【営業の極意】なぜ営業できる人が人生で得をするのか?
こんにちは、営業コンサルタントのダイキです。
今回は「なぜ営業できる人が人生で得をするのか」について、私の考えをお話しします。
結論から言うと、営業スキルは「人を動かす力」そのものだからです。
営業というと、製品やサービスを売り込むイメージがありますよね。確かにそれも営業の一面です。でも、本質的な営業スキルとは「人の心を動かし、行動を促す力」なんです。
これは営業の場面だけでなく、人生のあらゆる場面で役立ちます。
例えば:
昇進や転職の面接
新しいプロジェクトの立ち上げ
恋愛や結婚
子育て
地域活動やボランティア
これらの場面で、自分の考えを相手に理解してもらい、行動を起こしてもらう必要がありますよね。つまり、営業スキルが生きてくるわけです。
では、なぜ営業スキルが「人を動かす力」になるのでしょうか?
それは、優れた営業パーソンが持つ以下の能力が、人を動かす上で極めて重要だからです:
相手の立場に立って考える力
ニーズを見抜く力
価値を伝える力
信頼関係を築く力
粘り強くフォローする力
これらの能力は、単に物を売るだけでなく、アイデアを売る、自分自身を売る、といったあらゆる場面で活きてきます。
例えば、私の友人に山田という男がいます。彼は営業の達人で、どんな相手でも心を掴むのが上手い。
ある日、山田が勤める会社で新規プロジェクトの企画募集がありました。多くの社員が応募する中、山田の企画が採用されたんです。
なぜ山田の企画が選ばれたのか?それは彼の「営業力」にありました。
相手の立場に立って考える力:
山田は経営陣の悩みや課題を徹底的にリサーチしました。「会社が本当に必要としているものは何か」を考え抜いたんです。ニーズを見抜く力:
リサーチを通じて、会社が新規顧客の獲得に苦戦していることを見抜きました。価値を伝える力:
プレゼンでは、自分の企画がいかに新規顧客獲得に貢献するかを、具体的な数字を使って説明しました。信頼関係を築く力:
普段から経営陣とコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていました。そのため、プレゼンの場でも好意的に聞いてもらえました。粘り強くフォローする力:
プレゼン後も経営陣に積極的にアプローチし、質問に丁寧に答え、企画の実現可能性を示し続けました。
結果、山田の企画は採用され、彼は新規プロジェクトのリーダーに抜擢されたのです。
このように、営業スキルは単に「物を売る」だけでなく、自分のアイデアや能力を売り込み、キャリアを切り開く力にもなるんです。
さらに、営業スキルは私生活でも大いに役立ちます。
例えば、子育て。子どもに「勉強しなさい」と言っても聞いてくれないことってありますよね。でも、営業スキルを使えば状況は変わります。
相手の立場に立って考える:
子どもはなぜ勉強したくないのか、その気持ちを理解する。ニーズを見抜く:
子どもが本当にやりたいこと、興味があることは何かを探る。価値を伝える:
勉強することで、子どもの「やりたいこと」がどう実現できるかを説明する。信頼関係を築く:
日頃から子どもとコミュニケーションを取り、信頼関係を築く。粘り強くフォローする:
一度や二度で諦めず、継続的に声かけや支援を行う。
このアプローチを取れば、子どもの勉強に対する姿勢が変わる可能性は格段に高まります。
このように、営業スキルは人生のあらゆる場面で活きてくるんです。だからこそ、営業できる人は人生で得をするんですね。
では、どうすれば営業スキルを身につけられるのか?
相手の立場に立って考える訓練をする
人々のニーズや悩みに敏感になる
自分の考えや提案を分かりやすく伝える練習をする
様々な人とコミュニケーションを取り、信頼関係を築く経験を積む
失敗してもめげずに粘り強く取り組む姿勢を持つ
これらを意識して日々の生活や仕事に取り組めば、自然と営業スキルは身についていきます。
営業スキルは、決して特別な人だけのものではありません。誰でも努力次第で身につけられるんです。
そして、このスキルを身につければ、あなたの人生はきっと大きく変わるはずです。仕事で成果を上げ、人間関係を円滑にし、自分の夢や目標を実現する力が手に入るんですから。
今日からでも、意識的に「営業」の視点を持って行動してみてください。きっと新しい発見があるはずです。
最後に、こんな言葉を紹介して終わりたいと思います。
「人生最大の営業は、自分自身を売り込むことだ」
あなたという「商品」の価値を最大限に引き出し、世の中に売り込んでいく。そんな人生を送れれば、きっと充実した日々になるはずです。
では、また次回のメルマガでお会いしましょう!
営業コンサルタント ダイキ