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マニラ→バンコク→チェンマイ 9日間放浪記②
2日目
窓の外は大雨だった。
宿泊していたザミニ スイーツ イートンタワー マカティ
安宿ホテルには珍しくトレーニングジムとプールが付いていたので、プールは生憎の大雨で使用不可となっていたため、朝からジムへ向かうと係員からサンダルでジムに入らないでと説教されたので、私は急いで部屋へ戻りスニーカーに履き替え出直した。
しばらくしてから、H君もまた寝起きの顔にスリッパで、ジムへとやってきたので。
私はすかさず、「ジムにサンダルで来るな!今すぐ顔を洗って出直してこい!」と説教した。
チェックアウトを済ませてGrabへ乗り込み悪天候の中、次に向かった先は、
オカダマニラだ!(カジノ🎰)
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当社グループが運営するオカダ・マニラは、フィリピンの首都マニラに位置し、エキサイティングなカジノとエンターテインメントを体験できるアジア最大級の統合型リゾート(IR)施設です。
マニラだけでなくアジアでも類を見ないユニークなナイトクラブやビーチクラブを有する全天候ドーム型施設「Cove Manila」、施設のシンボルともいえるマルチカラー噴水「ザ・ファウンテン」では、ドバイやラスベガスの世界的に有名な噴水にも引けを取らない感動的で華やかなショーを開催しています。
オカダ・マニラではフィリピンで最も大きく豪華なカジノフロアを擁しています。
ゲームの興奮とスリルを味わった後には、リッチで快適なデラックスルーム、ヴィラ、スイートルームでくつろぐことができます。
さらに、オカダ・マニラのレストランが提供する世界各国の多彩な料理をご堪能いただけます。
朝から何も食べていなかったので、まず腹ごしらえとして、オカダマニラの施設内にあるフィリピンの国民的人気No.1ファーストフードである
ジョリビー(Jollibee)へ向かった。
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はじめましてのジョリビーは正直そこまで期待はしていなかったが、見た目以上に味は美味しく
特にチキンはマクドナルドやケンタッキーよりも美味しいと感じた。
さすが、フィリピンではマクドナルドの数よりも圧倒的にジョリビーの店舗数が多く他のファストフード店が流行らない事がよく分かった。
フィリピンに行かれる際は、一度は食べていただきたい国民的料理だ。
そして、次にカジノ軍資金を調達すべく昨日できなかったオカダマニラ内にある両替所へ向かった。
クロークに重たい荷物を預け、いざカジノ内へは足を踏み入れようとすると、H君は、係員から「タンクトップでは、カジノ内へ入れないので、着替えてきてください。」と、本日二度目となる説教を喰らっていた、タンクトップの上からTシャツを着るため、クロークへ再度戻って行ってた。
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私は先にカジノ内を散策しヨーロピアンルーレットに座った。始めは少額ながらコツコツと勝ちを重ね、気が付くと2倍程に増えていたが、4回連続でルーレットで赤が続き、負けが込んできており5回連続で確率的に赤はもう来ないだろうと、残りの金額を全て黒にベットした...
結果は、予想に反して、またもや赤だ!5回連続で赤にボールは止まった。
ルーレットを初めて一時間程度で両替したカジノ軍資金を全て失い、またしても0ペソとなった。
H君もまた、現地人のカモとなっており、短時間で2人は合わせて23万円も溶かしていた。改めてギャンブルの怖さを思い知った2人であった。
オカダマニラはニノイ・アキナ国際空港から非常に近く、館内は非常に芸術的で装飾等美しく、噴水ショーなどもあるのでカジノに興味が無い方や家族ずれでもおすすめできる観光スポットだ!
タクシーの運転手が言っていたのだが、オカダマニラ周辺は、現在進行形で新たなカジノ、ホテルの建設ラッシュで将来的に海が近いことから、ビーチリゾートの開業を国を挙げて進めているそうだ。
オカダマニラのカジノで溶かし意気消沈した2人は次なる目的地タイのバンコクへ向かうべく、ニノイ・アキナ国際空港へ向かった。
出国手続きを済ませ、人込みを避けるため搭乗口から少し離れた位置に座り、スマホを触りながら館内アナウンスで慌てて走っていく乗客を2人で嘲笑いながら搭乗時間を待っていた。
しかし、搭乗時間になっても飛行機は現れず、どうやら前の便が何らかのトラブルで遅れているようだ、しばらくしても一向に飛行機は現れず私は、H君に荷物を見てもらい、搭乗券だけ持ち搭乗口にいる係員のもとへ向かうと、係員は、「こちらの便は、トラブルで向こうの搭乗口に変更になっている。」と向こうを指さした。
急いでH君を呼び変更になった搭乗口で係員に搭乗券を渡すと、係員は、一言「オーマイガー!」とつぶやき、窓の外を指さした。
本来2人が乗るはずの飛行機は滑走路で今にも、どんよりとした雨雲の中へ飛び立とうとしていた...
一足遅かった、間に合わなかった。その瞬間、握りしめた航空券が無意味なただの紙切れであることに気づき、頭の中は真っ白になった。
人生で初めて飛行機に乗ることなく搭乗券を持ったまま空港の外へと出た。
残っていた最後の一本の煙草に火を付け、この後、どうするかすっかりと暗くなった空を見上げながら静かに考えていた。
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後から見返すとカメラのピントも合っていない
バンコク行、12時間後で2万円のエアアジアか5時間後の深夜便で5.5万円のセブパシフィック航空で悩んだ挙句2人ともここに12時間も居たくない1秒でも早くタイバンコクへ行こうと意見が一致し、深夜便のセブパシフィック航空に決めた。
カジノでの負け金と合わせるとかなりの痛手を負うこととなった。
その後、今までほとんど寝ておらず不眠不休も相まってか明らかに2人の言葉数は減っていた。残りのペソを全てかき集めて空港内で簡単な食時を取り、二度目の搭乗手続きを慣れた手つきで済ませ先ほどの反省を生かし搭乗口の最前列で飛行機を待った。
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3日目、朝方タイ バンコク スワンナプーム国際空港にいた。
やっとの思いでバンコクのスワンナプーム国際空港へ降り立った2人はまず
空港でsimカードを入れ替え
空港の地下にある、エアポートレールリンクに乗りラチャプラーロップ駅で下車しそこから徒歩15分程度で汚く臭い死の川の先に
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SUPER RICH THAILAND
スーパーリッチタイランドがある。
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スーパーリッチタイランドは換金レートが非常に良く、いつも店内は人で溢れて並んでいる。そこで、タイバーツへ換金し
近くにあり朝からやっている、タイマッサージ店Love massageで足がパンパンだったのでフットマッサージを受け、足取りが軽くった。60分1000円程度だったと思う。
アロフト・バンコクホテルへチェックイン時間よりもだいぶ早くに荷物を預けるだけでもとダメ元で行ってみると、非常に接客もよく意外とあっさりと部屋に案内してくれた。
その後は、プールに入り部屋で仮眠し気が付くと当たりはすっかりと暗くなっていた。
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その日の夕食は、プロンポン駅前にある、日本人からとても人気のある
イムちゃんでトムヤムクン、パッタイ、チャーハンにおつまみ、シンハービールでタイ料理を楽しんだ。
イムちゃんは、すべて写真付きで日本語メニューがあり注文しやすく、タイ料理のメニューで無いものが無いというほど品揃えが豊富でリーズナブル、どれを頼んでも外れはなく日本の居酒屋のようなアットホームな店内だ。
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イムちゃんで腹ごしらえが済むと、その後は、プロンポン駅から歩いて15分程度で着くアソーク駅前のソイ・カウボーイとさらにそこから歩いて15分程の距離にあるナナ駅近くのナナプラザでゴーゴーバーで有名なタイの歓楽街を散策し楽しんだ。
ナナプラザへ行く際は、荷物チェックがあるためドリンクは持って入れない、あと身分確認があるためパスポートを忘れず持参しておこう。
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つづく