていました記憶があります。
それゆえに、イベント中盤から、「ガシャン」「パリーン」という音が会場のあちらこちらから聞こえてくることもしばしば。
・・・まぁ、そうなりますよね。下はコンクリートですし、ツルッと滑って落としたら一貫の終わりでしょうし。
台風接近のニュースが流れていましたが、参加中はなんとか雨には降られずに参加できました。
ビルとビルの合間のスペースを使ったイベントゆえに、雨が降っていると如実に影響がでることが容易に想像されます。
蔵が控えるスペースには気持ち的な屋根はありましたが、あまり雨除けにはならなそうです。
自分が参加したセッション以降では、台風による影響を鑑みていろいろと配慮されたようで、特に24日のセッションは、試飲はなしで販売会になったとのこと。
参加者の年齢層は、40−50代くらいがボリュームゾーンでしょうか。往年のファン、長年にわたる日本酒ファンが多い印象でした。
お酒に関するいろいろなお話を聞きたいのは事実なのですが、それをしていると到底回りきれないと思い、ポイントを押さえて質問するのみにとどめました。
ブース全部には流石にいけないので、目星を付けつつ回らせていただきました。お酒のラインナップはかなり豪勢でしたね。どちらのブースもこのイベントに向けて「とっておき」を出している感じはありました。
噂を聞いていたけど飲めていなかったものもいくつかあったので、ここぞとばかりに試しました。
また、取り扱いをしている酒屋さんのブースもあり、そこですぐに購入できるシステムは素晴らしいと思いました。
「味を確認してから、瓶一本買うかどうか考えたい」という環境が整えられることは、イベントの強みですよね。
2022年6月27日にクラフトサケブリュワリー協会が設立されて盛り上がるクラフトサケもいくつかでていましたし、過去には出店されていなかった蔵がいくつも見受けられました。
今後も追加されていくのでしょうか。楽しみです。
あ、あと、トイレの場所が今回ちょっとわかりにくかったので、開始前に確認しておいてよかったな、と思いました。
■飲んだお酒リスト
振り返れば、一回のイベントで53種類を飲んだのは初めてでした。
確かに途中からピッチをあげた自覚はあったのですが、そこまで多かったとは・・・。
浪の音の3酒、辨天娘のにごり、萩錦の試験醸造あたりはなかなか印象的でした。
■終わりに
若手の夜明けの参加蔵が先駆けとなって、新たなチャレンジが行われるでしょう。
今後日本酒の業界も代替わりが進んでいくでしょうし、その時にいったいどうなるのか。
楽しみですね。
ではでは。
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