日本酒イベントレポート:若手の夜明け2023SPRING
日本酒イベントレポート:若手の夜明け2023SPRINGに参加してきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
前回2022年9月の時は大手町でした。
前回文のレポートはこちら。
今回は場所が変わりさいたまアリーナのけやきひろば。
けやきひろばというと、ビールのイベントを思い出します。
はたして今回はどんな感じになるのでしょうか。
■現地の様子、雰囲気
受付前にはすでに行列が。
前日の土曜日はかなりの雨だったのが一転、いいお天気でしたしね。お出かけ日和でした。
受付待機中にも紙の資料をいただきましたが、この大きさはちょいと嵩張ります。
当日券列もあり、それなりに並んでました。
元々イベントをちょこちょこやっている場所ですものね。
人が通る場所だからこそ、フリーの人を取り込みもできるというもの。
このバルーン型のモニュメントは今後お決まりになるのでしょうか。
前回はここのバルーンの下に蔵ごとのブースでしたね。
受付を済ませ、渡されたものを確認。
ブースに行くごとにお猪口で注いでもらえます。一瞬、「これは、コイン一枚ごとに一個おちょこもらえるのか?」とも思いましたが、そんなことはありません。
基本的には毎回返却です。
ただ、返却すること、返却のブースもうちょっと目立たせた方がいいと思います。
これ、システムを理解せずに意図せずして、もしくは、確信犯的にたくさん持って帰っている人がいると思います。
運営側としては想定の範囲内なのかもしれませんが、持ち帰ってしまうことを前提にしているのであれば、だいぶ太っ腹では…。
さて、各ブースをまわっていきます。
基本はコイン交換制でお酒をもらうスタイル。
基本1枚、小売価格によっては2枚の設定ですね。2枚なのはクラフトサケや、純米大吟醸などのハイスペックなものがメインでした。
追加コインが5枚1500円、10枚3000円ですから、1枚300円=42−43mlという換算ですね。
勢い余ってお猪口に注ぎすぎてこぼれることしばしば。
注いでもらってから、テーブルのあるところまで移動する必要がため、なかなかつらいところでした。手がベタベタになったり、お盆にこぼれたり…。
正午を過ぎる頃にはどんどん人が増えていきます。
特に人気銘柄は行列が。
おすすめ冷や三種やお燗三種では、当日ブースには出店していない=別日にでていた酒蔵のお酒も取り扱い。中には純米大吟醸クラスもコイン1枚で出していましたね。
無くなり次第別の銘柄になっているようでしたので、運が良ければあまり見かけないものを飲めるのではないでしょうか。
そのほか、お燗酒については、あらかじめ燗につけたものを魔法瓶のポッドにいれて提供していました。
まぁ上野にある某有名店のスタイル、といえばかっこいいものですが。
しかし、品質管理という面ではそこは別。
お燗酒ってもうちょっとデリケートだと思いますがね。銘柄が固定されず、いろいろ入れ替わるのであれば尚更。
そして、どうしても気になったのがお燗酒ででてきたとあるお酒。
前日のKAN KAN FESで同じ銘柄・同じスペックのものを飲んでいたから、過剰な反応なのかもしれません。
明らかに不自然な酸味、強烈な酢酸の味がしました。
あのお酒はよもや傷んでいたのではないでしょうか・・・。
今回、イベント受付時や、開催中に連動していろいろな試みがなされていました。
●受付時
・若手の夜明けのニュース記事を見たことを示すことでコイン1枚追加
・KAN KAN FESの平杯をみせることでコインを1枚
●開催中
酒蔵のお酒のカードとおちょこを写真撮影し、指定のハッシュタグをつけてTwitterに投稿。
↓
ソフトドリンクを売ってるブースで投稿を見せる
↓
やわらぎ水か酒蔵サイダー貰える
こうみると、全部やるにはなかなかお客側でやることがなかなか多いですね。お客さんの参加型にしつつ、プロモーションになるといえば、運営側としては一石二鳥なのでしょうけども。
そしてこの、開催中のTwitter投稿でもらえる水か酒蔵サイダーについてですが。
お水は120円。
酒蔵サイダー700円。
一瞬見間違いか、とも思いましたが、間違っていないようでした。
これは、どういう根拠での価格設定なのでしょうね?かなり差が大きいですが。
普通にツイート見せて「サイダーでいいですか?」と言ったら、サイダーもらえました。おいしくいただきました。
にしても、なかなかの不思議な光景でした。
販売ブースもチラ見。
今回は特別「これ!」というものはなかったのでスルーしちゃいました。
途中で知り合いがブースの手伝いに入っているカレーもいただきました。
これもまた美味でした。山椒とカレーの組み合わせ、良いですね。
■飲んだお酒リスト
結果、一番感銘を受けたのは福田のスタンダードな2本の飲み比べでした。
■終わりに
やり方が変わり、戸惑う部分もありつつ、こういう日本酒のイベントが賑やかにできることになったことにはありがたさを感じます。
これからまたやり方が変わるのでしょうか。それとも今回の形を踏襲していくのでしょうか。
では。
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