ドライブインカリフォルニア観ました
千秋楽の日に、夫と二人で『ドライブインカリフォルニア』を観にいった。
夫は、演劇を観るのが初めてらしく、
これが初めてなんて正直羨ましい。。
冒頭のシーン。
今日も死にたくならなかった?って確認する場面から物語が始まる。
身内にうつが多い(夫含め)ので、妙にリアリティーを感じてしまった。
側から見ればおかしな会話だけど
何度でも確認したくなる気持ち、狂おしいくらいにわかる。
サケロックのCDの帯に、
うっかり死んでしまっても大丈夫、あの世で楽しく踊れます
と書いてあったのを思い出す。
劇場で購入した本のあとがきに、知床遊覧船事故の社長のくだりが出てきた。
思い出した。
この舞台の公演を知ったのは知床遊覧船の引き上げの生中継のニュース、の続きでやってた番組だった。宣伝で出演者の方々が出てて、ココイチのトッピングランキングを当てていた。
死ぬときって、みんな案外『うっかり』死んじゃった、ってう感じなのかも知れない。どんな死に方でも。
うっかり死んでしまっても大丈夫だよ、という優しい物語だった。