日本酒イベントレポート:CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLS
CRAFT SAKE WEEK 2023 at ROPPONGI HILLSに参加してきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
有名・実力派・人気な蔵が一挙に勢揃いし、有名人もいらっしゃる、日本酒好きの界隈では認知度がとても高いこのイベント。
六本木で開催するのは4年ぶりなんですね。
イベントそのものの開催は2016年で、僕もこのイベントに最初に参加したのは2017年。
初めて参加した時にはその時はオールスター感に面食らってました。まだ唎酒師も取得していない時でした。
昨年2022年も3日間だけ開催されていましたが、ちょうど台風が接近していて大荒れの天気でした。そのため、結局いきませんでした。
今年は10日間の開催。
そしてその日その日でテーマごとに全て蔵が変わるという設定は、このイベントからほかのイベントに派生していったような印象があります。
■現地の様子、雰囲気
六本木駅から会場まで向かいます。
このイベントに来なければ、六本木ヒルズのここの広場には無縁でした。
ここの場所そのものが、“CRAFT SAKE WEEK”感を思い出させます。
スターターキットは3600円でグラス+コイン11枚。
渡されたグラスにちょっとびっくり。
クラックガラスっぽい加工がなされたデザインです。
かつ、飲み口は薄め、器そのものも軽い。
容量は60ml、表面張力ぐらいそそぐと70ml近くでしょうか。
このグラスだけで結構いいお値段しそうです。
コインのレートを考えると1枚あたり約330円。300円に消費税、という感じ。
各お酒にコインの枚数が設定され、コインと交換制になっています。
このあたりはこれまでのシステムと同様ですね。
お酒ブースにいくほか、スタッフさんが酒瓶を持って練り歩いており、その場でもらうこともできます。
僕がよく読んでいかなかったのが悪いのですが、会場内には飲食物の持ち込みは禁止とのこと。
それは水も例外ではありません。
かねがね日本酒のイベントにいく時には自分で水を持っていき、悪酔い防止・口の中のリセット・休憩を兼ねて飲むのが習慣になっていました。
今回、カバンからペットボトルを取り出した矢先にスタッフさんに注意が入った時にはやや動揺してしまいました。
見たところ、周囲にも自身でお水を持ってこられている方がちらほら。
これを今後、一人一人全部注意するのでしょうか?
土日などはかなり混雑が予想されそうです。なかなか大変そうですが・・・。
なお、会場内のお水はコイン3枚、炭酸水はコイン2枚、お茶は2枚。
今後行かれる方は、このあたりも考慮してまわった方がよさそうですね。
スタッフ募集の案内も来たのですが、今回は都合が合わず断念しました。
■飲んだお酒リスト
この日は初日のAWA SAKEの日。
ただ、泡の日本酒を心ゆくまで飲むにはスターターキットの11枚ではとてもじゃないですが足りませんでした。
今回は雰囲気を見られればよかったので、11枚を使い切れるよう計算して選択。七田で4枚、菊泉で4枚、陸奥八仙で3枚でした。
■終わりに
このイベントに出展した蔵は、出展したということがまた一つ評価になり、箔が付くのでしょうね。なんだか、まるで一つの登竜門のようなポジションなイベントになったのでしょうか。
しかしながら、これだけの蔵が集まり、中には希少なスペックなものも!
行かれる方は、六本木という一等地の中で日本酒を飲む、その雰囲気を楽しんでください!
ではでは。