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自転車イベントレポート:GRAND CYCLE TOKYO 2023

GRAND CYCLE TOKYO 2023に参加してきました。
今回はそちらの様子をレポートします。

東京のランドマークであるレインボーブリッジ・東京ゲートブリッジなどを走行できる特別感を味わえるライドイベントです。 ハイアマチュアや自転車愛好家はもちろん、ファミリー層など多くの方が参加できるコースを用意しております。
開催日時
2023年11月23日(木・祝)
午前7:30ごろから順次スタート予定
※スタート時間は変更になる可能性がございます
(スタート予定時間 ロング:午前7:30ごろ、ショート:午前8:30ごろ、ミドル:午前9:20ごろ)
レインボー&ゲートブリッジコース
①レインボーロング 32km
レインボーブリッジコース
②レインボーミドル 19km
③レインボーショート 8km

上記リンクより

以前、このイベントにエントリーした時にも記事にしました。

申し込んだのは9月でした。
ついこの前申し込んだような気もしましたが。
この度、無事に完走してきましたので、その概要をまとめます。

◼️事前準備

以前の記事で自分なりに準備として挙げていたのが以下の項目。

・自転車に乗る時間をなるべく作る
・ボトルを買って、走りながら飲む練習をしておく
・秋冬のサイクルジャージを買う??
・雨の中で乗る練習??

結果、これはどうだったのか。
・自転車に乗る時間をなるべく作る
→まぁ、それなりに。

9月は4回で約218kmほど、10月は4回で約221kmほど、11月は今回のイベントのちょっと前に1回だけで約27kmの走行頻度と距離でした。
9月10月は平均すると1回でだいたい50kmくらいは乗っていることになります。が、11月は月前半まったく乗れていないという。
ただ、10月の走行距離はカスイチによりだいぶ偏っています。

・ボトルを買って、走りながら飲む練習をしておく
→買った、練習した、できるようになった。
自転車用のボトル、というのはこういうやつです。

スポーツをやっている人からするとおなじみかもしれませんね。
500mlサイズのものを手に入れ、普段乗る時にも使うようにし、走りながら飲む仕草(?)も練習してできるようになりました。
ペットボトルとか水筒のようなスクリューの蓋と違って、飲み口をでっぱらせる、しまう、で液体の出し入れを管理できるのはやっぱり楽ですね。乗りながらやる場合は両手塞がっているので、大抵は口(歯)でやるので。
常温か冷たい飲み物の場合はこのボトルで事足りますが、水筒は水筒で「冷たいまま/温かいまま」をキープできるのがいいんですよね。
乗る環境によって使い分けですね。

・秋冬のサイクルジャージを買う??
→買った。
先日やっていた埼玉のサイクルフェスタにて、セール品で揃えました。

利便性や機能性に特化しているのは十分にわかるのですが、どうしても値段が高い。
そして、2023年5月からロードバイクを始めた身としては、秋冬の装備を何も持っていない。
(※ブロンプトンを乗っていた時は、普通に私服を厚着する程度で済ませてしまっていた)
長袖のジャージ、その上に着るためのちょっと裏起毛のような仕様のジャージ、長い丈のビブタイツ、などなどを一式揃えておきました。
元々20−30%割引で、3点以上だとそこからさらに半額、のような販売方式だったので、都合が良かったのです。
今なら言える、本当に買っておいて良かった。
今回のイベントのためでもあり、この冬も自転車ライフを楽しむためには必須でした。なんならもっと早く買っておけば良かった、とも思うくらい。

・雨の中で乗る練習??
→はからずして、することになった。

この初輪行時がそれなりの雨の中で120km超えの走行距離。そして、この時のレインコートやウインドブレーカーのありがたさは身に沁みています。
結果としては今回のイベントは天気は良く、雨の中走るようなことにはなりませんでしたが、気持ちの余裕ができたのは本当によかったです。

◼️イベントスタート前

受付が朝6−7時なので、それに間に合うように家を出発し、自走で向かいます。
基本昼間に走っている人間としては、こんなに暗い中を走ったことはありません。
常備していたライトを灯りとしてちゃんと使ったのも、初めてかもしれません。(自分の存在位置をあらわすために点滅させたりはしていましたが)
やはり時間が時間なので、車は少なかったですね。寒いですが快適ではありました。
祝日ゆえに、百貨店の前で日本国旗を準備している光景を目にするのはなかなかないな、とは思いました。
途中から同じ目的の人を多数みるようになりました。
なぜわかるのかというと、今回のイベント用のゼッケンをみなさんつけているため。
やはり事前につけていきますよね。僕もそうしましたが。
会場近くになると、大名行列のごとく大勢の列ができておりました。会場までの地図も不要で「前の人についていけばOK」という状態でした。
ただ、短時間ではありましたが小雨に降られました。。。

受付会場につくと、大勢の人。

一緒に参加する人との待ち合わせ、トイレ、ライトなどの備品などの最終確認をしていました。
トイレは大行列でしたね…仮設トイレの数も限られていますし、人によってはジャージの脱ぎ着に時間がかかるので、一人一人のトイレ時間が長くなり、結果として待ち時間の長さに直結します。
「ライトは点滅ではなく点灯でお願いします!」というアナウンスをするスタッフさんに導かれ、自転車から降り歩いて押しながら受付へ。
受付、といっても、ゼッケンやライトの有無の確認と、ゼッケンに仕込まれているICチップが反応するセンサーラインのようなものを通過するのみ。
いちいちスマホや財布とか出さなくていいのは楽ですね。
受付後は、各ウェーブ(グループ)ごとにスタートまで待機することになります。

今回は割り当てられた24番へと合流。
徐々に人も集まって、ひとつのウェーブでだいたい40-50人くらいでしょうか。
体感的には7:3くらいの男女比。やはり男性が多いんですね。
受付終わってウェーブに合流が6:45頃でした。
そこからスタートまでただただ待機です。
何せ先頭はまったくみえません。

順番にスタートしててもだいぶかかりそうです。
(何を隠そう、この記事の下書きもこの時間で書いていました)

待機の間、なんとなく周囲を見渡してどんな人がいるのかをみていました。
年齢は様々で、小学生くらいの人から、結構上の年齢までいらっしゃるような印象でした。
また、自転車の種類も様々で、ほとんどはロードバイクですが、ミニベロ(小径車)、いわゆるママチャリ、マウンテンバイク、クロスバイクの方も少なからずいました。
自分も持っているブロンプトンで参加している人も結構いましたね。ミニベロの中では一番多かったのでは無いでしょうか。
カスタムも様々ですね。バック類をつけている方、ミラーをつけている方、もちろんフラットペダルの方もたくさんいました。(自分含め)

そして、自分のロードバイクのメーカーであるコラテックに乗っている人はいるのだろうか、と思い、意識していたのです。
(なにせ普段乗っている時は同じメーカーの人を全然見ないので)

・・・が、この投稿をした直後から、ちらほらと見受けられました。
白と濃い青色のパターンだったり、おそらく自分と近しい兄妹機であろうものの黒だったり。
極め付けは、自分とまったく同じカラーリングのコラテック乗りの人を発見したこと。「…?!、なんで俺の自転車持ってるの?!」と戸惑ってしまいました。(よくよく考えれば、たくさん作られているのですから、そんな珍しくは無いのですが)
参加者の中には、萌えサイクルジャージ、全身タイツ、萌えチャリな人も。
お祭り感満載で緊張がちょっとほぐれました。自分では着たくないですが。

◼️レース中

だいたい1時間くらい待機したところで、列が動き出しました。

ただ、自転車には乗らず、歩いてしばらく進み、スタートラインまで移動します。

コース図

※なお、レース中の写真は撮りませんでした。一時停車して脇によれば撮れるは撮れるようなのですが、人が多いですし、走行の流れもあるので自主的に控えました。
片手での撮影がNGですし、危ないですしね。

最初は公園の中からスタートし、まずはレインボーブリッジへ。
普段は車しか入れないところを悠々と入れること、道路のど真ん中を走ってよい、信号も(動いてるが)無視できるという、非日常感(とちょっとした罪悪感のような感覚)を覚えつつ進みます。
レインボーブリッジの料金場を超えたあたりから傾斜5%ほどの上りがしばらく続きます。
傾斜5%、というのは、レインボーブリッジに限らず、大きな川や幹線道路を越えるような陸橋・河川橋なら割とありますね。
ただ、これだけ上り坂が長く続く、というのは初めての経験かもしれません。
ギヤをこまめに調整してなるべくパワーを節約して進んで行きました。
まだスタートしてすぐですし、スピードも全体的にゆっくりだったので、一人で行き急ぐこともないですしね。
今日初めて知りましたが、レインボーブリッジって、思った以上に横に傾いている(角度がついている)んですね。車だとわからないかもしれませんね。地面が近い自転車ならではからこそ感じることかもしれません、
なんといっても眺めは絶景!お台場を一望する感覚はすばらしかったです。
円を描く道路のあたりの手前で、Uターン。上ってきた道を今度は降ります。
ブレーキをこまめにかけつつ、段差に気をつけつつ対応です。

多くの人が走っているのでハンドサインをみなさん使って情報共有されていました。誰にも強制されていないのですが、お互いがお互いを思って自然発生している様子は素敵ですね。
せっかくなので僕も練習がてら、時々やってみました。意味ややり方を知っていたのですが、いかんせん普段はぼっちなので、使わないのです。

レインボーブリッジを抜けたら今度は海の森トンネルをくくっていきます。
トンネルの中も気兼ねなく道路の真ん中を走れます。これまた不思議な感じ。自転車しか走っていないトンネルだなんて。
ゆるく下りが続き、そして上って地上へ。海の森水上競技場のエイドステーション(休憩所)へと向かいます。

こちらではトイレだけささっと済ませました。お水も配布していただけました。
エイドステーションを出ると、今度は東京ゲートブリッジへ。
遠目で見るとまるで壁のような上りに見えました。が、こちらもギアをきっちり変え、リズムを意識して上っていきます。
上り坂での電動アシスト自転車の速さ、恐るべし。
上りきった先にはこれまた素晴らしい景色。目の前に広がるのは東京湾!

ゲートブリッジをこえると、若洲海浜公園へと入ります。
ここは何度もポタリングで来たことがありますので慣れ親しんだところ。
「自分が走ったことがある場所に、こんなに自転車の人がいる!」なんて、当たり前すぎることに感動してました。
公園の海寄りの場所をくるっとまわり、もと来た道を戻ります。
はい、つまりまたゲートブリッジをこえることになります。知ってた。

復路のゲートブリッジを下るところで、最高速度48km/hを記録。ブレーキかけなかったり、ペダルを漕げばもっとスピードはでたのでしょうが、そこまでする必要もないな、と思い、自重。

再度の海の森トンネルを抜け、お台場に戻ってきました。
最後のゴール地点では和太鼓の演奏でのお出迎え!
達成感につつまれながら無事にゴールしました。マシントラブルも特になしでした。

なお、レース中には、パンクした人と見られる人、はぐれてしまったお連れさんを待つ方、中にはライトを落としてしまっていた人がいました。
自分のフロントライトも、気づけばバッテリー切れしていました。フル充電にしていたのですが…。バッテリーをもうちょっと長いやつにしてもよさそうです。リアライトは割と大丈夫でした。

◼️ゴール後

走り終わった後には参加者専用のスペースに案内されました。
そこで、参加賞の木製のメダル、麦茶をいただきました。

また、キッチンカーでスープの提供があり、3種類のうちどれか一杯が無料でいただけました。
レース後の体に中華風たまごスープはしみました…!!

その後、記念写真を撮ってもらったり、イベントブースをふらふらして、撤収しました。

帰り道、どこの道路がどれくらい交通規制がかかっているかがわからず、ちょっと迷いましたが、これまた同じ目的の人たちを発見し、ついていくことで解決。
自宅まで帰りました。(ゼッケンなどはつけたまま…笑)

◼️終わりに

一言で言えば、お祭り感覚でとても楽しかったです。
自転車だからこそ味わえるあの感覚、あの景色は唯一無二かと思います。
ただ、一人ではちと寂しい…。トイレに行くときなどに協力しあったり、写真を撮ったりしながら走ったりできるなら、もっと楽しいだろうな、とも感じました。(自転車友達、いないけど…)
周囲を見ていると、やはりグループで参加している人が多い印象でした。そういう環境がある人は羨ましいです。

この日は勤労感謝の日。
運営に携わってくれたスタッフさんの勤労にも感謝感謝です。
それでは、今回はここいらで。

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