裁判もしてないのに社会的な立場を奪える世の中
松本人志氏が週刊文春への訴訟を取り下げたそうですね。
この件について個人的にはそもそも不同意性交罪で訴えられたわけでもないのに、週刊誌の記事一枚で松本人志氏に罪があると断定して制裁を加えるのっていかがなものか?と思います。
SNSと週刊誌の相性が良すぎるのか、司法を超えて週刊誌が善悪を決めて裁きを下す最高権力者になっているのって冷静に考えておかしくないでしょうか?
週刊誌がターゲットに定めた相手はろくに弁明の機会も与えられず、ネットで袋叩きにあってその炎上が波及することを恐れたスポンサーが一気に手を引き仕事を失ってしまいます。
週刊誌の記事が100%正確ならいいでしょう。ですが彼らはネットが炎上するように平気で描写を盛ったり嘘をついたりします。
例えば俺の子を産めや!と松本人志氏が本当に言ったのかは当人たちにしかわからないですが、週刊誌が記事にしたらそれが真実のようになってしまいます。
週刊誌は自分の好きなように印象操作して人を引きずり下ろすことができるSNS時代の覇者ですが、そんな時代の最大権力者とテレビの覇者である松本人志氏が、週刊誌とのこのまま全面戦争を繰り広げるのを個人的には見てみたかったのが正直なところです。ま、普通に敗色濃厚なので松本人志氏が逃げただけでしょうが。